ロシアのセキュリティー企業、カスペルスキー・ラボが、競合他社のウイルス対策ソフトプログラムに、良性のファイルを悪性と誤って分類するよう細工し、損害を与えようとしていたことが、元従業員2人の話で分かった。 元従業員らは、細工について知る少人数グループにいたと説明。カスペルスキー・ラボが10年以上前から、米マイクロソフト(MSFT.O)やAVGテクノロジーズ(AVG.N)、アバスト・ソフトウエアなどのライバル企業に狙って、顧客のパソコン上の重要ファイルを削除したり、使えなくしたりするよう企てたという。 元従業員らによると、社内の研究者らに妨害・破壊工作を割り当て、競合他社のウイルス検知ソフトを分解・解析、細工手段を見つけさせた。 パソコンで広く見つけられるソフトの重要部分を取り出して悪性コードを注入、感染したと見えるようにする。 グーグル(GOOGL.O)傘下のコンピューターセキュリティー関連
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