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ブックマーク / realsound.jp (50)

  • 「大病で引退寸前」から「カバーブームの牽引者」へ 徳永英明の波瀾に満ちたキャリアとは?

    「僕はこれを機に、しばらく『VOCALIST』からは離れることを決めたよ」。徳永英明は先日、自身のブログで1月21日に発売される最新作『VOCALIST 6』の告知を行うと同時に、今作で一区切りつけることを示唆する言葉を書き込み、ファンや関係者を大いに驚かせた。 何と言っても、2005年に始まった『VOCALIST』シリーズは、累計セールスが600万枚を超える大ヒット企画。女性アーティストのバラ−ド系名曲を次々と歌い、その後のJUJUやMay J.などへと続く、J-POP界のカバーブームの先駆けとなった。事実、シリーズ開始以降の徳永は、まさに“名曲を歌う”技術を磨き上げることに精魂を傾けてきたし、『VOCALIST 6』はその集大成といえる高い完成度を示している。同作は1月14日よりiTunesでの音源配信も始まり、早くも1位を獲得。10周年という記念すべき時期に、同シリーズと徳永自身に一

    「大病で引退寸前」から「カバーブームの牽引者」へ 徳永英明の波瀾に満ちたキャリアとは?
    Syunrou
    Syunrou 2015/01/16
  • マキシマム ザ ホルモン「F」はなぜ『ドラゴンボールZ』劇中歌に? 鳥山明先生からコメントも

    2014年12月29日のCOUNTDOWN JAPAN 14/15のステージで、その年の11月に突然発症した髄膜炎による入院&療養から完全復活を遂げたマキシマムザ亮君。2015年は1月から日全国5か所を回るツアーを行うなど、これまで以上に精力的な活動が期待されるマキシマム ザ ホルモンから、新年早々ビッグなニュースが飛び込んできた。なんと、マキシマム ザ ホルモン「F」が劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』のバトルソングとして劇中で使用されることが決定したのだ。えっ? 「単に映画の挿入歌として流れるって話だろ」だって? いやいやいや、これはそんな淡白でビジネスライクな話じゃないんですよ。ホルモンのファンならば周知の話だと思いますが、改めてこの「F」という楽曲のバックグラウンドについて順を追って解説していきましょう。 もともとこの「F」は、ホルモンが2008年にリリースしたダブルA面シ

    マキシマム ザ ホルモン「F」はなぜ『ドラゴンボールZ』劇中歌に? 鳥山明先生からコメントも
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    Syunrou 2015/01/07
  • 中島みゆき、ユーミン、ドリカム……NHK朝ドラ主題歌の歴史とその特徴とは?

    9月末から始まったNHK朝の連続テレビ小説『マッサン』も、とうとう全150回のうち1/3が終了した。ニッカウヰスキーの創業者にして“日ウイスキーの父”とも呼ばれる竹鶴政孝とそのリタの物語をベースにした作は、朝ドラ初の外国人ヒロインも話題となり、放送当初は視聴率20%越えという高視聴率を記録。現在はやや失速気味ではあるものの、ちょうど物語が大きく動いていく段階にあり、後半突入に向けた盛り上がりも期待できそうだ。 朝ドラと言えば、毎回注目を集めるのが主題歌。『マッサン』では、御大・中島みゆきが『麦の歌』を提供している。当初は早朝から鳴り響くみゆき節がやや胃もたれするようでもあったが、話数がすすむにつれ、そんな感覚もどこへやら。むしろヒロイン、エリーの故郷スコットランドの民謡を思わせるメロディーや彼女の思いをそのまま込めたかのようなドラマチックな歌詞が胸を打つ。中島は今年12年ぶり2度目の

    中島みゆき、ユーミン、ドリカム……NHK朝ドラ主題歌の歴史とその特徴とは?
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    Syunrou 2014/12/10
  • 初音ミク生みの親=クリプトン伊藤博之社長インタビュー「今は“いかに狭く売るか”という試みが大事」

    音楽文化を取り巻く環境についてフォーカスし、キーパーソンに今後のあり方を聞くインタビューシリーズ。第3回目は、ボーカロイド「初音ミク」の生みの親としても知られるクリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長が登場。「初音ミク」がここまでの支持を集めた理由や、クリエイターの新しいあり方とその支援方法、さらには初音ミクのコンサートと展示スペースなどを併催した一大イベント『マジカルミライ』について、存分に語ってもらった。 「初音ミクというドリルで堀った先に資源があった」 ――クリプトン・フューチャー・メディア社が北海道札幌市で設立されたのは1995年。インターネットの黎明期ですね。 伊藤:Windows95が出た年、つまり一般の人が使えるパソコンが出た年です。このときはお客さんも東京にいたため、東京に拠点を構えたほうが圧倒的にメリットが大きかった。しかし、あえて札幌にとどまりました。通常であれ

    初音ミク生みの親=クリプトン伊藤博之社長インタビュー「今は“いかに狭く売るか”という試みが大事」
  • 金爆が“特典ゼロ”シングルでやろうとした本当の狙いとは? 歌謡ロック的サウンドから読み解く

    参考:2014年08月18日~2014年08月24日のCDシングル週間ランキング(2014年09月01日付)(ORICON STYLE) 今週のオリコン週間シングルランキングは、EXILE TRIBEのニューシングル『THE REVOLUTION』が1位を記録。ゴールデンボンバー『ローラの傷だらけ』が約4.3万枚で2位となった。 EXILE TRIBEについては前回のチャート分析記事で触れたので(参照:EXILE、増員戦略でセールス倍増 総帥HIROの次なる一手とは?)、ここでは2位のゴールデンボンバー『ローラの傷だらけ』について詳しく掘り下げていきたい。というのも、このニューシングルは様々な面で今の音楽業界のシステムに対しての問題提起を投げかけた、非常に挑戦的な一枚になっていたのである。 すでに各方面で報じられている通り、真っ白なジャケット写真に、握手券やDVD、写真などの販促特典を一切

    金爆が“特典ゼロ”シングルでやろうとした本当の狙いとは? 歌謡ロック的サウンドから読み解く
  • 赤西仁、自主レーベルの新作はなぜ好調? ファンが離れない理由を検証

    赤西仁が8月6日にリリースしたニューシングル『Good Time』が約4万枚を売り上げ、8月18日付のオリコンシングルチャートで2位にランクインした。同作は、赤西が自身の誕生日である7月4日に立ち上げたレーベル「Go Good Recoreds」からリリースしたもので、楽曲群は赤西人が作詞、作曲、プロデュースを手掛けている。 2006年に発売されたKAT-TUN時代のデビューシングル『Real Face』は、100万枚を売り上げているため、今回の数字を多いと見るか少ないと見るかは評価の分かれるところだろう。しかし、自主制作のインディーズ・レーベルの売り上げと考えると、かなりの売り上げであることは確かで、独立後も一定数のファンから支持を得ていることが伺える。 KAT-TUN時代から多くのトラブルに遭遇してきたにも関わらず、今なお赤西が支持を失わないのはなぜか。ジャニーズの動向に詳しい芸能ラ

    赤西仁、自主レーベルの新作はなぜ好調? ファンが離れない理由を検証
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    Syunrou 2014/08/21
  • Perfumeが3度目のワールドツアーへ 海外メディアでの評価を改めて検証

    人気グループPerfumeアメリカ、ヨーロッパ、アジアをまたぐワールドツアー『Perfume WORLD TOUR 3rd』を行うことを発表した。2012年にアジア4ヶ国、2013年にはヨーロッパ3ヶ国で行われたツアーは全ての公演がソールドアウトする大盛況ぶり。3度目のワールドツアーとなる今回は、ついにアメリカへライブで初上陸することとなる。国内のみならず海外でも多くのファンを獲得しているPerfume。なぜ彼女たちは世界進出に成功したのだろうか。海外メディアの反応から、その理由を考察する。 世界で最も知られる雑誌のひとつであるTIME誌が「これからアメリカを席巻するだろう優れたワールドミュージック10組」という特集でPerfumeを選出したのはおよそ1年半前。同記事はPerfumeについて次のように記述している。「三人組のテクノポップガールは惚れ惚れするほどにシンクロしたダンスとバツグ

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    Syunrou
    Syunrou 2014/06/26
  • 小室哲哉はJPOPのリズムをどう変えたか 現役ミュージシャンが「TKサウンド」を分析

    東京を拠点に活動するバンド、トレモロイドのシンセサイザー・小林郁太氏が、人気ミュージシャンの楽曲がどのように作られているかを分析する当コラム。今回はダンスミュージックをJPOPに取り入れ、日音楽シーンに多大なる影響を与えた小室哲哉の楽曲を読み解く。(編集部) 参考1:モーニング娘。楽曲の進化史ーーメロディとリズムを自在に操る、つんく♂の作曲法を分析 参考2:ユーミンのメロディはなぜ美しく響くのか 現役ミュージシャンが“和音進行”を分析 小室哲哉さんはJ-POPにダンスミュージックの要素を定着させた第一人者と言われています。TM NETWORKが台頭した80年代後半から、「小室ファミリー」がチャートの上位を賑わせた90年代後半までの10年間で、ダンスミュージックは広く世間に浸透し、JPOPシーンは大きく変化しました。そして今なお、小室さんはその音楽的探究心を失わず、超新星、SMAP、北乃

    小室哲哉はJPOPのリズムをどう変えたか 現役ミュージシャンが「TKサウンド」を分析
  • ジャニーズWESTの魅力はコテコテ感? デビュー曲「ええじゃないか」に見るメンバーの個性

    ジャニーズWESTのデビューシングル『ええじゃないか』が4月23日に発売され、約26万枚のセールスを達成、2014年04月21日~2014年04月27日のオリコンCDシングル週間ランキング(2014年05月05日付)で1位にランクインしている。同シングルは、「なにわ侍盤」「忍ジャニ盤」「WEST盤」という三種類の初回盤に加え、通常盤、購入者がジャケットと収録曲を選べる「MY BEST CD」という、多様な販売形式でも話題を呼んでいる。 ジャニーズWESTは、関ジャニ∞以来10年ぶりに関西ジャニーズJr.出身者で構成されるグループで、2013年末に東京ドームで行われた『ジャニーズカウントダウンライブ』にて結成が発表された。当初は「ジャニーズWEST4」というグループ名で中間淳太、桐山照史、重岡大毅、小瀧望がメンバーとなっていたが、後に濱田崇裕、神山智洋、藤井流星の3名が加えられた。 同グルー

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    Syunrou
    Syunrou 2014/05/03
  • TM西川貴教『UTAGE!』でGLAY熱唱も不安げ「僕がGLAYを歌うとネットが荒れませんか?」

    4月28日に放送された『UTAGE!』(TBS系)で、様々なアーティストが過去の名曲をカバーし、熱唱した。 同番組はSMAPの中居正広とAKB48の渡辺麻友が司会を務め、「番組オリジナルのプロ歌手集団であるUTAGEアーティスト達が、ゲストにまつわる年のヒット曲で、現在もカラオケで歌われている楽曲を歌唱回数データを元にランキング化。1位~10位までの楽曲を紹介し、それをカバーして歌う」というコンセプトで制作されている。今回はゲストの水樹奈々がデビューした1997年のランキングを振り返り、各アーティストによる名曲群のカバーが披露された。 冒頭、1997年の出来事について、水樹が「デビューから17年になるんです」と、当時のことを感慨深く振り返り、番組がスタートした。 今回楽曲をカバーする”UTAGE ARTIST”として出演したのは、yu-ki(TRF)、Aya(E-girls)、今井絵理子、

    TM西川貴教『UTAGE!』でGLAY熱唱も不安げ「僕がGLAYを歌うとネットが荒れませんか?」
  • GLAYがインディー作を再リリース 活動20年で「変わったもの」と「変わらなかったもの」

    今年で20周年を迎え、9月20日には東北で10年振りとなるGLAY EXPOを開催するGLAY。彼らがインディーズ時代にリリースしたアルバム『灰とダイヤモンド』が、「20th Anniversary Year 3ヶ月連続リリース企画」の第1弾として、『灰とダイヤモンド Anthology』という形でリリースすることが決定した。同作は3枚組のディスク+ブックレットで構成されており、DISC1にはオリジナル楽曲のリミックス&リマスタリングに加え、「彼女の“Modern…”」などの再録音源とライブメドレーミックスの全14曲が収録されている。他にも、インディーズ時代のデモ音源とデビュー当時のラジオ出演音源を収録したDISC2や、20年前の映像や、当時を知る関係者インタビューをメンバー全員で解説する映像を収めたDISC3などに加え、当時の写真や資料などを掲載したブックレットが入った豪華BOX仕様とな

    GLAYがインディー作を再リリース 活動20年で「変わったもの」と「変わらなかったもの」
  • 初音ミクはいかにして真の文化となったか? 柴那典+さやわかが徹底討論

    柴那典×さやわか 『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』刊行記念対談(前編) 2014.04.14 13:00 音楽ライターの柴那典氏が、初音ミクや同人音楽などボーカロイド文化の隆盛について、音楽史的な視点から考察した著書『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』(太田出版)が4月3日に発売された。今回リアルサウンドでは、同氏が先日4月6日に五反田のゲンロンカフェで行った、物語評論家のさやわか氏とのトークセッション『★さやわか式☆現代文化論 第6回『初音ミクの真実!』さやわか×柴那典』の模様を取材。テレビとネットの境目で発生しているコンテンツの移り変わりや、同人即売会におけるCDの売れ行きなど、様々な話題を存分に語り合った。 「30代より上と10代前半でものすごい文化の断裂がある」(柴) さやわか:こののおかげで、初音ミクについてわざわざ説明しなくても「読んでおいてね」で済むようになったので、非

    初音ミクはいかにして真の文化となったか? 柴那典+さやわかが徹底討論
  • BUMP、冨田勲、渋谷慶一郎……初音ミクと大物アーティストがコラボする意義とは?

    BUMP OF CHICKENと初音ミクとのデュエット・バージョンによる新曲「ray」のミュージックビデオがバンドの特設サイトにて公開され、大きな反響を呼んでいる。 この曲は、ニューアルバム『RAY』の収録曲「ray」の別バージョン。初音ミクの歌声プログラミングはkz(livetune)が、ミュージックビデオの監督は東市篤憲(A4A)が担当し、リアルタイムでバンドと初音ミクの共演が実現した。 両者のファンは勿論、広く音楽ファンにも衝撃を持って受け止められたこのコラボレーション。YouTubeのコメント欄やツイッターの反響を見る限りでは、かなり賛否両論の反応も巻き起こしてもいるようだ。そこで、この原稿では、BUMP OF CHICKENと初音ミク、その両方の流れを追ってきた人間として、この「異色のコラボ」が、いかに必然的な結びつきだったのかを解説したい。 まずはBUMP OF CHICKEN

    BUMP、冨田勲、渋谷慶一郎……初音ミクと大物アーティストがコラボする意義とは?
  • ももクロ、中川翔子、小西康陽……「セーラームーン」トリビュートに豪華メンツが集った理由

    堀江美都子、ももいろクローバーZ、やくしまるえつこ、中川翔子、Tommy heavenly6、ほか『美少女戦士セーラームーン THE 20TH ANNIVERSARY MEMORIAL TRIBUTE』(キングレコード) 「美少女戦士セーラームーン」の生誕20周年を記念したトリビュートアルバム『美少女戦士セーラームーン THE 20TH ANNIVERSARY MEMORIAL TRIBUTE』(1月29日リリース)の参加アーティストが発表され、話題となっている。 作には、2013年にミュージカル『美少女戦士セーラームーン-ラ・レコンキスタ』の主題歌を歌ったももいろクローバーZや、2007年に『しょこたん☆かばー 〜アニソンに恋をして。〜』にて「美少女戦士セーラームーンR」のエンディングテーマ『乙女のポリシー』をカバーした中川翔子といった、もとより原作とゆかりのあるアーティストのほか、堀

    ももクロ、中川翔子、小西康陽……「セーラームーン」トリビュートに豪華メンツが集った理由
  • “絶頂期”を迎えるベテランバンドが増加中 エレカシ、怒髪天、人間椅子らが今輝く背景とは

    結成25周年にして勢いを増している人間椅子。会場には若年層のロックファンも多かった。(撮影:KASSAI / 3PO DESIGN WORKSHOP) 今年25周年を迎える人間椅子がワンマンツアー『バンド生活二十五年~猟奇の果~』のファイナル公演を1月18日に東京・TSUTAYA O-EASTで行った。彼らのワンマンライブとしては25年間の歴史の中で最大の会場であったが、チケットはソールドアウト。ギター・ボーカルの和嶋慎治は「バンド活動を死ぬまでやります」と宣言し、ドラムスのナカジマノブは「怒髪天は“最遅”で武道館ライブをやったようだけど、人間椅子は武道館公演の最年長記録を狙います」と、意気込みを語った。 人間椅子のほかにも、結成20周年を越えて、今まさにピークを迎えようとしているバンドは少なくない。今年で結成33年を迎えるエレファントカシマシは、ボーカル・宮浩次の急性感音難聴のため、2

    “絶頂期”を迎えるベテランバンドが増加中 エレカシ、怒髪天、人間椅子らが今輝く背景とは
  • ラルク、ももクロ、AKB48も……国立競技場でライブ公演が増えた理由

    L’Arc~en~Ciel『WORLD TOUR 2012 LIVE at MADISON SQUARE GARDEN』(Ki/oon Music Inc.) L'Arc~en~Cielが3月21、22日に国立競技場で単独ライブを行うことを発表し、大きな話題となっている。L'Arc~en~Cielは、2012年5月に行ったツアー『20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL』でも、国立競技場にてライブを開催。マーチングバンドを率いて場内のトラックを周回するなど、派手な演出にも注目が集まった。 国立競技場ではほかにも、AKB48とももいろクローバーZが同月にライブを行うことを発表。嵐もまた、ふたたびライブを行うのでは、との噂も飛び交っている。国立競技場でのライブが増加している理由としては、2014年に取り壊しが決まっていることがあげられるだろうが、

  • 今、ボカロやアイドルをどう語るべきか 音楽ジャーナリスト3人が2013年のシーンを振り返る

    AKB48『鈴懸(すずかけ)の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの (Type A)(多売特典付き)』(キングレコード) リアルサウンドでもおなじみのライター・物語評論家のさやわか氏が12月6日、五反田の「ゲンロンカフェ」にてトークイベント『さやわか式☆現代文化論 第2回』を開催した。音楽ジャーナリストの宇野維正氏、柴 那典氏を招いて行われたこのイベントでは、「音楽ジャンル再総括!―2013年末から振り返る、90年代 J-POPからきゃりーぱみゅぱみゅ、初音ミクまで」をテーマに、音楽ジャーナリズムの一線で活躍する彼らが、2013年の音楽シーンについて濃密な意見を交わした。前編では、芸能と音楽の関係性についての考察から、ボカロシーンの是非、さらにはJPOPシーン全体の傾向の変化につい

    今、ボカロやアイドルをどう語るべきか 音楽ジャーナリスト3人が2013年のシーンを振り返る
  • 佐久間正英ドキュメンタリーが示した、音楽家の消えることのない情熱

    30年以上にわたり日音楽シーンをけん引してきたプロデューサー・佐久間正英のドキュメンタリー番組『ハロー・グッバイの日々~音楽プロデューサー佐久間正英の挑戦~』(NHK総合)が、12月25日24:10より放送された。 佐久間は今年8月、自身のブログにてスキルス胃癌のステージ4になっていることを告白、多くの音楽ファン、関係者に衝撃を与えた。ブログには、「同じ時間を過ごすなら少しでも楽しく有意義な時を送ろうと気持ちを切り替えるのにさほど時間はかからなかった」と、その心境がつづられている。 佐久間はこれまで、個性的なロックバンドのサウンドに磨きをかけ、ポップ性を発露させる手法によって、数多くのミリオンセラーを生み出してきた。BOOWY、JUDY AND MARY、GLAY、エレファントカシマシ、THE BLUE HEARTS、くるりなど、錚々たるバンドが、佐久間によって才能を開花させている。同

    佐久間正英ドキュメンタリーが示した、音楽家の消えることのない情熱
  • T.M.Revolutionはなぜアニメ・ゲームと相性がいい? 『戦国BASARA4』にいたるタイアップ史 - Real Sound|リアルサウンド

    T.M.Revolutionはなぜアニメ・ゲームと相性がいい? 『戦国BASARA4』にいたるタイアップ史 T.M.RevolutionとSCANDALがスプリットシングル『Count ZERO | Runners high ~戦国BASARA4 EP~』を2014年2月12日にリリースすることが決定した。同シングルは、2014年1月23日(木)に発売されるPS3用ソフト『戦国BASARA4』のオープニングテーマをT.M.Revolutionが、エンディングテーマをSCANDALが担当していることから企画された。初回生産限定盤付属のDVDには、T.M.RevolutionとSCANDALの撮り下ろしオリジナル番組が収録されているほか、『戦国BASARA4』のオリジナル映像も収録されている。 浅倉大介トータル・プロデュースによる西川貴教のソロ・プロジェクトとして、1996年に始動したT.M.

    T.M.Revolutionはなぜアニメ・ゲームと相性がいい? 『戦国BASARA4』にいたるタイアップ史 - Real Sound|リアルサウンド
  • ビヨンセが世界の音楽ビジネスを変える――事前告知なしで新作発売の狙いとは? - Real Sound|リアルサウンド

    12月13日(金)日時間の午後14時、アメリカ時間でちょうど日付が変わった瞬間に音楽ファンが驚く出来事が起こりました。世界でもっとも支持を集めるR&Bシンガーのビヨンセが、なんの前触れもなく突然ニュー・アルバム『Beyonce』をiTunes Store独占で世界同時発売したのです。 この“サプライズ・リリース”は、SNSやブログ系ニュース・サイトを中心にインターネットを爆発的に盛り上げ、まったく費用をかけずにマーケティング/宣伝することを狙っています。またiTunes Storeがアメリカで一番の音楽小売業者になったことで、最大公約数のユーザーへの販売方法としても無駄がなく、さらにアップル社に絞った箝口令を敷くことができたからこそ実現した企画なのです。 注目の新人として話題を集めたR&Bシンガー、フランク・オーシャンが昨年7月に発表したデビュー・アルバム『Channel ORANGE』

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