2010年11月05日 第137回 インデックス・ファンドのアセット・アロケーション カテゴリ:カテゴリ未分類 本連載の第108回「投資信託の入門(下)」に、日本株、先進国株、新興国株のアセット・アロケーションに関する試算を載せた。あれから、1年半程度が経過して、その間にデータが増えた。 そこで、新しいデータを加えてリスク値の前提を計算し直して、改めて、個人投資家向けの主にリスク資産部分のアセット・アロケーションについて考えてみたい。 過去データは、リターンにはそのまま使えない 今回も、日本株はTOPIX、先進国株はMSCI-KOKUSAI、新興国株はMSCI-EMをそれぞれのアセットクラスのベンチマークとして使用する。 今回は、データの始点は前回の計算同様1999年2月だが、データの終点として直近の2010年9月のリターンまでを含めてみた。11年8カ月分のデータである。 まず、初歩的な注