辺銀と書いてペンギンと読む、夫婦のはじまり。 これから始まるのは、 遙か南の石垣島に住む、辺銀暁峰&愛理夫妻のお話。 辺銀と書いてペンギンと読む。何とコレ、立派な戸籍名なんです。 中国で出会ったふたりが遠距離恋愛の末、結ばれたのは1993年。 東京でスタートした新婚生活は、毎日、どちらが料理を作るかでもめるような、 何とも珍しい、幸せな形。お料理作りたがりやさん同士の結婚でした。 実はこのふたり、今をときめく、予約8か月待ちの「石垣島ラー油」の生みの親。 新婚当初から、ラー油はふたりの生活に欠かせないものでした。 夫の暁峰さんは中国・西安生まれ。なにしろ西安は、レストランではもちろん、 それぞれのおうちでラー油を手作りするような、中国屈指のラー油どころです。 当然、暁峰さんもラー油作りはお手のもの。 東京でもマイ( our ? )ラー油作りは続いていたのですが、 ある時、編集者だった愛理さ