2016年夏、突如登場し世界中の自動車ファンを驚かせた日本発のドリームカー「kode57」がこの夏ついに完成し、東京の街を走った。2億円を超えるとも謳われる超ド級のスポーツカーは如何にして生まれたのか。デザインを手掛けた奥山清行が、開発秘話を語った。 【この記事に関するその他の写真と動画はこちら】 「無駄のないラインと質感。プラダのハンドバックを見ているかのようだね」 kode57を目にしたヨーロッパで活躍する著名フォトグラファーの一言だ。 なるほど上手く表現するな、と思った。奥山清行の手によって完成したKode57は低くワイドなオープンボディと相まって、見た目のインパクトはとてつもなく大きい。しかし、じっくりと眺めても、そこには何のギミックもない。余計なものを取り去った、いわば“研ぎ澄まされた美”が浮かび上がってくる。 2016年に北米で開催された自動車イベント、モントレー・カーウィーク
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