ライブドアは4月2日、新経営体制および新サービスの発表を行った。インターネット事業に経営資源を集中させる組織体制に刷新。日本発のネットサービスを海外展開する構想など、優秀な技術者が集まる企業風土作りを軸に展開する。 ライブドアグループは同日より、グループの組織体制を持ち株会社制に変更。持ち株会社「ライブドアホールディングス」(LDH)はグループ会社の管理とフジテレビジョンからの賠償訴訟問題など訴訟管理に集中し、インターネット事業の運営に特化した“新生”ライブドアおよびそのほかのグループ会社は、事業会社としてそれぞれ本業に注力する。 会見冒頭でLDH社長の平松庚三氏は、2006年1月に東京地検が強制捜査に入ってから急きょ社長としてグループを率いてきた1年強を振り返り、「やっと新しいスタートラインに立てた」と新組織体制開始に対する感想を述べた。 今後は「二度と(証券取引法違反などの)同じ過ちを