ブックマーク / tomohiro358.hatenablog.com (535)

  • 従業員の二刀流・三刀流の時代 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    就職温暖期はかなり長期化する バブル経済崩壊後には長きにわたる就職氷河期が続きました 世の中は相場で動いますので、バブル崩壊前と後では求人倍率に雲泥の差があります 同じ大学の同じレベルの学生でも、入社できる会社や条件が時代により大きく変わるということがまざまざと見せつけられました 当時採用業務をしており、私の会社は採用数に変化はありませんでしたが「求人がたくさん来るので絞らなければならない」となります 採用企画部の人員や面接官にもキャパがあるので、絞らないと対応できない⇒大学で絞るとなります 応募者からすれば「フィルターがある!」となります 人は人工的な差別を嫌うので「友人の大学は会社説明会の連絡がきたが、自分が見ると応募締め切りになっている!」で炎上したくなる気持ちもよくわかります 採用相場は当然変化するので、コロナウイルス蔓延のようにプチ氷河期もありますが、これからの労働人口減少をみれ

    従業員の二刀流・三刀流の時代 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 頭のいい人を採用すべき? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    組織は人という細胞の集合体 「優生思想は人権侵害だ!」と言われればその通りなんですが、企業からすれば優秀な人材が欲しい=そうでない人材は採りたくないのも事実です 企業は人という細胞の集合体なので、優れた細胞の集合体なら優れた組織になります 求める人材は組織によって違いますが、優れた人はどの組織に行っても「入ってもらってよかった」と思われていると思います 人が劣性細胞だらけになれば病気になるように、企業も質の悪い人材ばかり採用していれば病気になります 採用担当者がババ人材ばかり集めていると、経営陣がいくら優秀でもいい会社にはなりません 「人が足りない!」で採用基準を下げる時が危険で、中小企業の中には同業他社が採用しないような人材ばかり引き受けてしまう会社もあり、労働生産性もモラルも著しく低下します 頭が悪いと人の気持ちまで考えられない 一般的には「頭のいい人の方がいいに決まっている」と考えら

    頭のいい人を採用すべき? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 優生論を支持する人達 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    劣等遺伝子の拡散を防ぐ 以前、日で施行されていた『旧優生保護法』について書き綴りましたが、周りと議論してみると意外に「優生思想」に賛成派が多く驚きました 1883年イギリスの科学者フランシス・ゴルトンが「優生学」という『劣等な子孫の誕生を抑制し優等な子孫の誕生を促進することにより、国家全体あるいは民族全体の健康を図ろうとする学問』を誕生させます 日でも「不良な子孫の出生を防止する」という旧優生保護法が施行されます tomohiro358.hatenablog.com 「令和ではこんな考え方をする人はいない!」と思っていましたが、意外に優生学を支持する人が多く少し驚きました 「もっと徹底すべきだったと思う!すぐキレる奴や暴力に走る奴はまだ多くいる」 「劣性遺伝子の人間から生きる権利を奪うのではない!子孫は作らないでねとしているだけ」 「当に科学的に社会を良くしようとしたら、この方法しか

    優生論を支持する人達 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • ペルソナ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人は仮面をもつ 幼稚園や保育園に行きだすと、子供は独自の社会性を身につけます 同学年の子供たちが一気に増えるのでここからが社会参加といえ、人と比べることにより自分のことがわかり始めます ルールに従うこと 共感しあえる喜び 人それぞれの感性 友達の作り方 攻撃してくる相手からの守り方 社会の基礎中の基礎を学び始めます 自分の家から出ることにより外ずらができてきます 友達に見せる顔・教師に見せる顔・親に見せる顔と、外ずらの種類も増えていきます だいたい20年前後の学習期を過ぎると自立して社会に出ていきます 学校は知識の習得だけでなくて集団行動を身につける意味でなくてはならない存在です 敵を創らないように笑顔を身につける 除外されないように短所は隠そうとする 集団行動に溶け込むためにルールは守る その為に独自の仮面を身につけるようになります 社会に出る時に身につけるペルソナ 仮面を身につけるとい

    ペルソナ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 無駄話で無意識に測られる知力 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    無意識の自己防衛能 人は顕在意識(自覚している自分)10%、潜在意識(自覚出来ていない自分)90%ですから、無意識に判断して行動していることも多いです 『潜在意識を少しでも顕在意識にしていくことが重要』とはいいますが、どんなに優れた心理カウンセラーでも容易ではありません 女性は能的に自分とは異なる男性の遺伝子を求めるそうです 自分にない遺伝子を取り込むことにより、より優れた子孫を残そうとする能です その判断は男性の臭いで行われるそうです 最近の男性は臭いに気を配っていますが、肌を交わらせればすぐに見抜かれるようです 悲しいかな、同遺伝子の父親の臭いなど嫌悪感の対象です 嫌な言い方になりますが男性は種で女性は畑とすれば「優れた種を欲する」のは、ごく自然なことです 他の動物は、オスが病気をもっているか否かを臭いで判断できるそうです 生命力の弱い遺伝子は取り込みたくないわけですね この辺は

    無駄話で無意識に測られる知力 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 意識高い系の方がいいのか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    昭和は意識高い系の時代 私は平成に社会に出ましたが、新入社員入社研修では社外講師の方が「人生は熱く生きなければ意味がない!仕事も熱量の強さで成果が決まる!」と何度も述べていました 最初に擦り込まれた生き方は、今でも消えることはなく生きています 令和は「努力しても無理なものは無理」「人生に生きる意味はない」だからもっと気楽に楽しんだ方がいいという文化です 「生物はして生命維持をすることと、子孫繁栄=繁殖以外の生存理由はない」と言われますが、大きくなり過ぎた人間の大脳はそれでは消化不良です やはり自分の人生の意義を求めようとします 日人が意識高い系から意識低い系に変化していったのは、頑張って倍率の高い受験戦争を戦い、求人難の就活を戦い、入社後も頑張ったのに全く報われなかった就職氷河期世代からだと思います 「昭和入社は最初から最後まで恵まれている!こんなに頑張ったのに俺たちは恵まれていない」

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  • 部下の育成一流・二流・三流 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    自己成長できるか否かは重要項目 いい会社か否か評価する基準は人それぞれですが、Z世代などは『自己成長できるか否か』も一番の基準になっています 質の良いZ世代ほど自己成長できる企業を気で探しています 自己成長できるか否かは会社も重要ですが、指導する上長の方が重要だと思います 同じ仕事内容でも「あの人の下は育つ」「あの人の下は伸びない」「あの人の下はよく辞める」など管理職により差があります 部下が育つ上司は、立派なことを言っている人というわけではなく、学歴でもなく、男女でもなく、出世が早かった人でもありません 会社としても未来を創ってくれる虎の子の若手を誰に預けるかは非常に重要です 私も支店長になる前の事前研修では『部下の育成力』が研修の半分以上を占めたのを覚えています 昭和世代の悪しき習慣である『部下を自分の所有物のように扱う』考え方がいかに悪かを摺り込まれ、心理カウンセリング・コーチング

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  • 48歳&82歳でみる人生の幸福度 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    幸福とは 「あなたは幸福ですか?」と聞かれても、幸福の基準があいまいで答えにくく、気分でもだいぶ違います ただ、過去を振り返ると「あの時期は受験に失敗して暗かったな」とか「社長賞をもらうほど成績好調で輝いてたな」などはあります 同じことを経験しても「最悪な経験をした!」と記憶する人もいれば「あの経験で一つ賢くなった」と苦労を糧にする人もいます いわゆる欠けた部分に目をやる『谷の人=俗人』か恵まれている部分に目をやる『山の人=仙人』下の違いです tomohiro358.hatenablog.com 大きく分けて幸福には3種類あって 成功したり、美味しいものをべたり、快楽から発生する幸福をドーパミン的幸福とよびますが、これはすぐに消えてしまい、また新たなドーパミン的幸福を得ようとします 人に親切にしたり、子供の頭をなでたり、ペットを可愛がったりする時に感じるのがオキシトシン的幸福で、これが一

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  • AI時代は少子化は好都合 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人口ボーナスとは言うが 歴史の時間の最初に教わるのが「大河の近くで文明は発展した」ということです 太陽の光はダダ 大地もタダ 空気もタダ となれば、後必要なのは水になります 古代の文明発祥地は、いまだに人口が多いです 「これからの戦争は水をめぐって起こる」と言われます 島国で守りやすく、水資源も豊富な日は恵まれています なんせ、水資源が豊富で、水の10%ほどしか使用していないという贅沢ぶりです 「資源がない」と嘆く日人ですが、太陽・大地・空気と並んで必要な水に恵まれているわけですから、決して未来は暗くありません そんな日人が未来を暗く見る最たるものが『少子化による人口減』です 人口ボーナスという言葉もある通り「人口は力」「人口は国家の体力」「人口は未来への活力」なのも確かです かつて「人口減より人口増の方が怖い」と書いたことがありますが、人口が増え過ぎても悲惨な状況になるのは歴史が教

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  • 社会の進歩は新しい病気を生む - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    陽に進んだ分、陰にも進む 何度か話していますが、東洋には『一極二元論』という考え方があります 人は良くしようとして陽の方向に進みますが、陽に進んだ分、陰にも進んでいるということです 美味しいべ物がたくさん溢れていますが、そのお陰で太ることに悩むようになります 「痩せることにこんなに苦労するなんて苦しい」からといって、糧難に苦しむ国に移ろうとは思いません 東洋哲学は『中庸を良しとする』ので、美味しくてもほどほどにということになります スマホの害も色々問題視されますが、害があるからといってスマホが今さらなくなるわけではありません 「乗り物の発達は人の足腰を弱くした」 「料自給が改善し、医療も進歩してどんどん長寿になり社会保障が大変になっている」 とにかく人は陽方向に突き進むので、新たな問題にそのつど対応しなければなりません 社会がどんどん良くなっても、どんどん新たな問題が生まれてきます

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  • 若者の就活とジョブ型社会の未来 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    いつの時代も「最近の若い奴らは」が口癖 私はⅩ世代で、Ⅹと名付けられたのは数学の不明部分に使われる「X」であり、宇宙からの物体Xの「X」で「理解に苦しむ世代」という意味です 東京オリンピックの後に生まれ、アポロが月から帰ってきたあたりから後の世代になります 「日が豊かになってから生まれて来て苦労を知らない」 「仕事より自分のプライベートを重視する軟弱な若者」 「とにかく我々世代からは理解に苦しむ若者たち」 と言われていましたが、そのX世代が「Z世代は扱いが難しい」「Z世代は怠け者」など言っていたりします どの世代にも優秀な人間、イマイチな人間がいます どの時代も「最近の若い奴らは」という声が上がります ケンブリッジ大学のトーマス・ルーレ教授は 「どの世代も、自分たちよりも下の世代は仕事を怠けている!ソクラテスですらそうです」と言い、ギリシャの哲学者が若者のことを「うぬぼれの強い怠け者」と

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  • 近代史をもっと学ぶべき - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    忘れてはいけない歴史がある アマゾンプライムビデオで『13DAYS』が再び鑑賞できるようになったので、もう4回目ですが久しぶりに鑑賞しました 「歴史ものは近代史を鑑賞し考察することが重要」と言われます 「三国志は当に面白いが重要ではない」と言われたことがあります 第三次世界大戦・核戦争を回避したという意味では見ておいた方が良い作品で、アメリカがもっとも震えた13日間と描いた映画と言えます キューバ危機とは1962年にソ連のキューバへのミサイル配備をきっかけに起きたアメリカとソ連の核戦争寸前の危機的状況のことで、アメリカののど元であるキューバに核ミサイルを配備されたケネディ大統領がキューバ海上封鎖を行い、冷戦期の緊張が最高潮に到達した13日間を描いた作品です ホワイトハウスの高官たちが右往左往しながら解決していく姿が描かれています 双方の譲歩により最終的に平和的に解決したが、世界が核戦争

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  • 70歳定年・80歳定年・90歳定年 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    平均寿命-15年=引退年齢 もうすでに『70歳定年時代』だと思います 終身雇用&年功序列の昭和の雇用モデルをまだ少し引きずっている人がいる日ですが、この2つは55歳定年だからできたことです 日は世界一年金支給年齢が遅いですが、それは世界一長寿だからです それでも支給期間の平均は長いです 団塊ジュニア世代は世代は人口のボリュームゾーンであり、年金支給年齢は男性70歳・女性75歳になると思った方がいいです 年金支給期間=引退した老後期間は15年と計算されているので『平均寿命-15年=引退年齢』となります 男性の場合60歳前後で亡くなる方もいますが、90歳まで生きる方もおり、かなりばらつきがあります ですので60歳から年金支給という選択も出来れば、75歳から支給という選択も出来るようになっています 日の今の中高生の半分は110歳まで生きると言われてますので、労働期間は70年・年金支給は90

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  • ハラスメント撲滅で進化した共感力 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    波動が変わった21世紀 私が社会人になった平成初期は『ハラスメント』が問題になり始めた頃でした セクハラから始まり、パワハラ、モラハラなど次々にハラスメントが生まれ、取り締まりが強化されています 新しいハラスメントができても知らずに、警告を受けてから知る場合もあります 5年前、一緒に中間採用の面接をしていた面接官が「ご結婚はされてますか?」と50代の男性に問いかけ「これはシングルハラスメントになりますよ」と注意を受けます シングルハラスメントは結婚していないことに対することを不快に思わせる行為 マリッジハラスメントは独身者に結婚を勧めたり、結婚していないことを責めるような行為 結婚率が95%を越えていた時代に結婚した世代は非常に危険で「この年代は結婚していて当たり前!していなかったとしたら離婚してる」などと思い込んでいたりします 多用化の波に乗り切れているのはY世代からです 以前は中間採用

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  • 就活生の企業人気相場=魅力×時勢 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    学生は給料が高ければいいというものではない 人手不足から賃金は増えていますが「報道は見てるけど増えてるの?」という人も多いと思います 厚生労働省の「賃金構造基統計調査」の発表によると 時間外や休日手当を除く「所定内給与」は 大卒の男性では前の年からの伸び率が ・20代前半がプラス3.1% ・20代後半がプラス3.4%だったのに対し ・30代後半が0% ・40代が1%台 ・50代はマイナスでした また ▼大卒の女性でも ・20代前半がプラス2.1% ・20代後半がプラス1.9%だった一方 ・30代後半がプラス0.3% ・40代はマイナスでした 「賃金上げろ!」という声は内外から多いので、人手不足もあり企業は賃金をあげていますが、年代別に分析すれば『欲しいのは20代』ということが鮮明です 20代の採用はレッドオーシャンと言えそうです 2024年上半期は 人手不足倒産 が182件発生 しました

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  • 「直」と「曲」 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人はいくつもの顔をもっている 『八面観音』というものがあります 「人は八つの顔をもっている」という意味ですが、八重人格とかではなく「八つの自分が常に話し合って決めている」という意味のようです よく漫画に出てくる「善の自分と悪の自分の議論』は誰でもわかりやすいと思います もし8人の自分がいるなら、決断が早い人は圧倒的に一人の強い人格が仕切る独裁国家で、考えすぎて決断が遅い人は皆がそれぞれしっかりした発言をしている民主国家といえそうです 頑張り屋の自分と怠け者の自分 やさしい自分と冷たい自分 明るい自分とむっつり拒否的な自分 健康志向な自分と健康無視の自分 仲間を求める自分と孤独を好む自分 いろいろありますが、やさしい人がたまに冷たい面を見せたりすると「あの人の性は冷たい」などと評価されたりします 人は極まれに出す顔を「その人の性」と見るところがあります やさしい顔9対:冷たい顔1ならその

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  • 生き様だけでなく死に様も考える - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人は必ず死を迎える 報道を見ていると殺人事件が多く流れるので「物騒な世の中だ!」と感じますが、日は世界トップクラスの殺人の少ない国です 見ず知らずの人に殺される確率は14%です ただ、親族は51%なので「親子関係は危ういモノ」「夫婦はいつまでも安定した状況が続かない」などに注意を払った方がいいです いずれにせよ人の殺され人生の幕を閉じることは極めて少ない国です とはいえ、人は必ず寿命を迎えます 寿命が短く、死が日常だった時代は辞世の句などを読んだり、生きてるうちにしておきたいことなど、現代よりもより深く考えていたと思います 100年時代は今の中高生くらいからだと思いますが、女性90年時代・男性85年時代などはもう覚悟しておいた方が良さそうです 長寿は古来より人類が望んできたことで、飢えのない世界、病気に打ち勝つ知識などに邁進してまいりました 年金支給年齢はどんどん上がり、上がった分労働期

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  • 心は言葉で出来ている - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    体はべる物で出来ている 私達の体はべたもので作られています 日々の事から、タンパク質や糖質、脂質、ビタミン、ミネラルなどさまざまな栄養素を取り入れ、私たちの体は作られています 約4カ月で全ての細胞が入れ替わるので、生物学的には4カ月前の自分とは別人になります では、私たちの「心」は何を取り入れて作られているでしょうか? 心は取り入れた「言葉」で出来ています 自分が発する言葉 職場や家庭などで聞く言葉 SNSで目にする言葉 そうした言葉を取り入れて心は育まれていきます そして、言葉が習慣化されて「口グセ」となっていきます 1985年の日航機墜落事故がありましたが、明石家さんまさんは何かのトラブルで搭乗できなかったそうです そこから生まれた言葉が「生きてるだけで丸儲け」です いつもは考えない当たり前に生きていることのありがたさを自覚させられたことから生まれた言葉です 「毒のある言葉」を吐

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  • 自由を追う人 逃げる人 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    自由=皆が求めているものではない 「自由」というと、圧力やいらぬ規則などから解放された人間らしい素晴らしい状態と感じます ですが、職場の同い年の男性でも「従業員という奴隷所得の方がいいです」「人の命令されて動いている方がいいです」という人もわりと多いです 表現の自由が規制されている国をみると「やはり日はいいな」と感じます 北朝鮮からの脱北者の中には北朝鮮に戻りたがる人もいるようです tomohiro358.hatenablog.com 「北朝鮮では仕事が決められ、料・衣服は配給だった」と聞くと、民主主義社会に育った人は「かわいそうに」と感じます ただ、脱北者に言わせると「仕事は自由に選べ!服は自分で選んで買いに行け!」などの「自分で自由に!」の社会は苦痛のようです 自由を強く求める人もいれば、自由という苦痛から逃げる人もいるようです 「自由=素晴らしいモノ」でもない人も多いようです 自

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  • 「子持ち様」と「独身様」の評価 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    見る人の立ち位置により評価は分かれる 私の新卒で入社した会社は、昭和末には『出産休暇・出産勤務・介護休職・介護勤務』の制度ができていました ただ、実際に配属されると先輩社員に「男が育児休暇?とれるわけないだろ!」という状態で、徹底され始めたのは平成10年くらいです 十数年、同調圧力に押されながらの運営だったと思います この平成10年辺りは「今は子供の数より犬のペットの方が多い」と言われ始めた頃で「子供は今後減り続ける」が問題になってきた時代です 若手の管理職だった頃は「子供を迎えに行くから帰る」という女性に対して「やることをすべて終えてからにしてください」と言い切ってました そうしないとこちらが上長に叱られます 「主任は子供いないからわからないのよ」などと影で言われます 「子供3人いる課長だってわかってないよ」と言い返したくなります それでも同期が総務部や労働組合に「子供がいる社員への配

    「子持ち様」と「独身様」の評価 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情