大切なことはすべてお客さんが教えてくれた 岡田: 今後も、お客さんの声を聞きながら、その「ほっこり」体験を追求していくわけですね。 田中: そうです。当初は、靴だけでしたが、その後、バッグの取り扱いを始め、今ではアパレルも扱っています。ロコンドのファンが増えてくるにつれて、「靴は年に1~2回しか買わないし、バッグも持ってるし……。できれば洋服やアクセサリーも扱ってほしい」という声が増えてきたからです。じゃあ、やろうかということで、2013年4月にアパレルを始めました。 岡田: 「こうだ」と決めたことを固持するのではなく、お客さんの求めに柔軟に応じていく姿勢が今のロコンドらしさですね。 田中: おかげさまで、アパレルは1年経たないうちに月間売り上げの15%を占めるまで成長しました。単純に手を広げたわけではなく、お客さんが本当にほしいものが分からなければ、事前に聞いてしまえばいいというスタンス
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