マカフィー主催の情報セキュリティカンファレンス「FOCUS JAPAN 2013」が10月31日に開かれた。同イベントのために来日した、コンシューマー事業部門のトップを務めるGary Davis(ギャリー・デイビス)氏と、コンシューマー製品管理を担当するAlan Lefort(アラン・ルフォール)氏に、セキュリティ脅威の現状やトレンド、コンシューマー市場で同社が注力していくべき方向性などを聞いた。 ―― コンシューマー分野におけるインターネット上の脅威について、最近のトレンドを教えてください。 Davis ご想像の通り、いくつかのトレンドはあるが、興味深いものの1つとして、ランサムウェアが増加が挙げられる。これはデバイスをロックして“身代金”を要求するものだが、従来のPC向けだけでなく、モバイルデバイス向けのものも存在する。 ほかにも、Androidを搭載するモバイルデバイスをターゲットに
カスペルスキーは10月29日、コンシューマー向けセキュリティ製品の最新版「カスペルスキー 2014 マルチプラットフォーム セキュリティ」を発表、11月14日より販売を開始する。 同製品はWindows/Mac/Androidの区別なく保護できるマルチプラットフォームに対応した統合セキュリティソフト。2013年版では、個人が台数無制限で利用できる「プライベート版」を提供することにより、デバイスごとの保護を超えて、ユーザーが持つ情報資産を包括的に保護するというコンセプトを打ち出してきたが、2014年版ではそれをさらに推し進め、家族であれば人数や台数を無制限で利用できる「ファミリー版」を用意したのがトピックだ。 製品発表会に登壇した同社代表取締役社長の川合林太郎氏は、「サイバー犯罪からインターネットの社会を守るために、1年/3台版といったライセンスでPCやハードウェアを守る方向性から、デバイス
「カスペルスキー インターネット セキュリティ」最新版では家族間で台数や人数に関係なく利用できるファミリーライセンスを新たに導入した。 カスペルスキーは10月29日、コンシューマ向けセキュリティ対策ソフト製品の最新版「カスペルスキー 2014 マルチプラットフォーム セキュリティ」を発表した。11月14日に発売する。 同製品はWindows/Mac/Androidで利用できる。最新版では新たに、家族間で台数や人数に関係なく利用できる「ファミリーライセンス」を導入した。同一の住居に起居して生計をともにしていれば、法的な家族形態は問わないという。なお、法人や団体は対象外。購入時は10台分までで、11台以上の利用では同社から追加ライセンスを入手する必要がある。 Windows版の新機能では「不正ロック対策」「実行アプリケーション制限」が追加された。不正ロック対策機能は、PCを使用不能にして金銭を
トレンドマイクロは9月19日、コンシューマー向けセキュリティ製品として、セキュリティスイートの「ウイルスバスター クラウド」、スマートフォン/タブレット向けセキュリティ「ウイルスバスター モバイル」、パスワード管理ツール「パスワードマネージャー」の最新版を発表した。同日午後5時より同社オンラインショップで販売を開始、これにあわせてWindowsストアアプリ「トレンドマイクロ コネクト」の無償配布も行う。 同日行われた製品発表会では、トレンドマイクロの大三川副社長が登壇し、新製品のコンセプトを紹介した。最新バージョンでは、コンシューマービジネス戦略として5月に発表した「3D戦略」(デバイスプロテクション、データアクセス、ダウンロードアプリの3分野で包括的な保護を目指す施策)をさらに推し進め、多種多様なデバイスの広がりや、さまざまなクラウドサービスが日常的に利用されているコンシューマーの環境変
シマンテックは6月27日、同社が提供するスマートフォン/タブレット向けセキュリティアプリ「ノートンモバイルセキュリティ」のアップデートを発表した。 新技術の採用により、マルウェアだけでなく、個人情報の漏えいリスクがあるアプリなども特定できるようになったほか、最新版では遠隔操作で紛失した端末のアラームを鳴らす「スクリーム」機能がiOSに対応した。 ノートン モバイルセキュリティの価格は1年版が2980円、2年版が5480円。また、スイート製品の「ノートン360マルチデバイス」に含まれるモバイル向けアプリも同様のアップデートが行われる。 同日行われた製品発表会では、ノートン事業部の吉田一貫氏が新機能の概要や投入の背景を説明した。同氏は、モバイルデバイスの増加やアプリ市場の成長に伴って、セキュリティリスクも増大しており、多くのユーザーがこれまで以上に自分の個人情報を守りたいと考えていることが分か
カスペルスキー、Mac向けのウイルス“検知”ソフト「カスペルスキー ウイルススキャナー for Mac」 カスペルスキーは6月4日、Mac OS X用のウイルススキャンソフト「カスペルスキー ウイルススキャナー for Mac」を発表、Mac App Storeにて提供を開始した。価格は850円。 同社製のMac用ウイルス対策ソフト「カスペルスキー アンチウイルス 2011 for Mac」から一部機能を省略した下位版で、ウイルス/ワームやスパイウェア、アドウェアなどの検知機能、および手動でのマルウェア駆除機能を備えた。なお“スキャンした時点でのMacの安全性を調べるための製品”と位置づけられており、マルウェアからの常時保護機能やフィッシングサイト対策機能などは備えていない。 対応OSはMac OS X 10.6/10.7/10.8。 関連記事 カスペルスキー、Android版ウイルス対策
露Kaspersky Labはこのほど、UEFI準拠をうたったウイルス対策ソフト「Kaspersky Anti-Virus for UEFI」の発表を行った。 今回のソフトは、軍組織や発電所、事業会社などマルウェア関連の被害が重大な脅威となる組織での利用を想定したもので、UEFIの機能を活用することによって“OSがファイルの読み込みを開始する以前”の段階でのスキャンを実現。これにより、あらゆるマルウェアを検知することが可能となったとしている。ウイルスなどの脅威を検知した場合には、利用するモードに応じて「ユーザーへの警告」のほか「システム起動の完全ブロック」を行うことも可能だ。 なお、日本での発売については現在未定となっている。 関連記事 クラウドデータベースとの連携を実装:カスペルスキー、メールセキュリティ製品の新版 カスペルスキーは12月4日、メールサーバ向けセキュリティ製品の新バージョ
トレンドマイクロは5月15日、Android端末向け製品として「セーフバックアップ」、および「ウイルスバスターモバイル」と「バッテリーエイド」の新バージョンを発表した。セーフバックアップを同日より、ウイルスバスターモバイルとバッテリーエイドを16日より販売する。 セーフバックアップは、スマートフォンやタブレット内のデータをクラウド上にバックアップしたり、クラウドのバックアップデータを新しい端末に復元できるアプリ。数ステップの簡単な操作で、連絡先やカレンダー、発信/着信/SMS履歴、写真、ビデオなどのバックアップが行えるほか、今回強化されたウイルスバスターモバイル(バージョン3.1)のメニューに「データバックアップ」の項目が用意され、ウイルスバスターモバイルからシームレスにセーフバックアップを起動できる。価格は月額版が170円、1年版が1890円、2年版が3570円。 同日行われた製品発表会
マカフィーは、同社製セキュリティソフト「マカフィー オール アクセス 2013」の機能強化を発表。Windows 8の対応もうたわれている。 マカフィーは11月15日、同社製セキュリティソフト「マカフィー オール アクセス 2013」の機能強化を発表、自動アップデートでの提供を開始した。 今回のアップデートでは、Windows 8対応がうたわれており、タッチパネル式デバイスに対応した新デザインのホーム画面を導入した。またスキャンエンジンの改善によりウイルス/マルウェア対策機能も強化されたほか、SNSサイト内のリスクを色別で表示する“リスク判別機能”なども実装した。 関連記事 マカフィー、「マカフィー オール アクセス 2013」など個人向けセキュリティソフト4製品を発表 マカフィー、“2013年版”となる個人向けセキュリティソフト「マカフィー オール アクセス 2013」など計4製品を発表
「McAfee FOCUS JAPAN 2012」で報道関係者向けに行われたマルウェア体験プログラム。登壇したのは、McAfeeでテクニカルソリューションズディレクターを務めるブルース・スネル氏(Bruce Snell) マカフィーは11月14日、サイバー攻撃やセキュリティリスクを解説する同社主催のセキュリティカンファレンス「McAfee FOCUS JAPAN 2012」を開催した。その中でちょっとユニークなセッションが行われていたので紹介しよう。 「MALWARE EXPERIENCE」(マルウェア体験)と名付けられたそのセッションでは、参加者の前に用意されたPCを使って、実際にマルウェアがどのように作られ、どのように動作するのかを学習することができる(参加者は攻撃者と被害者の双方を体験する)。サイバー犯罪の手口を実際に体験することで、被害者にならないための知識を獲得し、セキュリティ意
シマンテックの調査によると、インターネット犯罪の規模は、金額にして年間1100億ドル(8.6兆円)、1秒間に18人の被害者が生まれるほど拡大しているという。今後はソーシャルメディアやモバイル端末を狙う攻撃が増加するとみられており、成人の約3分の2がモバイル端末からインターネットにアクセスしているといわれる日本に置いても、この傾向は注視するべき状況だ。 こうしたインターネット犯罪の変化を受けて、シマンテックは「ノートン360 マルチデバイス」をリリースした。その名の通り、Windows/Mac/Androidに1本で対応する最新セキュリティスイートとなっている。製品担当者に新製品の特徴や機能を聞いた。 「ノートン360 マルチデバイス」の発表会で紹介されたシマンテックの最新セキュリティリポート。これによると、サイバー犯罪の被害は年間で5億5600万人にのぼり、金額ベースでは約8.6兆円になる
マカフィーは6月19日、インテルと共同で開発したセキュリティソリューション「Deep Defender」にかんする記者説明会を実施した。同製品は、Core i3/i5/i7に搭載されるVT-xを利用してrootkitのを検出する、ハードウェア支援型の次世代セキュリティ技術として注目されている(関連インタビュー:Intel×McAfeeの「DeepSAFE」でサイバー犯罪者の1歩先へ)。 現在、特定企業や政府を狙った標的型攻撃(APT:Advanced Persistent Threat)が増加傾向にあるが、こうした攻撃の多くはマルウェアをステルス化するためにrootkitが使われているという。マカフィー セールス・エンジニアリング本部の宮本浩二氏は、rootkitの複雑化やrootkit作成ツールの蔓延による亜種の増加を挙げて、「従来のrootkit検出ツールはOS上で動作するため、より深
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