● PC、スマホ… 目が酷使される現代 五感(視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚)を通じて入手した外界の情報を脳が処理・分析することで、私たちは思い通りの生活を営んでいます。五感の中でも脳が処理する情報の80%は視覚から入手されています。私たちは、常に、ものを触ったり、臭いをかいだり、人の話に耳を傾けたりしているわけではありませんので、睡眠中などの目をつぶっている時以外は、絶えず目から情報を得ているのです。 意外なことに、身体の中で最も活動的に動いている筋肉は、腕や脚の筋肉ではなく目の筋肉でもあります。目には動いている部位が200万個以上もあり、毎時間3万6000種類もの情報を処理する能力があります。そして無意識のうちに目は動き続けています(睡眠中でも動いています)。 目は心身の健康状態を映し出す鏡でもあります。過労や寝不足の時は、目を見ればそのコンディションの悪さがわかりますし、下まぶた
最近では、小さい子どもたちでさえ、スマートフォンを器用に使いこなしている。子どもを連れて遠出するとき、静かにジッとさせなければならないとき、我が子にスマートフォンやタブレットを手渡す親は多い反面、スマートフォンの使い過ぎが、何か悪影響を及ぼさないか、不安を抱く親たちも少なくないと聞く。 親になった今、自身の子ども時代にスマートフォンがなくて良かったと感じている人は多いのだろうか? この疑問を解明すべく、子どもを持つ20~30代の既婚男女222人を対象に、アンケート調査を実施。親の本音を探ってみた。(R25スマホ情報局調べ/協力:ファストアスク) 自分が子どもの時に「スマートフォンがなくて良かった」と思いますか?(単一回答) 思う 68.5%(152人) 思わない 31.5%(70人) 子どもに動画を見せたり、ご飯ができるまでゲームをやらせたり、親としては頼ってしまいがちなスマー
お父さんたちの疲労回復に、若い女性の美肌・痩身にと根強い人気がある「サウナ」。さらに昨年末、サウナの本場フィンランドから「認知症予防に良い」という報告があった。 研究者らは、フィンランド在住の中年男性(42~60歳)2315人を対象に、サウナを利用する頻度とアルツハイマー型認知症(以下AD)および、その他の認知症リスクとの関係を検討。サウナの利用頻度は(1)週に1回、(2)週に2~3回、(3)週に4~7回の3群で比較している。参加者の登録時期は1984~89年。平均20.7カ月間追跡が行われ、この間に327人が認知症を発症、このうち123人がADと診断された。 2型糖尿病の病歴や高血圧、飲酒・喫煙歴などの影響因子を排除して、認知症発症リスクとサウナ習慣との関係を調べた結果、(1)週に1回の群の認知症発症リスクと比べて、(3)週に4~7回の群の発症リスクは66%低下、ADに限っても65%
上には上がいるもんだ。楽天の三木谷浩史会長が自宅を建てた際、費用は土地・建物で推定30億円超と報じられた。一方、先日、不動産紹介サイトで売り出された東京・文京区本駒込の新築物件は、何と47億5000万円! 謎めいたこの物件の秘密を明らかにする。 *** 〈大和郷に佇む世界各地の大理石をふんだんに使用した耐震構造100年の長期優良住宅〉。こんな謳い文句の物件が、サイトに掲載されたのは1月9日である。 価格があまりに高いことからネット上で話題になり、見物人も出現。取材しようと、マスコミが大勢駆け付ける事態となったのだ。 早速、本誌(「週刊新潮」)も現地を訪れると、確かに「白亜の豪邸」というべきお屋敷である。サイトを見ると、土地面積は約286坪。建物は13LDKの2階建て、ダイニングは約33畳、サロンは約71畳……。石畳の中庭もあって、床面積は約268坪だという。内観は中世のヨーロッパ風
新しい年を迎えるにあたって、社会情勢に不安を感じている人も少なくないだろう。こういうときは、大きな視野をもつことが助けになるかもしれない。そこで、宇宙を観測するすばらしい天文台を紹介しよう。こまごました地上と比べて、宇宙は広大だ。 【5,000mの高地から観測した驚異のパノラマ画像はこちら】 世界最高の観測所といえば、それはおそらく、チリ北部の高地にあるラ・シヤ天文台、パラナル天文台、チャナントール天文台の3つだろう。いずれも、不毛の大地アタカマ砂漠の高地にあり、澄んだ星空を観測するのに打ってつけだ。 標高2,635mの山頂にあるパラナル天文台には、ヨーロッパ南天天文台(ESO)が建設した、口径8.2mの望遠鏡4台で構成された超大型望遠鏡VLTなどがある。 50年以上前に設置されたパラナル天文台は、暗黒エネルギー(ダークエネルギー)の発見や、太陽に最も近い恒星「プロキシマ・ケンタウリ」
日本人は筋トレしても痩せない? 日本人は減塩しないほうがいい? 日本人に炭水化物ダイエットは厳禁? 日本人には意味がない「健康法」、やっていませんか? 「よく『筋トレをして基礎代謝を上げれば痩せる』と言いますが、日本人の体質を考えると筋トレはあまりダイエットに効果的とは言えません。なぜなら日本人は欧米人と違って簡単に筋肉がつかない体質だからです」 『日本人の「体質」』の著者・奥田昌子氏が言う。 最近は高齢者でも、ジムでダンベルやマシンを使って体を鍛えている人を見かけるが、実は「日本人は筋トレをしても痩せない」――。 人の筋肉は筋線維という細い線維が集まってできている。赤い筋線維は「赤筋」または「遅筋」と呼ばれ、ゆっくりと長い時間にわたって働く。一方、白い筋線維は「白筋」または「速筋」と呼ばれ、瞬間的に大きな力を発揮するのが特徴だ。 「赤白どちらの筋線維が多いかは、人種ごとの違いが
先日最終回を迎えた2016年大河ドラマ「真田丸」の大ヒットで、あらためて戦国武将の生き様にスポットが当たっています。 関ケ原の合戦を前に、長男・信幸は東軍、次男・信繁(幸村)と父・昌幸は西軍につき敵味方にわかれた真田父子。ドラマでも「真田家を存続させる」という一族の思いと父子のきずなが描かれ、感動を呼びました。 しかしこの時代、こうした御家存続策に打って出た大名は真田親子だけではなく、「むしろ多くの大名家が、御家を存続させるため密かに二股をかけていた」と指摘するのが、歴史作家・研究家の河合敦さん。 今回は、河合敦さんの著書『河合敦の思わず話したくなる戦国武将』をひもときつつ、関ヶ原の合戦を舞台に一世一代の大ばくちに出た戦国武将の生き様に注目してみましょう。 ■西軍総大将も! 命をかけた御家存続策 関ヶ原の合戦で、命がけで御家存続をはかった武将として、同書で河合さんがまず挙げている
■分裂SMAPに思う、ビジネスの栄枯盛衰 昨年の大晦日をもって解散したSMAP。熱烈なファンを多数抱えながらも、事務所も絡んだメンバーの対立・分裂騒動はいろんな意味で考えさせられた。 企業の経営に置き換えると、「SMAP」という事業はいまだに市場のニーズも高く、確実な売り上げを確保できる「成熟期」にあった。 にもかかわらず、内紛で事業撤退を余儀なくされたことはジャニーズ事務所にとって大きな痛手であることは間違いない。 一般に、新たに生み出された事業や製品は、導入期・黎明期を経て、成長期・成熟期・飽和期・衰退期をたどることはよく知られている。 だが、すべての製品が同じ道をたどるわけではない。成長期を待たずに消えていく製品もある。 ハイテク産業の製品のライフサイクルモデルにキャズム(深い溝、谷)理論というものがある。製品を出すと最初はオタク系のディープユーザーには売れるが、彼らは自
すかいらーくなど外食1号店が誕生した1970年。外食元年と呼ばれたその年に日米の巨大企業の合弁会社として産声を上げた日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)。創業時のメンバーとして大日本印刷から転職し、大失敗を喫した1号店の店長を務め、後に3代目社長となったのが大河原毅氏だった。クリスマスにチキンを食べる習慣を日本に根付かせたアイデマン。国産鶏にこだわり続けた頑固な一面も併せ持つ。 ◇ ◇ ◇ ケンタッキーの店舗が100店にいくかいかないかの73年12月のころです。東京・青山の店舗近くのミッション系幼稚園からこんな相談を受けました。「(小柄な)尼さんばかりなのでクリスマス会のサンタクロース役がいません。フライドチキンを買うのでサンタに扮装(ふんそう)してくれませんか」 お安い御用です。会場に入って「メリークリスマス!」。幼稚園児は大喜び。慣れない踊りも場を盛り上げました。次第にい
■CF計算書で企業の経営状況がハッキリわかる 売上高からは企業規模がわかり、営業利益率と純利益からは儲け具合を知ることができる。『図解! 業界地図 2017年版』では、主要企業について、売上高、営業利益率、純利益、営業キャッシュフロー(CF)、投資CF、財務CFの金額を掲載している。 『図解! 業界地図2017年版』(ビジネスリサーチ・ジャパン著/プレジデント社刊) では、営業CF、投資CF、財務CFからは何がわかるのか。たとえば、流通2強の営業CFを比較してみよう。 イオン 営業CF431億円(売上高8兆1767億円) セブン&アイ・ホールディングス(HD) 営業CF4889億円(売上高6兆457億円) 営業CF、投資CF、財務CFは、CF計算書に示される。そのCF計算書は、企業活動を営業、投資、財務の3つにわけ、それぞれの部門ごとに企業が獲得したキャッシュと社外に出ていっ
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