ドイツ・ミュンヘン(Munich)で、テレビ塔に落ちる稲妻(2009年5月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/DDP/JOERG KOCH 【6月2日 AFP】乗客乗員228人を乗せブラジルのリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)から仏パリ(Paris)に向かっていたエールフランス(Air France)機が消息を絶っている件で、同機が落雷にあったとの見方が浮上するなか、航空技術専門家らは、飛行中の旅客機が落雷の直撃をうける頻度は1000時間に1回との統計を示した。これは、1年に2機が落雷にあっている計算となり、落雷のリスクが増加している事実が浮き彫りとなった。 しかし、専門家らは、落雷の直撃だけで、エールフランス機が墜落するとは考えにくいと一様に述べている。 エールフランスは、問題の航空機AF447便は1日にブラジルを離陸した後、悪天候に巻き込まれ落雷の直撃を受けたとの見解を