結局、今年のMacworldで発表されたAppleの新製品は、MacBook AirとTime Capsuleの2つのみだった。初めてIntel製プロセッサを搭載したMac(iMacとMacBook Pro)が発表された一昨年(2006年)や、iPhoneが発表された昨年(2007年)と比べて、インパクト的に小さいような気がしてならない。これなら先週発表した新しいMacProとXServeも、いっしょに発表すれば良かったのに、という気さえしてしまうが、プロ用の2モデルを先行させてでもMacBook Airに注目を集めたかったのだろうか。 確かに薄型のMacBook Airは絵になる。こちらの新聞でも写真入りで取り上げられている。しかし、メインストリーム向けの製品ではないだけに、Appleの売り上げにどれだけ寄与するかというと未知数なのではないかと思う。遠い将来、コンピュータの博物館、あるい