2007年に翻訳版が発売され、日本のヒップホップ・シーンでも大きな話題となった書籍『ヒップホップ・ジェネレーション』が、新装版となり9月16日に発売された。 ヒップホップの成り立ちと時代ごとの変遷を、さまざまな問題を抱えるアメリカ社会との関わりとともに、丹念かつドラマチックに描いた本書は、ライムスター・宇多丸氏も「絶対に読んでおくべき決定的な一冊!」と絶賛していた。約10年近い歳月を経て、日本を含めて世界中のヒップホップシーンが変化した中、改めて本書を手に取ったとき、そこにはどんな価値が見出せるのだろうか。リアルサウンドでは、本書に推薦文を寄せている宇多丸氏本人にインタビュー。本書の意義について掘り下げた前編(http://realsound.jp/2016/09/post-9368.html)に続き、後編では日本のヒップホップ史を見つめ直すとともに、ヒップホップ批評のあり方について考察す
2007年に翻訳版が発売され、日本のヒップホップ・シーンでも大きな話題となった書籍『ヒップホップ・ジェネレーション』が、新装版となり9月16日に発売された。 ヒップホップの成り立ちと時代ごとの変遷を、さまざまな問題を抱えるアメリカ社会との関わりとともに、丹念かつドラマチックに描いた本書は、ライムスター・宇多丸氏も「絶対に読んでおくべき決定的な一冊!」と絶賛していた。約10年近い歳月を経て、日本を含めて世界中のヒップホップシーンが変化した中、改めて本書を手に取ったとき、そこにはどんな価値が見出せるのだろうか。リアルサウンドでは、本書に推薦文を寄せている宇多丸氏本人にインタビューを実施。前編では、本書を再読して感じたことや、この10年でヒップホップシーンがどのように変容したかについて、じっくりと語ってもらった。聞き手は、音楽ライターの磯部涼。(編集部) 宇多丸「サウス・ブロンクスの荒廃を、50
8月10日の昼下がり、原宿の整体院『H』に現れたのはラフなファッションの男性。漫画家の浦沢直樹だ。座り仕事で固まってしまった身体をほぐしにきたのだろう。 「『BILLY BAT』の連載が終わった時期ですね。9年間も続いていましたから、疲れもたまっていたんでしょう」(コミック誌編集者) 施術を終えると浦沢は近くのスポーツショップへ。しばらくすると黒髪の女性が現れ、慣れた様子で彼のカバンを持つ。 すると浦沢は、空いた両手でメガネをはずしてニットキャップをかぶって変装をした。 人目をはばかる理由があるのだろうか。ふたりはスープカレー店『S』に入って遅めのランチ。この日は別々に帰っていったが、浦沢に関して昨年末ごろから奇怪な噂がささやかれていた。 「頻繁に同じ女性と会っているのを見かけたというんです。もちろん奥さんではなく、出版業界の人間だという話でした」(別のコミック誌編集者) 浦沢は
先日、NHKの番組で紹介された貧困家庭の女子高生に対し、「やらせ/捏造だ」とする騒ぎがネットで発生し、この騒動に乗っかったメディア「ビジネスジャーナル」がNHKの報道を「捏造」と指摘するような記事を掲載。結局は捏造が事実かどうかも不明確な状態で無責任な内容の記事を発信し、さらに記事中に載せたNHKからの回答が架空のものであり、その記事自体が「捏造」だったことが判明して、後日謝罪する事態に発展しました。 この記事では件の女子高生の騒動そのものについてはことさらに言及しませんが、「ビジネスジャーナル」の行動も、それに同調するタイプのネットの反応も、さらに便乗してきた某議員の振る舞いも、極めて思慮が浅く愚かしいものだと考えています。 ネットでのネガティブな反応がここまで沸き上がった背景には、「ビジネスジャーナル」のように企業が運営するメディアの暴走もさることながら、数々の「まとめブログ」が扇情的
シリコンバレーのサムライ・ウルフが、イノベーションについてつぶやきます。(時々吠えることもあります。) 日本の著名なゲーム企業、任天堂、ディーエヌエー、ミクシーの共通点は何か?それは、ピボットして大成功した会社だということだ。ピボット(Pivot)とは、事業を根本的に「転換」することである。 任天堂はトランプのメーカーだったが、家庭用ゲーム市場を開拓して大化けした。ディーエヌエーは、ネットオークションで苦労が続いたが途中で携帯ゲームを開発し爆発的な成長をした。ミクシイは、元々はネット求人広告の会社だったが、SNSを始めてブレークした。その事業もフェースブックに押され存続の危機となったが、スマホゲームで見事に復活した。 自社が計画した事業が順調に成長すればピボットをする必要はない。最初に手がけた事業が全力を尽くしてもダメだった時、今の事業に未来はないと素直に認め、次の事業に果敢に挑戦する。そ
今年の9月は『JAZZ THE NEW CHAPTER』が示したようなジャズの新潮流を象徴する傑作が続々とリリースされた“当たり月”だった。今や時代の寵児となったロバート・グラスパーのエクスペリメント名義での新作、そのエクスペリメントのベーシストであるデリック・ホッジのソロ作、そしてホセ・ジェイムスの片腕としてNYで活躍する黒田卓也のソロ作が、相次いで届けられたのだ。いずれも、それぞれの過去のキャリアを更新せんとする意欲作であり、ジャズという音楽が新たな局面を迎えていることを印象付けられた。 そんな9月に、ここ日本から彼らに対する回答とでも言うべきアルバム『Sphere』をリリースし、鮮烈な登場を飾ったのが、“エクスペリメンタル・ソウル・バンド”(資料より)、WONKである。 『Sphere』を一聴してまず驚いたのが、世界中で同時多発的に起こっているブラック・ミュージックの新たな胎動と完全
『はねるのトびら IV』/フジテレビ お笑いトリオ「ロバート」が再ブレークしている。秋山竜次はNTTドコモのCMで堤真一や高畑充希と共演、またサントリーのノンアルコールチューハイ「のんある気分」のCMでは広末涼子の前に現れる池の神様を好演。さらに、架空のウエディングプランナーやジュエリーデザイナーになりきる「憑依芸」も話題を呼んでいる。 馬場裕之は昔からの趣味である料理に、ようやくスポットがあたり、タレントの才能を査定する人気バラエティ番組『プレバト!!』(TBS系)では「芸能界の盛り付け王」として君臨。 「馬場はお笑いライブだと1人では5分ももたないのに、先日宮城で行われた料理イベントでは1人で1時間20分もの間、料理をしながら観客を沸かせていました。また日本最大の料理レシピサービス『クックパッド』にも、彼の料理を特集したコンテンツページがあるほど。主婦ウケ抜群です」(芸能ライター) ロ
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。 蘋果日報が、IHS Markitのディスプレイサプライチェーン担当アナリストJason Hsu氏は、AppleのMacBook Air (13-inch)用液晶パネル供給メーカーとして、初めて中国企業のBOE Technologyが加わることになったと報告していると伝えています。 これまでは、韓国企業のSAMSUNG、LG Displayから供給を受けていましたが、SAMSUNGのビジネスモデル再編による影響を回避する目的で、初めて中国製パネルを採用することになったようです。
Google が Android の公式 Facebook ページで「Kon’nichiwa」と言いいながら何かのティザーを行っています。Google は金閣寺を背景にドロイド君を撮影した写真を公開しながら、「Kon’nichiwa, fall. Can you guess where we are?(我々がどこにいるのか分かりますか?)」とユーザーに質問を投げかけています。居場所は背景に金閣寺が写っているので京都と思われますが、わざわざこんな投稿をして、何を予告しているのでしょうか?金閣寺の「金」と絡めて、今秋にも国内で開始されると言われているモバイル決済サービス「Android Pay」の正式発表を予告しているのでしょうか?Source : Facebook
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大みそかに行われる「NHK紅白歌合戦」で意外な“大物”が「初出場を果たすのでは」とささやかれている。漫才師のオール巨人(64)だ。 オール阪神と組む「オール阪神・巨人」は長年にわたって、漫才界のトップランナーとして君臨。その実力は“お笑い界のカリスマ”といわれる「ダウンタウン」松本人志(53)も尊敬の念を抱いているほどだ。 本業の漫才は今年も絶好調だ。3月に文化庁主催の「芸術選奨」大衆芸能部門で文部科学大臣賞を受賞。さらに5月には、史上最多の4度目となる上方漫才大賞を受賞する活躍を見せた。 その巨人は今年、歌手としても活躍している。5月18日にリリースした「男の子守唄」は、オリコンデイリーランキングの演歌・歌謡曲部門で、初登場2位となるなど、ヒット曲となった。 人気の秘密は、NHK第一で毎日放送されるラジオ番組「ラジオ深夜便」(午後11時15分~午前5時)で、4月から6月までの「深夜便のう
ニンテンドー3DSを使った物理の公開授業の様子 大阪府立泉尾(いずお)高等学校(大阪市大正区)で4日、ニンテンドー3DSを使った物理の公開授業が行われた。音波の性質について学ぶ2年生の授業で、教諭の森井辰典さんの指導のもと、15人の生徒が1人1台ずつ、ニンテンドー3DSで動作する波形測定器「オシロスコープ」のソフトを操作した。生徒達は声を発したり、音叉(おんさ)を鳴らしたりして、画面上で変化する音波の形を観察した。 最初に「大きさ」「高さ」「音色」という音の三要素について説明し、その後実際に音叉を鳴らしてニンテンドー3DSのマイクに近づけると、画面に波の形(正弦波)が表示された。続いて大きさの異なる複数の音叉を用意し、大きな音叉と小さな音叉では、音の高さや波形はどのように変わるかを実験し、波形が声によって変化する状況を観察した。さらに2台のニンテンドー3DSの内蔵音源を同時に鳴らし、波形
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“鈴木慶一とムーンライダース”名義のアルバム『火の玉ボーイ』が発売40周年を記念して『火の玉ボーイ〜40周年記念デラックス・エディション』として再登場。新宿ロフト・オープン3日目の秘蔵ライヴ音源(1976年10月3日)を収録した2CD初回限定盤(三方背BOX仕様+メモリアル・ブックレット)が12月7日に発売されます。リリース元はワーナーミュージック・ジャパン。 以下、プレスリリースより 1976年、“鈴木慶一とムーンライダース”名義のアルバム『火の玉ボーイ』でデビュー以来、常に新しいサウンドとテクノロジーを導入して先鋭的な作品を発表し続けてきた“ムーンライダーズ”。2011年に無期限の活動を休止を発表したが、ドラムスのかしぶち哲郎の逝去、またヴァイオリン担当の武川雅寛が大病から生還するなどを経て、40周年の今年2016年に、長年のファンへの感謝を込めた期間限定の「活動休止の休止」を宣言。1
これは彼が代表取締役を務める殺害塩化ビニールがアナウンスしたもの。ここでは病状などの詳細について「プライバシーに関する事ですので、お答えは控えさせて頂きます」と説明している。これを受けて、今後予定されていたライブや「666」の試合への彼の出演はキャンセルとなる。 ザ・クレイジーSKBはインディーズレーベル・殺害塩化ビニールの代表取締役にして、暗黒プロレス団体「666」のプロレスラーであり、猛毒、QP-CRAZY、恐悪狂人団、ハイテクノロジー・スーサイドなどのバンドでフロントマンを務めている。2014年10月には彼の半生をまとめた書籍「狂人白書 ザ・クレイジーSKB&殺害塩化ビニール伝説」が発売されている。
彼らにとって初の7inchシングルのリリースとなる本作。「針の山」「りんごの泪」の2曲は1990年に発表したメジャーデビューアルバム「人間失格」に収録された。このうち「針の山」はイギリスのハードロックバンド、Budgieの楽曲「Breadfan」のカバーにあたる。 人間椅子「針の山 / りんごの泪」収録曲SIDE A01. 針の山 SIDE B01. りんごの泪
東京ゲームショウ2016の会場内で、グラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏にHDリマスター版『シルバー事件』についてインタビューすることができた。このインタビューの前日は「シルバー事件パーティー」があり、そこではHDリマスター版『シルバー事件』の発売日、価格が発表されたばかり。 前回のインタビューでは、海外展開の意気込み、HDリマスター版の変更点、須田氏にとっての物語やテキストの原体験、インディーとは何かを聞くことができたが、今回のインタビューではより踏み込んだ内容に。アドベンチャーゲームという観点で、ヒューマン時代から『シルバー事件』までをより具体的に聞いてみた。 アドベンチャーゲームとの出会い ――『シルバー事件』はアドベンチャーゲームです。須田さんとアドベンチャーゲームの出会いは? 須田氏: ファミリーコンピュータの『ポートピア連続殺人事件』ですね。「ポートピア」という言葉と「
グラスホッパー・マニファクチュアは、7月9日・10日に京都で開催されたインディーゲームの祭典BitSummit 4thにHDリマスター版『シルバー事件』をプレイアブル出展した。『シルバー事件』は1999年にPlayStationでリリースされたアドベンチャーゲーム。架空国家「カントウ」によって設立された特別自治区「24区」を舞台とし、20年前に政府の要人が次々と暗殺された「シルバー事件」の犯人「ウエハラカムイ」を追う物語と、それに付随する数々の難解な事件が、複数の視点で描かれる。 『シルバー事件』はその重厚な作品性から国内に多くのファンを生んでおり、17年の時を経て、ワールドワイドでHDリマスター版としてリリースされることとなった。今回は『シルバー事件』のディレクターである須田剛一氏に、原作とHDリマスター版への想いやインディーゲームに対する考えなどをうかがった。 海外展開への思いは強い
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