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ブックマーク / hirotomi.cocolog-nifty.com (12)

  • 馬場に倒れた兄妹: 競馬サロン ◇ ケイバ茶論

    皐月賞の話は明日に回して、まずは今日の東京8レースの話。 1000万条件のダート1600m戦にフルゲート16頭が揃った競馬は、圧倒的1番人気のアドマイヤロイヤルの完勝だった。父キングカメハメハ、母マストビーラウドという血統の4歳牡馬は、アドマイヤムーンを異父兄に持つ良血。2007年のセレクトセールで1億5500万円で落札された高馬だ。 「……そしてゴール入線後に、エフティフローラ号がバッタリと転倒してしまいました。馬も騎手もまったく動きません」 馬群がゴールを過ぎて、手元の競馬新聞に目を落としたその時、場内実況が異常を知らせてくれた。目を向けると、確かにゴールを過ぎたあたりに馬が倒れており、さらにその先に馬から投げ出されたように騎手が横たわっている。そしてさらなる事実を実況が伝えると、場内からどよめきが上がった。 「騎手は……、武豊騎手です!」 やがて武豊騎手は自力で立ち上がると、覚束ない

    Southend
    Southend 2011/04/26
    兄もだったか。
  • 敗者ばかりのJC: 競馬サロン ◇ ケイバ茶論

    30回目の節目を迎えたジャパンカップは、歴史には刻まれるが後味の悪い結末になってしまった。よもやの1位入線馬の降着処分。審議があまりに長引いたため、関係者で埋め尽くされた地下馬道に最終レースの出走馬が入ってこれず、表彰式と口取り撮影の順番を入れ替えるなど異例ずくめの事態となった。 ウイニングランで喜びを爆発させたスミヨン騎手。だが、検量に戻るとすぐに裁決室に呼ばれることになる。 検量室前には黒山の人だかり。室内のモニタにはレースのリプレイが繰り返し流され、問題の直線のシーンに差し掛かるたび「あぁ…」とか「ダメじゃねぇか?」という声が周囲から漏れた。 審議が始まって20分余りが経過した15時49分。沈な表情を浮かべた松田博調教師が姿を表すと、ホワイトボードに降着を示す赤丸が記入された。ざわめきがどよめきに変わる。 口取りに備えて待機していたブエナビスタだが、結果が出たところで厩務員に引かれ

    Southend
    Southend 2010/11/29
    どういう状況だったか詳しく知りたかったのでありがたいレポ。/ローキンの会員さんの中には、さっさと撤収してしまっていて口取りに参加しそこねた方もいらっしゃったとか。
  • 競馬サロン ◇ ケイバ茶論: 【同着論②】凱旋門賞の失態

    昨年秋の天皇賞では「2cmの差」が大きな話題となったが、フランス凱旋門賞では3着馬の「同着」が大きな波紋を呼んだ。 3歳牝馬のザルカヴァが圧勝し、日から参戦のメイショウサムソンが10着に沈んだこのレース。3着はソルジャーオヴフォーチュンとイッツジーノの2頭の「同着」と判定されたのだが、後日になってイッツジーノの陣営が「明らかにウチの馬の方が先着している」として提訴に踏み切ったのである。 日では写真判定に使われた写真は、公正確保のための「証拠」として競馬場内に掲示されるばかりではなく、報道関係者に配布されるし、インターネットでも公開されることになっている。 ところがフランスでは事情が若干異なる。 写真判定の写真は、競馬統轄機関である「フランスギャロ」が保管するのみで、ファンが確認することはおろか、報道関係者ですら入手不可である。 今回、イッツジーノの馬主がどうやってその写真を入手したのか

    Southend
    Southend 2009/01/05
    ツッコミコメントも入っていることだし、なんらかの反応を待ってみるテスト。
  • 競馬サロン ◇ ケイバ茶論: ”西高東低”がもたらすもの

    昨日の東京競馬場での話の続き。 東京競馬場が4ヶ月半ぶりであることは昨日も書いたが、条件を「JRAの競馬場」まで緩めても、ラジオNIKKEI賞の福島以来だから実に3ヶ月半ぶりである。9月に中山にちょろっと足を踏み入れたが、あれは「行った」というレベルにはならない。 久々となればぜひとも会っておきたい人がいる一方で、できれば顔を合わせたくない人もいる。そういう意味では地下馬道は危険がいっぱいのアドベンチャーワールドと化しており、パドックの外からちらちらと馬主席やカメラマン席を覗き込み、そこに会いたい人が現れて、なおかつ会いたくない奴がいないことを確認できたら、ササッと中に入るという行動を繰り返すこととなった。パドックのガードマンの方はさぞかし不審に思ったことだろうが、別に悪いことをしていたワケでもない。 ともあれ、何人かの調教師や淑子さんらには数ヶ月ぶりの挨拶ができたのだけど、四方山話をしよ

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    Southend 2008/10/21
    社台グループ一極集中の是非はともかく、調教師が営業マンであることは当たり前で、むしろこれまでその意識が低すぎたのが問題のような気がしますが。
  • 競馬サロン ◇ ケイバ茶論: ”大惨事”を喜ぶ面々

    今朝のスポーツ紙の多くは波乱に終わった秋華賞の3連単配当を大きく取り上げている。 「出た1098万!ブラックエンブレム快勝!」(サンケイスポーツ)とか「1098万円馬券に声を失う観衆」(日刊スポーツ)など勝ち馬よりもことさら配当金額を強調する見出しが多く、スポーツ報知に至っては「1098万」と配当金額だけをデカデカと載せてきた。それだけインパクトのある数字ということなのだろうが、こういう風潮に触れるたび、誰もがこうした波乱の結末を待ち焦がれているかのような、そんな錯覚に陥ってしまう。 馬券に限った話をすれば、昨日の結果は“大惨事”なのである。大方のファンは命の次に大事なオカネを失うハメになった。なのに多くの新聞はそれを祝祭的に書き連ね、大半のファンもそれに同調して「1098万かよ。すげぇな」と唸っておしまい。トールポピーもレジネッタも皆どこかへ消えてしまった。 波乱を喜ぶファンが意外に多い

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    Southend 2008/10/21
    この週頭は普段競馬をしない人たちによくこの話題を振られました。派手なガッツポーズ写真が受けるのと同じで文句をつけるような所では無いかと。/大惨事云々は論外。リスクの高い券種で勝負するのはファンの勝手。
  • 競馬サロン ◇ ケイバ茶論: ガッツポーズ考(その1)

  • 競馬サロン ◇ ケイバ茶論: 一口馬主と一日馬主

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    Southend 2008/06/14
    “何年か前まで日高の牧場で働いていたイギリス人(いや、アイルランド人だったか?)が、帰国後にその日本のスタイルを真似て一般から出資者を募り、競馬場に送り出した”そういう経緯だったことは知らなかった。
  • 競馬サロン ◇ ケイバ茶論: 和名4文字の美しさ

    Southend
    Southend 2008/01/15
    関連というかなんというか。http://d.hatena.ne.jp/Southend/20070605/p2そういえば3文字も調べようと思って忘れてたな・・・・・・。
  • 競馬サロン ◇ ケイバ茶論: ファン不在の泥仕合

    昨日の続き。帯広ばんえいで繰り広げられる泥仕合について。 新聞でも報じられているので、ご存じの方も多かろう。昨年までばんえい競馬を運営してきた帯広・旭川・岩見沢・北見の四市が、ばんえい競馬の調教師38人に総額3億5600万円を支払う補償金の分配方法をめぐり、調教師間の対立が激化しているのだ。 補償金の分配について、四市は、調教師ごとの管理頭数を基に算定することを決めたが、これに対し12人の調教師が「退厩届けを出さない調教師がおり、実際には存在していない馬を数に入れている可能性がある」と異議を唱えて報償金受取同意書の提出を拒否している。これに先だって反対派の調教師は、「出走頭数での算定」を求めて裁判所に民事調停を申し出たが不成立に終わり、もはや問題解決への糸口は掴めない状況だ。 泥沼化の原因は舵取り役の姿が見えないことだ。調教師側の調整役であるはずの服部義幸調騎会長は、先月23日に「事態の収

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    Southend 2007/09/25
    貧すれば鈍す、と外野としては突き放したくもなりますが、生活が懸かっている以上品行方正になれないというのも分かる話ではあり。うーん。
  • 競馬サロン ◇ ケイバ茶論: ワクチンの”差”

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    Southend 2007/09/07
    JRAの内厩制について“少なくとも今回の馬インフルエンザ禍において、延焼をくい止める役割は十分果たしている”という指摘。但し経済活動としてみれば、JRAがやられれば本朝の競馬はほぼ壊滅でしょという考え方も。
  • 競馬サロン ◇ ケイバ茶論: 予定調和のゲームは楽しいか

    POGが抱える問題の話の続き。 以前から合田直弘氏や須田鷹雄氏らが問題提起をしているのだが、ここ数年のPOGでは、指名馬を決める「ドラフト」を以てゲームは事実上終了していた。 実はPOGにはひとつの必勝法がある。必勝法にしたがってゲームに参加することにどれほどの面白みを感じるのかわからないが、あるいは先に述べた「現金を賭けている」ということと決して無関係ではないかもしれない。 その必勝法とは単純に「社台ファームかノーザンファームの良血馬2歳馬を取る」というもので、効果の真偽を具体的に実証するのは難しいが、少しでも競馬を知っていれば経験的にそれが正しいと感じるハズだ。 近年の春のクラシックを社台とノーザンを抜きに語ることは、もはや不可能といっても過言ではない。国内で生産されるサラブレッドは一年あたり約8千頭。その中からクラシックホースを探し出すのがPOG来のゲームの醍醐味であるはずが、実際

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    Southend 2007/06/24
    相馬というものを一切無視した暴論。そういうことは社台&サンデーのカタログから未来の成績上位馬3頭ぐらいをピンポイントで選べるレベルの人が言って欲しい。因みに現3歳の社台F産稼ぎ頭はアストンマーチャン。
  • 競馬サロン ◇ ケイバ茶論: 競馬と薬物 (3)議論の時

    今回の騒動で、私がもっとも痛切に感じたこと。それは、ディープインパクトへの失望とか、JRAの無責任さなどではない。「薬物に対するタブーを取り払い、今こそ”競馬と薬物”についての議論を始める時なのではないだろうか」という思いである。 これについては「週刊文春」が口火を切った形となっているが、それに追随する動きは今のところ皆無。むしろ「週刊文春」を排除する方向に業界全体が流れそうな空気を肌で感じる。 私は「週刊文春」とはなんの関係も無い  むしろメディアとしては好きではない  立場だが、今回の騒動を契機にするしないは別としても、厩舎関係者とメディアは競馬と薬物のかかわりをもっともっと積極的に語るべきだ。 巷の多くの競馬ファンは競馬における薬物と言えばカフェインを想像するだろう。いわゆる”カマし”である。尿検査で比較的簡単に発覚してしまう初歩的な手法で、1985年の宝塚記念で4着(1番人気だった

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    Southend 2007/02/10
    “JRAを舞台とした薬物事件は、1993年8月の小倉競馬で1着となったファーストサクセスから、フェニルピラゾロン誘導体が検出されたのを最後に発生していない。”
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