ドイツ西部ゲルゼンキルヘン(Gelsenkirchen)の火力発電所の冷却塔(2012年1月16日撮影)。(c)AFP/PATRIK STOLLARZ 【6月11日 AFP】地球の気温上昇は、産業革命以前と比べて「2度以内」に抑えることが目標となっているが、国際エネルギー機関(International Energy Agency、IEA)は10日、温暖化がこのままのペースで進めば目標の2倍以上の温度上昇につながる恐れがあると警告する報告書を発表した。 IEAのマリア・ファンデルフーフェン(Maria van der Hoeven)事務局長は声明の中で、「この報告書は、私たちが現状を変えなければ地球の気温が3.6度から5.3度上昇する可能性が高いことを示している」と指摘した。 2010年に南アフリカのダーバン(Durban)で開催された国連気候変動枠組み条約(UN Framework Co
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