Ivy BridgeでWindowsとMacのノートはどう変わるか?:本田雅一のクロスオーバーデジタル(1/2 ページ) WindowsもMacもIvy Bridge世代で大きく変わるか この記事が掲載されるころ、僕はすでに機上の人となって太平洋の上にいる予定だ。まずはロサンゼルスで開催中のE3(世界最大級のゲームイベント)を軽く見て回り、翌週、WWDC(アップルの開発者カンファレンス)の開催されるサンフランシスコを経由して戻ってくる。ちょっと変則的な旅だ。 さらにはその途中、たくさんのテクノロジーワーカーが集まる場所で、西海岸におけるVerizon LTEとClearwire WiMAXのパフォーマンスを比較してみたいとも思っている次第。混雑する場所では3Gがまるで使い物にならなくなるため、4Gワイヤレスデータ通信は僕らの仕事に必須のものとなってきている。 ネットを調べてみると、テレコム
(本来は)MacBook Airの後追いではない――インテルの「Ultrabook」が本当に目指すもの:本田雅一のエンベデッドコラム(13)(1/2 ページ) 「Ultrabook」は、しばしばMacBook Airの“マネ”だといわれることがある。軽量・薄型、そして洗練されたデザインは確かに似ている。しかし、インテルがUltrabookで本当に目指しているのは、見た目やスペックだけでは表すことのできない、“日常の道具”としての進化なのだ。 ここ数年、インテルはコンシューマに対するブランディングを、あの手この手で展開してきた。「Centrino(セントリーノ)」を訴求するため、鳥の着ぐるみを着た家族の寸劇をCMで展開した時のことも鮮明に思い出せるが、今度は「Ultrabook」のプロモーションで虎のマスクをかぶるキャラクターを引っ張り出してきた。 もちろん、本連載でこうした“ブランディング
「IntelのWSTS脱退は大きな過ち」、データの信頼性低下で業界発展の妨げに:ビジネスニュース オピニオン Intelが世界半導体市場統計(WSTS)から脱退したことは、やはり業界に大きな影響を与えそうだ。「信ぴょう性の高いデータが取れなくなることで、半導体業界は、より高いレベルで繁栄する機会を失うかもしれない」――。米国のEE Timesで編集長を務める著者は、こう懸念している。 Intelは2012年2月に、世界半導体市場統計(WSTS:World Semiconductor Trade Statistics)から脱退したことを認めた(関連ニュース)。AMD(Advanced Micro Devices)も2011年に、同じく脱退している。これは、業界全体に警鐘を鳴らす行為だといえる。 今回Intelが脱退したことにより、WSTSが今後発表する全てのデータの信ぴょう性が疑われることに
インテルは、9月26日に記者説明会を行い、9月13日から行った「Intel Developer Forum 2011」(IDF 2011)で紹介された、Ultrabookをはじめとする、これからインテルが注力する方向性と、2012年に登場が予定されているIvy Bridgeに導入する新しい技術の概要について説明した。 インテル代表取締役社長の吉田和正氏は、IDF 2011でIntelが示した最も大きなテーマは「変革」であったと述べ、PCだけでなく関連する市場やインターネットに接続できるさまざまなデバイス、クラウドサービスが普及していく状況にあって、スマートフォンやタブレットデバイスにおいてもインテルが進化を進めていくとした。 吉田氏は、IDF 2011でGoogleとの協業が発表されて以降、多くの関係者からインテルアーキテクチャによるAndroidのサポートなど、モバイル関連の事業について
インテルは26日、都内にて記者説明会を開催し、薄型軽量ノート「Ultrabook」を構成する主要技術について説明した。基本的には9月13~16日に米国で開催された「IDF San Francisco 2011」での発表を元にしているので、こちらの記事も合わせてご覧いただきたい。 Ivy Bridgeで導入される 消費電力削減の機能とは? Ultrabookとは、インテルが定義する新しいモバイルノートのカテゴリーである。厚さ2cm程度の薄さと軽さに、インテルの超低電圧版CPUを搭載。さらに長時間のバッテリー駆動や、スリープ・休止からの復帰の速さ、セキュリティーの強化といった要素を盛り込んだモバイルノートである。Windows PCではないが、MacBook Airをイメージするとわかりやすいだろう。 Ultrabookに属する製品は、現行の第2世代Coreプロセッサー(Sandy Bridg
SkypeとLinkedlnは2003年に創設され、 Amazon.comは、1994年Cadabra.comとして創設後、1995年にAmazon.comと名前を変えてインターネット書店サービスをスタートさせた。 フィッシャー氏は、「彼らはすべてソフトウェア会社である」と述べた上で、Netscapeの創始者であるマーク・アンドリーセン氏の“短期的に見れば、ソフトウェアが世界を飲み込むだろう”という言葉が現実のものとなり、ソフトウェア技術の重要性がますます増していると主張する。 その一方で、フィッシャー氏はウィキペディアでIntelに関する記述をキーワードごとに抽出し、その出現頻度を文字の大きさで表わしたタイポグラフィーで、インテルにおける「ソフトウェア」は非常に小さなパートに過ぎないと思われているという現状を“視覚的に”示した。 しかし、Intelは1980年にi8080やi8086用の
メモリー編の途中であるが今回は予定を変更して、5月4日(現地時間)にインテルが発表した、22nmプロセスの「三次元トライゲート(Tri-Gate)・トランジスター」について解説したい。とは言っても、いきなり「トライゲートとはなんぞや」の話をしてもわけがわからないと思う。まずは基礎となるトランジスター(FET、電界効果トランジスター)の構造から説明しよう。 トランジスターの微細化と高速化の理屈をおさらい 図1は回路図に出てくるFETの構造である。これは「NMOS型」というタイプのFETであるが、この動作原理をごく単純化して説明すると、ソース(Source)とゲート(Gate)の間の電圧を変化させると、これに連動する形でソース/ドレイン(Drain)間の電流が変化する、というものだ。つまり電圧を変化させることで、ソースからドレインへの電流をオン/オフできるという仕組みである。 このNMOS型の
【PR】大丈夫!ドスパラのSandy Bridge搭載PCはすべてB3ステッピング〜最新のPrime Galleriaで「チップセット不具合対策」を振り返る ライター:賈 大龍 圧倒的なコストパフォーマンスを見せつけた,Sandy Bridgeこと第2世代インテル® Core iプロセッサー。写真は4月時点の最上位モデル「インテル® Core™ i7-2600Kプロセッサー」だ 登場時のレビュー記事で「一択」という結論になるなど,2011年初頭,その高いコストパフォーマンスとともに華々しくデビューした,開発コードネーム「Sandy Bridge」(サンディブリッジ)こと第2世代インテル® Core™ iプロセッサー。 しかしその後,日本時間2月1日になって,組み合わせられるインテル® 6シリーズのチップセットに不具合が発覚し,販売が停止となってしまったのは記憶に新しいところだ。PC本体はも
McAfeeの買収に見るIntelの「全方位外交」:Intel Developer Forum 2010(1/3 ページ) 最近のIT業界における企業動向で、関係者に大きな衝撃を与えたのが、2010年8月19日に発表された米Intelによる米McAfeeの買収だ。その金額は約77億ドルに上る。この買収は、IT業界で起こりつつある“大きな変化”の兆候であると同時に、Intelが今後目指すべき道を示した事例としても見ることができる。Sandy BridgeとともにIDF 2010におけるもう1つの重要なテーマとして注目している参加者も多い。 IDF 2010の初日に行われた米Intel社長 兼 CEOのポール・オッテリーニ氏による基調講演では、買収におけるIntelの公式声明ともとれる内容も含まれていた。その“公式声明”が示唆する「今後数年、あるいは十数年先のIntel」を考えてみたい。 PC
動作周波数の向上で性能を稼ぐ Netburst Architecture 前回紹介したとおり、インテルはPentium III世代の最後で、AMDの「Athlon」(K7)にやや後れを取ることになる。それは単に動作周波数のみならず、性能という観点でもそうだった。 AMDの場合、K6世代は整数演算性能はともかく、浮動小数点演算性能が低く、この点でインテルの敵ではなかった。ところがK7ではこうした弱点をすべて潰してきた。しかも、パイプライン段数が若干多いこともあって、同じプロセス同士ならPentium IIIアーキテクチャーはやや分が悪い勝負になることが明白だった。 傍から見ている分には、新しく登場した製品が前から存在する競合製品に負けていたら話にならないわけで、その意味ではK7は妥当な競合製品だったと言える。だがインテルとしては、当然方向性を変えざるをえない。 そこで登場したのがNetbur
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