はじめに プログラミング技術の歴史は、ありとあらゆる歴史がそうであるように、いろんな「史観」で眺めることができます。ならば、プログラミング技術の歴史を、「エラーハンドリングとの戦い」という視点から見ることもできるのではないでしょうか。本日は、エラーハンドリングとの戦いの歴史を俯瞰することで、エラーハンドリングの勘所について考えていこうと思います。 なお、このエントリはNDSという勉強会の第41回で発表した内容と同一です。 Cの時代 Cの時代のエラーハンドリングでは、関数の返り値と、グローバル変数errnoを見ることで処理が成功したか失敗したかを見るのが一般的でした。 例として、文字列をlongに変換するstrtol関数をmanで引いてみましょう。すると、だいたい以下のようなことが書かれています。 変換に失敗すると、0を返す 変換に失敗した場合、グローバルな変数であるerrnoに以下の定数を
なんか型クラスとか言うと型の怖いひとたちが怖い話をワイワイしてるイメージがありますよね。わたしはあります。「で、それって何がうれしいのよ」とか、そういう話はあまりされていないような印象がありますね(あくまで印象です)。その上 "Scala の implicit parameter は型クラスの一種" とか言われると「暗黙的な引数がなんで型クラスの一種なんや!!!意味がわからん!!!!」となります。わたしはなりました。 というわけでそのへんについて勉強したので書きます。 そもそも型クラスってなんや Haskellとかにあるやつですね。アドホック多相を実現するもの、らしいです。すごい、いきなり意味がわからない。 というわけで、まずは「アドホック多相ってなんなの」という話からして行きます。 さて、まずは「多相」から行きましょう。この文脈で言う多相とは、簡単に言えば「引数にいろんな型を取れる」とい
女性がプログラミングを学ぶイベント「Rails Girls Shiojiri」が、3月6日(金)と7日(土)の2日間、長野県塩尻市で開催された。 フィンランド生まれの「Rails Girls」 「Rails Girls」は、女性を対象としたプログラミングを学ぶワークショップ型のイベント。参加者の多くはプログラミング初心者で、ワークショップを通じて「Ruby」と「Ruby on Rails」でのプログラミングを学びながら、自身のアイデアをWebアプリケーションとして実装する。2010年に北欧のフィンランド・ヘルシンキでスタートしたこのイベントは、いまや世界中の227都市で開催されている。ワークショップへの参加者が延べ1万人以上にのぼる、とても人気のあるイベントだ。塩尻で開催された3月7日は、フィンランド、ブルガリア、オーストラリアの各都市でも開催が予定されていて、「Rails Girls」が
Semantic Versioning 2.0.0 Summary Given a version number MAJOR.MINOR.PATCH, increment the: MAJOR version when you make incompatible API changes MINOR version when you add functionality in a backward compatible manner PATCH version when you make backward compatible bug fixes Additional labels for pre-release and build metadata are available as extensions to the MAJOR.MINOR.PATCH format. Introductio
「流行りの Chat Ops に隷属させられているチャット bot たちよ集え! おみくじ、雑談……まるで実務には役に立たないが粋な仕事をこなしてくれる bot たちの知られざる実態を紹介しあいます。」という主旨の会が行われ、Qiitanについて発表させてもらいました。非常にコンテキストの共有が難しいテーマの中、うまく意思疎通できたかどうかは分かりませんが、何か得るものがあったならば幸いです。Rubotyについての話もできると良かったですが、また機会があればそのうちどこかで話したいと思います。 発表で紹介したリンク http://github.com/r7kamura http://qiita.com/r7kamura r7kamura/ruboty r7kamura/ruboty-alias r7kamura/ruboty-cron r7kamura/ruboty-google_cale
ruboty-cronを利用して、Rubotyに定期的に何かしてもらう方法について説明します。例えば、毎朝ミーティングの時間に通知してもらったり、今日の予定をGoogle Calendarから教えてもらったり、twitterでエゴサーチした結果を発言してもらったり、定期的にサーバの疎通確認をしたり、という用途が考えられます。 ruboty-cron ruboty-cronは、予め登録しておいたメッセージを定期的に受け取っているように認識してもらうためのプラグインです。日時はCrontab形式で指定できます。対応しているCrontab形式は具体的には以下のような書式で、* , - / などの拡張形式にも対応しています。1 * * * * * T T T T T | | | | `- wday --- 0 .. 6 (0 = Sunday) | | | `--- month -- 1 .. 1
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