昨年、2連覇で防衛を果たした囲碁・井山裕太名人(25)と、4期ぶりに返り咲いた将棋・羽生善治名人(44)。ともに七大タイトルのうちの四冠を保持する第一人者に、2015年の抱負を聞いた。 対若手、今までと違う強み必要 将棋・羽生名人 ――2014年は、年明けからタイトル戦が続きました。どういう年でしたか? 全般的に1月から12月まで、対局が続いていたという意味では非常に充実した一年でした。もちろん課題や修正点はありますが、全般的には非常に良い一年だったのではないかと思います。昨年は特に1月から王将戦に出たということもあり、名人戦、棋聖戦とタイトル戦が続いていった。一つ終わったらまた次に向かう、というサイクルが続きました。 ――名人にも返り咲き、四冠に復帰しました。 3年間ずっと負けていたので、結果が出せて良かった。最近は一回のチャンス、対局を大事にしていきたいという気持ちが非常に強いので、そ
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