(18日お昼:追記あります) 昨夜に引き続き、オリンパス社の元社長解職騒動に関するエントリーですが、ウッドフォード氏(元社長)がオリンパス社の不明朗な報酬支払に疑惑を抱いたのは、FACTA誌が今年7月に掲載した記事によるもの、とのことであります。 ただ、本日(17日)のフィナンシャルタイムズによる新しいインタビュー記事によりますと、たしかに元社長さんが疑惑を抱いた発端は上記月刊誌の記事だとしても、その後元社長が独自の調査を進め、過去に監査を担当していたKPMG、E&Yからも、疑惑のM&Aにまつわる会計処理については限定付きの監査報告書が提出されていたことが判明したそうです。また、元社長が独自に依頼をしたPWCの調査結果についても、上記記事にありますとおり、問題点が指摘されております。そこで、元社長さんは、経営トップとして「内部告発」をされたそうであります(上記FT記事の表現より)。 昨日の
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