去年10月から12月までのGDP=国内総生産の速報値が17日に発表されました。 伸び率は、実質で前期と比べて+0.3%。 この伸びが1年間続いた場合の年率に換算すると+1.0%と民間の予測を大きく下回りました。 成長の鈍化の背景には、日本経済の“誤算”も見えます。 4月に迫る消費増税というハードルを乗り越えられるのか。 経済部の内藤泰弘記者が詳しくお伝えします。 駆け込み需要 売れる高級品 最近取材で訪れた東京・銀座のデパート。 高級品の販売が勢いを増していました。 このうち海外や国内ブランドの高級腕時計は、去年の秋ごろからよく売れるようになり、去年12月の売り上げは、前の年の1.5倍を超えたうえ、ことしに入ってからは2倍近くに伸びています。 ダイヤモンドの指輪や真珠のネックレスなどの宝飾品も好調。 結婚指輪を買いに来たカップルは「5月に結婚式を予定していますが、増税になる