世界には日本以上に漫画を愛する国はありません。毎週発行される漫画雑誌の数々、そこに掲載されている作品の数々。冒険、スポーツ、恋愛だけでなく、料理、歴史、政治、経済、宗教まで、すべてを漫画が表現してくれます。この漫画に惹かれてしまったのは、私たち日本人ばかりではありません。漫画は海を越えて、多くの人々に愛されていました。 こんにちは、小さなころはドラえもんばかり読んでいた自転車世界一周の周藤卓也@チャリダーマンです。ポケットの中から次々と出てくるひみつ道具に胸をときめかせていました。映画も見てました。鏡の世界へ、宇宙の果てへ、雲の王国へ、そんな冒険に憧れたからこそ、今こうして海外を旅しているのかもしれません。 中国のドラえもん。 メキシコのドラゴンボール。 フランスのONE PIECE。 海外でも本屋を見つけては漫画を探していました。皆さんお馴染みのキャラクターも、流暢な外国語を話してらっし
海外で当たり前のように流通している海賊版を撲滅すべく、国家的なプロジェクトを経済産業省が始めている。 7月30日、経済産業省が、日本の出版社やアニメ関連企業によるマンガ・アニメ海賊版対策協議会とコンテンツ海外流通促進機構(CDOA)と共に始めたのが「Manga-Anime Guardians Project(MAGP)」だ。今月より5カ月間にわたって、マンガ500作品、アニメ80作品の集中的な海賊版削除を実施するという、このプロジェクト。具体的にどのような措置が取られていくのか。 「今回は権利者にピックアップしてもらった、マンガ500作品、アニメ80作品を対象に、作業を担当する企業がネット上で公開されている海賊版を探します。見つけたものについては、権利者に連絡をして削除要請を行うという流れです」(経済産業省文化情報関連産業課) これは、現段階で最も効果があると想定して実施されるもので、試験
7年後のゲーム市場を見据えて 2013年10月1日、マンガや同人誌を扱うショップ“とらのあな”を運営する株式会社虎の穴が、ホールディングス体制へ移行すると発表。ユメノソラホールディングス株式会社を設立し、同時に株式会社アクアプラスの全株式を取得して傘下に収めることを発表した(⇒記事はコチラ) 両社はいったいなぜ業務提携に至ったのか。そして、今後はどのような変化が2社にもたらされるのか。アクアプラスのゲーム制作に変化は生じるのか。その疑問を解決するべく、ユメノソラホールディングス代表取締役 最高経営責任者(CEO)の吉田博高氏とアクアプラス代表取締役社長の下川直哉氏にインタビューを行った。 業務提携の決め手は、フィーリングが合ったから! ――まず、両社が業務提携をするに至ったきっかけから教えてください。 下川 じつは、アクアプラス側としては、4~5年前からどこかと業務提携をすることを考えてい
スウェーデンをはじめ欧州、そして世界では、特に2000年初頭から「ドラゴンボール」「ナルト」「ワンピース」をはじめとする日本のマンガが大きなブームとなっている。 スウェーデンの高校で日本語を教えているが、最近の生徒は日本製のアニメやゲームなどで驚くほど多くの単語を学んでいる。 彼らの、どちらかと言うと逸脱したスラングだらけの日本語の知識と、「です・ます」体で書かれた一般的な教科書とのギャップを説明するのに、全世界の日本語教師は四苦八苦しているはずだ。 スウェーデンで2002年から開かれているアニメとゲームのフェスティバル「ネルコム」には、この夏は5000人を超える若者が集い、アニメの主人公に扮するコスプレやゲームの腕を競う催しなどを楽しんだ。筆者がこのフェスティバルの存在を知ったのは、夏休みに入る直前に生徒が数人やって来て、「センセー、浴衣持ってたら貸して下さい」と言ってきたからだ*1。
韓国で2000人あまりもが逮捕される異常事態となっている二次元規制法「児童・青少年の性保護に関する法律(アチョン法)」。アチョン法の問題については、当サイトでも既報の通りである。 9月6日、この法律の問題点を追求し、エロいマンガを持っているだけで逮捕された被害者を救援するNGO・オープンネットの理事で高麗大学教授の朴景信氏が来日した。朴氏は、ハーバード卒の秀才にして、韓国ではワイセツ物規制への疑問を訴え自身のブログに「なぜこれが規制されなくてはならない」と問題提起のために画像を掲載したところ、「ワイセツ罪」で逮捕された人物としても知られている。そんな朴氏は、現在の異常事態を報告すると共に、法改正を訴えた。 講演の冒頭で朴氏は、アチョン法の量刑があまりにも重すぎることを指摘。韓国では、強姦罪は3年以上の懲役となっている。対して、アチョン法では「児童ポルノ」を制作・輸入・輸出した場合には無期懲
同人誌での2次創作の承認を示すマーク。クリエイティブ・コモンズの日本支部が一般に公募し決めた 【赤田康和】「同人誌での2次創作・販売はOKです」――。インターネット時代に合わせた作品の流通促進をめざす世界的団体「クリエイティブ・コモンズ」の日本支部が、ファンらの2次創作を漫画家が許可する際に自分の作品に付けるマークをつくった。プロの漫画家赤松健さんが28日発売の「週刊少年マガジン」の新連載で初めて使う。 同人誌の即売会コミックマーケット(コミケ)などでは、ファンがプロの作品から登場人物や設定を借りてきて、新しい物語にした作品が流通している。アマチュアによる2次創作の裾野の広がりが日本の豊かな漫画文化を支えているといわれる。 著作権法では、許可なく2次創作した作品を販売するのは違法。ただ業界関係者によると、プロの漫画家がファンによる2次創作とその作品の小規模な販売を問題視した事例はほと
アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のキャラクターをイメージした手作り衣装をまとうジェシーさん(右)=米サンタクララ、藤えりか撮影23日開幕した米国版「ジャパンエキスポ」で、日本のアニメキャラのコスプレ姿で記念撮影する若者たち=米サンタクララ、藤えりか撮影米国版「ジャパンエキスポ」でビデオゲームを楽しむコスプレ姿の若者たち=米サンタクララ、藤えりか撮影 【シリコンバレー=藤えりか】日本のアニメやポップカルチャーを紹介するフランス生まれの祭典「ジャパンエキスポ」が米国に初上陸し、シリコンバレーのサンタクララで23日開幕した。コスプレ姿のファンらが大勢詰めかけ、ビデオゲームやキャラクターグッズの買い物を楽しんだ。25日まで。 米開催は5年前、米アニメ業界で働いていた米国人のショーン・シオシャンキットマンさん(32)が、仏版ジャパンエキスポの創設者トマ・シルデさん(33)と東京で出会ったのがきっ
取り壊される小学館ビル内の壁には、漫画家が落書きした人気キャラクターが並ぶ=16日午前11時28分、東京都千代田区、吉本美奈子撮影取り壊される小学館ビル内の壁には漫画家が落書きした人気キャラクターが並ぶ=16日午前11時12分、東京都千代田区、吉本美奈子撮影取り壊される小学館ビル内の柱には漫画家が落書きした人気キャラクターが並ぶ=16日午前11時39分、東京都千代田区、吉本美奈子撮影小学館ビル内の壁面に落書きされた人気キャラクターたち。外からの死角部分が見えるように鏡も置かれていた=16日午前11時37分、東京都千代田区、吉本美奈子撮影漫画家の落書きを一目見ようと訪れた人たち=15日午後2時14分、東京都千代田区、吉本美奈子撮影 9月に取り壊しが始まる小学館ビル(東京都千代田区一ツ橋)の前に、連日、1階ロビーをのぞき込む人垣ができている。目当ては壁や窓に描かれた落書き。オバケのQ太郎、2
こんにちは、江端智一です。 前回記事『著作権法やTPPと闘うための最終兵器「ライセンス」は、なぜこんなに“面倒くさい”?』では、「ライセンス」についてご説明しました。 「ライセンス」とは、ある条件を満たす場合、例外なく「例外」を認めるものです。例えば、初音ミクの絵は、日本国著作権法に基づき、例外なく日本国民の誰一人として利用できませんし、その絵をベースとして別の絵をつくることも許されません。しかし、ピアプロ・キャラクター・ライセンス(PCL)に従う限りは、例外的に初音ミクを使うことが可能となります。 これをツンデレ風に表現すると、 「か、勘違いしないでよね。ベ、別に、あなただけに『許諾』するんじゃないんだからね」 と一言で表現できる、というお話もいたしました。 原作者から提供される「ライセンス」には、著作権法の制約に穴を開けて、二次創作を安心して行わせるという素晴らしい効力があるのですが、
こんにちは、江端智一です。 前回「ライセンスの絶望的な“面倒くささ”を救済するクリエイティブ・コモンズ・ライセンス」では、「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(以下、CCライセンスといいます)」についてご説明しました。 CCライセンスとは、「私の著作物(創作した作品)を使っていいわよ」という意味の「キスマーク」、または「ハンコ」のようなものです。 簡単にいうと、これまでの著作権法の枠組みでは、「許諾」と「不許諾」の2つの「ハンコ」しかつくれなかったことに対して、CCライセンスは、この2つの「ハンコ」の間に存在する、6つの状態の「ハンコ」をつくって、それを著作物に表示し(貼り付け)て使えるようにしたものです。 CCライセンスのメリットは、著作権者が、面倒なライセンスを「つくる」のではなく、「選択する」だけで、おおむね自分の希望する形で作品を利用してもらい、利用者側はライセンス条件に違反しな
こんにちは、江端智一です。 前回「著作権侵害の同人誌でも、コミケ会場なら許される? マンガ家の太鼓判『黙認ライセンス』」では、赤松健先生の提唱された「黙認ライセンス」(CVライセンス)の概要についてご説明致しました。 「二次創作同人誌の作者による、コミケ当日だけの販売を許す」ことを、既存のライセンスで実現することは難しいため、赤松先生は、「自分の作品のキャラクターの無制限の使用を許諾しない。だが、コミケでの販売に関しては『見て見ないふり』をする」という新しい概念―― 「黙認」を案出されました。 ●まったく新しい概念「黙認」とは 「黙認」、すなわち「見て見ないふり」というのは、こういうことです。 ・私(赤松先生)は、コミケによる、私の著作物に関する著作権違反が存在していることを「知っている」 ・しかし、コミケ開催中の同人誌の販売については、私(赤松先生)は「騒ぎ立てるつもりはない」。 つまり
■過去記事 漫画家・赤松健さん、同人即売会に限って2次創作を公式に認める『同人マーク』のデザイン募集を開始! 「同人マーク」のデザイン決定 赤松健、ドミニク・チェンらが選考 | アニメ!アニメ! 特定非営利活動法人コモンスフィア(以下「コモンスフィア」)が、同人活動に関する著作権の意思表示ツール「同人マーク」のデザインを決定した。「同人マーク」の公募は、2013年7月17日から同月28日までの間、一般に公募が行なわれていた。 「同人マーク」は著作権利者が自らの作品に採用することによって、第三者による二次創作同人誌の配布をコミックマーケットなどの同人誌即売会で行うことを認める(ただし、デジタルデータは除く)、という意思表示を行なうことができる。規約などの詳細はまだ公表されてはいないが、あくまでコピー・複製を認めるのではなく、二次創作を許容するという意味合いで使われることを想定しているとのこと
8月11日表現規制反対のみんなの党の山田太郎議員の国際展示場演説に対するTL上の反応をまとめました。コミケ2日目と3日目をまとめております。山田議員は3日目はしていない為2日にまとめました。 それにしても元俳優で東京から出た山本太郎氏との混同がひどい。山本支持者よワザとか、わざとなのか。山田太郎議員はメガネをかけた、少し太っている方です。10円ハゲはございません。大河ドラマ新撰組にも出ていませんし、カイジにも出ていないです。 1日目の様子はこちら http://togetter.com/li/547869 私は1日目は行きましたが、2日目には行っていないので1日目の演説になります。http://togetter.com/li/546886 演説の要点をまとめてくれた方がいらっしゃいました。時間が無い方はこちらをご覧ください。http://nijigenkisei.ldblog.jp/arc
8月10日表現規制反対のみんなの党の山田太郎議員の国際展示場演説に対するTL上の反応をまとめました。コミケ1日目をまとめております。 それにしても元俳優で東京から出た山本太郎氏との混同がひどい。山田太郎議員はメガネをかけた、少し太っている方です。10円ハゲはございません。 2日目のまとめはこちら http://togetter.com/li/547945 演説の動画はこちらです。http://togetter.com/li/546886 演説の要点をまとめてくれた方がいらっしゃいました。時間が無い方はこちらをご覧ください。http://nijigenkisei.ldblog.jp/archives/30590941.html 続きを読む
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