長崎県五島列島沖の海底調査で特定された伊58潜水艦の潜望鏡部分。漁業用の網がかかっていた=一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会提供 長崎県・五島列島沖に処分された旧日本海軍の潜水艦「伊58」を特定する調査を実施していた一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会(北九州市)は7日、伊58など計8隻の艦名を特定し、文献通り海底に24隻が沈んでいることを確認したと東京都内で発表した。伊58は終戦間際、広島に投下された原爆の部品をテニアン島に運搬した米海軍の重巡洋艦「インディアナポリス」を魚雷で撃沈したことで知られる。今後は三次元の映像をインターネット上で再現し、一般公開することを目指す。 連合国軍総司令部(GHQ)が1946年4月に潜水艦24隻を処分したとの記録があり、今年5月と8月、五島列島沖南約30キロの水深約200メートルの海底で調査した。伊58は北緯32度34分、東経129度14分に艦尾を上に
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