ブックマーク / monoist.itmedia.co.jp (17)

  • 組み込み業界に大インパクト「Amazon FreeRTOS」の衝撃

    AWS re:invent 2017」で発表された「Amazon FreeRTOS」は組み込み業界に大きなインパクトを与えることになりそうだ。ベースとなるオープンソースのMCU向けRTOS「FreeRTOS」、FreeRTOSとAmazon FreeRTOSの違いについて解説する。 米国時間の2017年11月27日~12月1日にかけて、ラスベガスで「AWS re:invent 2017」が開催された。この基調講演の中で、アマゾン(Amazon)はIoTに向けて幾つかの新しい発表(https://www.businesswire.com/news/home/20171129006079/en/AWS-Announces-Slew-New-IoT-Services-Brings)を行っている。そのうちの1つが今回ご紹介する「Amazon FreeRTOS」である。 Amazon FreeRT

    組み込み業界に大インパクト「Amazon FreeRTOS」の衝撃
  • 豊田章男社長が謎かけ「十角形の角から引ける対角線の本数は」

    トヨタ自動車は、2016年3月期(2015年度)決算を発表した。会見の中で同社 社長の豊田章男氏は「2017年3月期(2016年度)は、われわれの意思の真贋が試される年になる」と説明。為替の“追い風”が止み潮目が変わったことを好機と捉え、「大きくなりすぎたトヨタ」(豊田氏)の仕事の進め方を変えていくことをあらためて宣言した。 トヨタ自動車は2016年5月11日、東京都内で会見を開き、2016年3月期(2015年度)決算を発表した。会見の中で同社 社長の豊田章男氏は「2017年3月期(2016年度)は、われわれの意思の真贋が試される年になる」と説明。為替の“追い風”が止み潮目が変わったことを好機と捉え、「大きくなりすぎたトヨタ」(豊田氏)の仕事の進め方を変えていくことをあらためて宣言した。 大きくなりすぎたトヨタを小さくする 仕事の進め方を変えるため、トヨタ自動車は2016年4月18日付で組

    豊田章男社長が謎かけ「十角形の角から引ける対角線の本数は」
  • ソニーがロボット再参入、「愛情の対象になるロボット」で

    ソニーがロボット事業への再参入を明らかにした。既に事業化に向けた組織を立ち上げており、「心のつながりを持ち、育てる喜び、愛情の対象になり得るようなロボット」を投入する。 ソニーがロボットに再参入する。2016年6月29日に開催した経営方針説明会で明らかにしたもので、「お客様と心のつながりを持ち、育てる喜び、愛情の対象になり得るようなロボット」(同社)として事業化を目指す。 既に2016年4月に事業化へ向けた組織を立ち上げており、ハードとソフトを組み合わせた事業モデルの提案を目指すとしている。将来的には製造工程や物流までも含めたロボティクスおよびAI技術の事業展開も視野に入れる。 ロボットやAIなど注力事業における開発速度向上のため、外部との連携も強化する。その一環としてベンチャーキャピタル「Sony Innovation Fund」を2016年7月に設立、投資先の事業成長を助けるほか、自社

    ソニーがロボット再参入、「愛情の対象になるロボット」で
  • サイドミラーなしのクルマが解禁、鏡がカメラに置き換わるとどうなる?

    サイドミラーなしのクルマが解禁、鏡がカメラに置き換わるとどうなる?:人とくるまのテクノロジー展2016(1/2 ページ) 2016年6月から日国内で“ミラーレス車”の公道走行が解禁になる。車両外部に装着したカメラで後方/後側方の間接視界を確保する代わりに、サイドミラーをなくすことが認められる。カメラに置き換われば、空気抵抗の低減やミラー分の軽量化を図ることができる。夜間の視認性向上や、運転支援など安全面の進化も見込まれる。

    サイドミラーなしのクルマが解禁、鏡がカメラに置き換わるとどうなる?
  • スズキの不正燃費測定14車種、正しく測定すれば燃費はもっと良かった

    スズキは2016年5月31日、国土交通省で会見を開き、国の法令に沿わない不正な方法で走行抵抗値を測定した車種の燃費に関して、社内で正規に測定し直した結果を公表した。正規の走行抵抗値を用いた燃費は、不正な測定手法による走行抵抗値に基づいて発表してきたJC08モード燃費より平均で1.6%良好だった。つまり、正しく測定していればもっと良好な燃費を発表できていたことになる。同社 会長の鈴木修氏らは「法令に沿わない業務を続けてきたことは不正だ」と認めつつも、燃費を良く見せるために法令を無視したわけではないという姿勢を貫いた。 法令違反は姉妹車含め26車種、しかしいずれも燃費の良さに「偽りなし」 同年5月18日の会見で、スズキは法令違反の手法で走行抵抗値を測定して国に申請したのは全モデル16車種だと述べた。しかし、5月31日までの社内調査の結果、スズキの車種としては「ジムニー」「ジムニーシエラ」「エス

    スズキの不正燃費測定14車種、正しく測定すれば燃費はもっと良かった
  • 大人2人がギリギリ乗れる軽くて柔らかい電気自動車、運転は原付免許で

    大人2人がギリギリ乗れる軽くて柔らかい電気自動車、運転は原付免許で:車両デザイン(1/3 ページ) 起業して1年9カ月のベンチャー企業「rimOnO(リモノ)」は、2人乗りの超小型電気自動車のコンセプトモデルを発表した。一般的な乗用車の約4分の1とコンパクトなサイズで、外装や骨格に樹脂材料を多用して軽量化を測った。外板は布製で、取り外して好みのものに付け替えることができる。市販は2017年夏の予定。 原付や自転車の延長で、大人2人が乗れる新しい乗り物を――。起業して1年9カ月のベンチャー企業「rimOnO(リモノ)」は2016年5月20日、2人乗りの超小型電気自動車のコンセプトモデルを発表した。一般的な乗用車の約4分の1とコンパクトなサイズで、外装や骨格に樹脂材料を多用して軽量化を測った。外板はウレタンフォームを布で包んだ柔らかいもので、取り外して好みのものに付け替えることができる。「小さ

    大人2人がギリギリ乗れる軽くて柔らかい電気自動車、運転は原付免許で
  • 日産が軽自動車の開発を始めなければ、三菱自の不正は隠されたままだった

    日産が軽自動車の開発を始めなければ、三菱自の不正は隠されたままだった:エコカー技術(1/2 ページ) 三菱自動車の燃費測定試験での不正は、日産自動車が軽自動車の開発に着手し、「デイズ」「デイズルークス」の燃費を測り直したことによって明らかになった。芋づる式に、国内市場向けの大半の車種でも不正が行われていることが判明。三菱自動車の不正は、走行抵抗値の測定と国土交通省への届け出の際に2段階で行われていた。 三菱自動車が、「ミラージュ」「デリカ D:5」「アウトランダーPHEV」を除く全ての車種について、少なくとも2002年から、日で認められていない手法で走行抵抗値を測定していたことが分かった。走行抵抗値は燃費測定試験を行うシャシーダイナモの設定に必要な数値の1つで、自動車メーカーがテストコースなどで測定して国土交通省に報告する。 三菱自動車は不正な手法で走行抵抗値を測定した上に、燃費試験に有

    日産が軽自動車の開発を始めなければ、三菱自の不正は隠されたままだった
  • 三菱自動車の燃費計測不正、シャシーダイナモの走行抵抗を軽めに設定

    三菱自動車は、軽自動車「eKワゴン」と「eKスペース」の燃費計測で不正が行われていたことが判明したと発表。日産自動車にOEM供給している「デイズ」「デイズ ルークス」も燃費不正の対象となる。4車種で合計62万5000台を販売しており、これら全てで燃費計測不正が行われていたことになる。 三菱自動車は2016年4月20日、軽自動車「eKワゴン」と「eKスペース」の型式認証取得において、国土交通省へ提出した燃費試験データを良好に見せるための不正操作が行われていたことが判明したと発表した。日産自動車にOEM供給している「デイズ」「デイズ ルークス」の型式認証取得も三菱自動車が担当していたため燃費不正の対象となる。2013年6月の生産開始から2016年3月末までで、eKワゴンとeKスペースは15万7000台、デイズとデイズ ルークスは46万8000台、計62万5000台を販売しており、これら全てで燃

    三菱自動車の燃費計測不正、シャシーダイナモの走行抵抗を軽めに設定
  • 熊本地震の通行実績情報はなぜ3種類あるのか

    地震のような災害発生時に道路が通れなくなることで、救助車両や救援物資を輸送するトラックなどの移動が妨げられる可能性がある。そこで、トヨタ自動車、ホンダ、ITS Japanからそれぞれ、“通れる道路”の情報である通行実績情報が提供されている。 2016年4月14日に熊県熊地方で発生した熊地震では、熊県益城町で震度7を記録した。こういった大規模地震のような災害発生時には、崩落や落下物などによって道路が通れなくなることがある。これらの“通れない道路”のことが分からないと、救助車両や救援物資を輸送するトラックなどの移動が妨げられる可能性がある。 そこで、トヨタ自動車、ホンダ、そしてITS(高度道路交通システム)の業界団体であるITS Japanからそれぞれ、“通れる道路”の情報である通行実績情報が提供されている。トヨタ自動車は同社Webサイトの「通れた道マップ」で、ホンダは「Googl

    熊本地震の通行実績情報はなぜ3種類あるのか
  • 「守り」から「攻め」に変化する監視カメラ、その展望と課題

    監視カメラはネットワーク対応によって、その役割は単純な監視用途から「映像によるセンシングデバイス」「IoTにおけるエンドデバイス」に姿を変えつつある。その際に浮上する課題とは何か。 小売店や交通機関、街頭などに広く普及している監視カメラだが、その役割は対象を映像で記録して保存するという単純な監視用途から、「映像によるセンシングデバイス」「IoTにおけるエンドデバイス」に姿を変えつつある。 セキュリティおよび安全管理の総合展示会である「SECURITY SHOW」(東京ビッグサイト、2016年3月8~11日)に多数のネットワークカメラを展示するパナソニックでは、この変化を「人力で調べる監視システムから、必要な情報を自動で検知・解析するシステムへ」という言葉で表現している。変化する監視カメラとその課題とは何か。 監視カメラの位置付け変化、その背景には、カメラ台数の自体の増加、画像認識技術の進化

    「守り」から「攻め」に変化する監視カメラ、その展望と課題
  • 目指すは200km/hのサーキット走行、ヤマハのバイク乗りロボ

    ヤマハ発動機が東京モーターショー2015で、二輪車を運転できる人型自律ライディングロボット「MOTOBOT(モトボット)Ver.1」を初公開。難しい二輪車の走行を、ロボット側のみで制御し、自律的な運転操作を行っている。

    目指すは200km/hのサーキット走行、ヤマハのバイク乗りロボ
  • 鏡に映し出されたトレーナーと筋トレ!!――リハビリ・ナビ「デジタルミラー」受注開始

    鏡に映し出されたトレーナーと筋トレ!!――リハビリ・ナビ「デジタルミラー」受注開始:ヘルスケア/医療機器 パナソニック ヘルスケアは、病院/介護施設向けリハビリ・ナビゲーションシステム「デジタルミラー」の受注を2012年7月20日から開始する。ミラーに映るお手映像と自分の動きをリアルタイムに比較できるのでトレーニングやリハビリの質の向上に期待できる。 パナソニック ヘルスケアは2012年7月17日、病院/介護施設向けリハビリ・ナビゲーションシステム「デジタルミラー」の受注を7月20日から開始すると発表した。販売価格は280万円(税別)。当面は、近畿エリアの病院や介護施設への販売を対象とし、順次全国へ展開する計画だという。 デジタルミラーは、「体(PN-S3010010)」「立位バランス計(PN-S3010020)」「座位バランス計(PN-S3010030)」で構成される。 体に内蔵さ

    鏡に映し出されたトレーナーと筋トレ!!――リハビリ・ナビ「デジタルミラー」受注開始
  • ソニーの“プロ機”が日本人にしか作れない理由

    のモノづくりが危機に直面しているといわれて久しい。しかし、この傾向は既に1980年代からNICS、あるいはNIESという言葉とともに語られていたことだ。当時も、それほど高い製造レベルが必要ない生活用品の多くが、近郊アジア地域から大量に流入していた。そのころ、日はバブル経済期であったため、むしろアジア全体の発展としては好ましいと見る風潮もあった。 小寺信良が見たモノづくりの現場(第2回) 「グローバル企業として生き残るには――ボッシュ栃木工場に見るニッポンクオリティ」 自動車の品質とコストを支えているのは誰か。多くの部分を下支えしているのが部品メーカーだ。自動車部品メーカーの1つ、ボッシュ。その栃木工場の工夫を、小寺信良氏の目を通して語っていただいた。品質向上への努力とはどのようなものなのかが分かるだろう。 こちらからお読みください。 当時は現在のレベルにまで、アジア諸国の製造技術が向

    ソニーの“プロ機”が日本人にしか作れない理由
  • 中国で中小企業が優良な人材を確保するポイント

    中国では見えの文化が中小企業の人材確保の障壁!? ブランド企業“以外”のメーカーが優良人材を確保するための経験則とは。 ブランド企業“以外”の悲哀 中国でもトヨタ自動車、キヤノン、パナソニック、ソニーといった企業は「ブランド企業」です。ブランド好きの傾向が強い中国人からすれば、日語を生かせる一流企業として人気があります。上海で中国人の面接をしていると、漫画やドラマを介して日語を学んだ大勢の中国人に出会います。日語をマスターして日企業でキャリア形成を狙う人たちが多くいることが分かります。 しかし、当社のような中小企業の場合、ジョブホップのためのキャリアに書いて見栄えのする企業名でもなく中国では無名に近い存在です。中国に進出してくる日系中小企業のほとんどがそうだといえるのではないでしょうか。こうなると、なかなか求める人材に巡り合えないのも事実です。 ですから、このような環境の中でよい人

  • 最強のスポーツカーを作るには、テスラの技術責任者に聞く

    米Tesla Motors(テスラ)は、高性能なスポーツカー「Tesla Roadster」を電気自動車(EV)として開発し、量産に成功した企業だ(図1)。Tesla Roadsterはあの「ポルシェ」よりも加速が良く、アクセルを踏み込んで3.7秒または3.9秒以内に時速97kmに達する高級スポーツカーだ。最高速度は時速200km。 テスラは2003年に設立されたベンチャー企業だが、既に複数の大手自動車メーカーから技術を評価されている。例えば、2009年5月には独Daimlerがテスラの株式の10%(5000万米ドル分)を取得、EVシステムや二次電池、車両の開発について協力関係を築いた。2010年1月にはパナソニックとEV用電池を共同開発すると発表、2010年5月にはトヨタ自動車と業務提携を結び、5000万米ドルの出資を受けている。EVと部品、生産システム、技術に関する業務提携だ。例えば2

  • EVの使用済み電池はまだ使える、日産が北米で実証実験へ

    リーフのリチウムイオン二次電池は、繰り返し使って容量が70%まで低下した時点で寿命となる。ただし、寿命に達した後もさまざまな用途で利用できる。電気自動車(EV)が内蔵する電池の量は非常に多い。寿命に達した電池をどう使うか。今後EVが伸びていくに従い、再利用技術が重要になっていく。 電気自動車(EV)は大量のリチウムイオン二次電池を使う。例えば日産自動車の「リーフ」が内蔵する電池容量は24kWh(図1)。これは携帯電話機の電池に換算すると約1万個分にも相当する。 リチウム資源は供給が限られており、今後EVの生産台数が増えるにつれて次第に入手が容易ではなくなる可能性がある。例えば米エネルギー省(DoE)が2011年12月に公開した「2011 Critical Materials Strategy」*1)によれば、16種類の戦略元素のうち、リチウムは2015年までの短期において、重要性は4段階の

  • First SolarがCdTe太陽電池で記録樹立、モジュール変換効率14.4%

    First SolarがCdTe太陽電池で記録樹立、モジュール変換効率14.4%:スマートグリッド CdTe(カドミウムテルル)薄膜太陽電池の変換効率が着実に向上してきた。同電池はSi(シリコン)太陽電池よりも安価であり、変換効率向上が望まれていた。 米First Solarは2012年1月16日(現地時間)、アラブ首長国連邦アブダビで開催されている「World Future Energy Summit」(世界未来エネルギーサミット、2012年1月16~19日)において、CdTe(カドミウムテルル)薄膜太陽電池モジュールの変換効率14.4%を達成したと発表した(図1)。NREL(National Renewable Energy Laboratory、米国立再生可能エネルギー研究所)が測定した結果である。なお、これまでの記録はFirst Solarが達成した13.4%だった*1)。 *1)

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