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ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (56)

  • 「昔のインターネットは面白かった」と思っている世代からみた「今のインターネット」

    anond.hatelabo.jp gothedistance.hatenadiary.jp p-shirokuma.hatenadiary.com 「昔のインターネット」の話になると、つい、いっちょ噛みしてしまいたくなる(今では「擦る(こする)とか言うんですかね)。 僕自身の記憶を辿ってみると、2000年代、まだISDN全盛の頃から、ホームページビルダーで個人サイトを作っていた頃、そして、眞鍋かをりさんが「ブログの女王」と呼ばれ、雨後の筍のようにブログサービスが立ち上がっていった時期の頃は、「楽しかった」というか、「とにかく時間を惜しんで更新していた」のだ。仕事は今よりずっと忙しくて時間に追われていたのだが、夜遅くに帰ってから睡眠時間を削って毎日更新していた。 いやむしろ、忙しくて仕事にもあまり夢中になれず、生き甲斐をブログにアウトソーシング(外注)していたのではないか、とさえ思う。 1

    「昔のインターネットは面白かった」と思っている世代からみた「今のインターネット」
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2023/12/26
    「SNSは嘘か釣り」これがまさに資本主義ディストピアの弊害 https://ta-nishi.hatenablog.com/entry/2023/12/23/044701 / 「年齢や立場が変わっただけ」というのは分かる。リアルにはむしろまだ個人主義ユートピアが残る場所がある。
  • 羽生結弦さんの離婚発表と「推しの幸せを素直に願う」ことの理想と現実 - いつか電池がきれるまで

    www.sponichi.co.jp 昨日(2023年11月17日)の夜、Yahooニュースのトップでこのことを知って、深夜にもかかわらず、「は?」と声が出てしまいました。 離婚……って、ついこのあいだ結婚したばかりなのでは……羽生善治さんの間違い?いや、将棋の羽生さんなら、個人的にはより一層せつないのだが…… いやほんと、マスコミもファンも、私生活は悪いことでもしていなければ放っておいてあげればいいのに、とオリンピックでは羽生さんを応援する、という程度の僕は思ったのですが、羽生結弦さんのファンの熱さはさまざまなところで見てきたので、こういうこともありえるよな、とは感じました。 誹謗中傷したり、つきまとったりする側は「自分は大勢の同じような人間のひとり」でしかないのだけれど、被害を受ける側からすれば、ひとりの人間に「お前を恨む」「命を奪う」なんて言われるだけで、もう不安で仕方がなくなってし

    羽生結弦さんの離婚発表と「推しの幸せを素直に願う」ことの理想と現実 - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2023/11/19
    私はこれまでの人生でそこまで気持ちに波風立てられるレベルのファンになった事が誰に対しても一度もないから、赤の他人の行動に一喜一憂する人を見ると不思議に思う。家族友人恋人ならまだ分かるんだけど。
  • 『はてなブックマーク』の終りとインターネット・ワンダーランド - いつか電池がきれるまで

    yoppymodel.hatenablog.com www.tyoshiki.com anond.hatelabo.jp 『はてなブックーマーク』界隈が、にわかに慌ただしくなっています。 というか、運営側が急にどうこう、というわけではなくて、人気ライター・ヨッピーさんの記事とそれに対する「はてなブックマーカー」たちの反応、さらにヨッピーさんがそれに反論し、いろんな人たちも顕名匿名で参戦しています。 ああ、なんかこの話題の記事に「いっちょかみ」しようとして人がワラワラ集まってくるブログの雰囲気って、なんか懐かしいなあ。 というわけで、僕も「いっちょかみ」してみます。 この「はてなブックマークにはもううんざり論」というのは、僕にとっては無縁な話ではなく、これまで何度も「もう廃止してしまえ」と書いては大バッシングされ続けてきたのです。 fujipon.hatenablog.com b.haten

    『はてなブックマーク』の終りとインターネット・ワンダーランド - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2023/02/28
    fujiponさんはてブ批判炎上の件は同じはてなブロガーとして今でもよく覚えている。あの事件で私のはてブ嫌悪は決定的になり、以後まともに相手する事をやめた。
  • 「同性婚を認めるなら近親婚も認めろ」を「論破」するのは難しい。 - いつか電池がきれるまで

    www.asahi.com この記事に関しては、世界の潮流や日の最近の世論調査などをみると、岸田総理の言葉は「時勢に合わない」と感じる一方で、この場では、国のトップとして慎重な姿勢をとった、とも思われます。じゃあ早速法制化しましょう、認めましょう、と簡単には言えない立場ではありますよね。そう口に出してしまえば、さまざまな実務が立法や行政の現場では生じてくるわけですし。 いつまで日政府は、その「慎重な立場」でお茶を濁しているんだ、と苛立っている人がいるというのも想像はできます。 『はてな匿名ダイアリー』でも、同性婚についてのエントリが注目されているのです。 anond.hatelabo.jp anond.hatelabo.jp 僕は同性愛者ではありませんが、同性婚には賛成です、というか、反対する理由がない。 正直なところ、結婚制度というもの自体が、もう時代遅れになってきているような気もし

    「同性婚を認めるなら近親婚も認めろ」を「論破」するのは難しい。 - いつか電池がきれるまで
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    Ta-nishi 2023/02/06
    "人権意識が一般的なものとなった社会では、「リベラル派」というのは、自分たちにとって都合の良いところにだけ「自由」を主張しているようにも見えがちなのです"
  • あの事件以来、インターネットが、とくにSNSで他者の言葉に触れるのがつらい。 - いつか電池がきれるまで

    あの元首相の暗殺事件以来、僕のインターネット熱は急速に冷めているというか、とにかく誰かをうまく責めた者勝ち、みたいなSNSの雰囲気がすごく気になってしまうのだ。それは別に今にはじまったことではないし、僕自身もその雰囲気づくりの一端を担ってきたのはわかっている。だからこそ、うんざりしてもいるのだ。 一度何かで話題になった人が、自分が舞台に立っているときの灼熱感、みたいなものが刷り込まれてしまい、もう炎上なんて嫌だ、と言いつつ、また新たに燃料を投下せずにはいられなくなっているのを見るのも、僕自身がそうだっただけに、傍観しているのもつらくなる。 燃えて燃えて燃えて。 もっとやれやれ、という人と、もういいかげんにやめろ、という人と。 忘れられたくないから、一度浴びた注目は、すぐに過ぎ去ってしまうから、これまで支持してくれた人たちの期待に応えたいから。 なんのことはない、ある日、ある瞬間に、「面白い

    あの事件以来、インターネットが、とくにSNSで他者の言葉に触れるのがつらい。 - いつか電池がきれるまで
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    Ta-nishi 2022/08/02
  • 『TSUTAYA』という『平家物語』 - いつか電池がきれるまで

    bizspa.jp news.yahoo.co.jp ひと月くらい前、久しぶりにTSUTAYAのリアル店舗に行ったのです。 職場での仕事のあと、別の場所での会議の予定があって、それまで2時間くらい時間が空いてしまったので。 けっこう長い間通っているTSUTAYAなのですが、内装がだいぶ様変わりしていたことに驚きました。 TSUTAYAといえば、レンタルDVD、CDがメインで、最近はレンタルコミックのスぺースが広くなり、ゲームソフトやDVD、CD、文具の販売コーナー、あとは「ショッピングモールの紀伊国屋などの大型書店には及ばないものの、地方都市の郊外では唯一無二くらいの品ぞろえの」というのが、僕のイメージだったのです。 レンタルDVDコーナーは、いつもけっこう家族連れで賑わっていて、人気作品はほとんど「貸し出し中」、棚を見ていくと「ああ、こんなマイナーな作品でも、ちゃんと貸りて観る人がいる

    『TSUTAYA』という『平家物語』 - いつか電池がきれるまで
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    Ta-nishi 2022/03/29
    マンガレンタルが最後の砦感ある。こんご電子書籍のマンガレンタルが隆盛したらどうなるんだろ。
  • 2022年の個人ブログは、「日記やテキストサイトへの回帰」が進んでいくと思う。 - いつか電池がきれるまで

    あけましておめでとうございます。 年もよろしくおねがいいたします。 このブログでは、毎年、新年最初のエントリは、「現在のブログ情勢と今年の展望」みたいなことを書いているのです。 fujipon.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com 2021年もコロナ禍が続いていましたが、後半にはワクチン接種の効果もあり、コロナもようやく収束に向かってきているようです。 ……と思いきや、年が明けてから感染者数は増加傾向なんですね。 正直、2年こういう状況が続いていると「テレビドラマや映画をみていて、登場人物がマスクをつけていないことに「ん?」と思うようになってきました。 人類の歴史という

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    Ta-nishi 2022/01/12
  • 豊崎由美さんと『けんご』さんの諍いと「書評」についての雑感 - いつか電池がきれるまで

    togetter.com news.yahoo.co.jp note.com saavedra.hatenablog.com 長年「老害系文学賞選考委員」や「大家のつまらない作品」に対しても臆せずに「書評家」として筋を通してきた豊崎由美さんには、僕自身、ひとりの好きとして、敬意を抱いているのです。 この件に関しても「まあ、こういうことを言うのも『書評』というものに全身全霊で向き合ってきたトヨザキ社長らしいな」という気持ちにもなっているのです。 長年の盟友である大森望さんにもこのTwitterでの発言に対しては批判されているみたいですが。 大森さんは「出版社側、編集者としての視点」、というのもあるのかもしれません。 fujipon.hatenadiary.com fujipon.hatenadiary.com 正直、僕は「けんご」さんのことを知らなくて(TikTokもほとんど見たことがない

    豊崎由美さんと『けんご』さんの諍いと「書評」についての雑感 - いつか電池がきれるまで
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    Ta-nishi 2021/12/15
    書評って本を売る為のものではなく作品と共に文化を創り上げる為のものだと思う。だから実際同列ではない。でもどっちが上という話でもなく目的が違う。広告で買い、書評で深める。前者がけんご氏、後者が豊崎氏。
  • 「なぜパチンコ店に若者がいなくなったのか?」を考える - いつか電池がきれるまで

    news.careerconnection.jp 僕自身、ものすごくパチンコにハマっていた時期があったのです。 fujipon.hatenadiary.com 最近も、ひとりの空き時間ができると、つい立ち寄ってしまうこともあるし、行こうかな、いやそれなら映画のほうがお金もかからないし、ブログのネタにもなるし……と逡巡することもあります。 たしかに、若い人はいなくなりましたよね、パチンコ屋。 ひと昔前は中高年はパチンコ、若者はスロットという棲み分けもされていたのですが、今はスロットが6号機という、あまり評判がよろしくない(僕はスロットはやらないのでよくわからないのだけれど、「あまり出ないし、面白くない」と言われているようです)機種が多くなっていることもあり、パチンコ・スロットの遊戯人口は激減しています。 amusement-japan.co.jp 2020年は新型コロナウイルスによる閉店期間

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    Ta-nishi 2021/11/17
    "「もっとマシな居場所を探せよ」って言いたくなるのはわかるけど、年を重ねると、新しい居場所を探すって、そんなに簡単なことじゃない"
  • 人びとを「プア」から「ワーキングプア」に全力でクラスチェンジさせようとしている国で生きるということ - いつか電池がきれるまで

    fujipon.hatenablog.com ※前回のこの記事の続きです。 anond.hatelabo.jp anond.hatelabo.jp これらの『匿名ダイアリー』を読んだ人たちに知っておいてもらいたいのは、現在の日は、すでに、生活保護や低所得者への援助を積極的に行っている国ではない、ということなんですよ。 fujipon.hatenadiary.com こので示されるという統計によると、「日では必要な人の10~20%しか生活保護を申請しない」そうです。 子育て罰~「親子に冷たい日」を変えるには~ (光文社新書) 作者:末冨 芳,桜井 啓太光文社Amazon このには、こんなことが書かれています。 ごく簡単に言えば(「子育て罰」というのは)、子育てする保護者はそうでない大人に比べて賃金が低く、貧困に陥りやすいという課題を表現する「child penalty(チャイルド・

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    Ta-nishi 2021/08/19
  • 「給料が低い仕事につくヤバさ」vs「ブルシット・ジョブの憂鬱」 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp 月収35万円から23万円か…… 正直、これだけの情報ではなんとも言えないのですが、月収が12万円も下がると、生活に使える、あるいは貯金できるお金はかなり減りますよね。 いまの仕事があまりにもハードで精神的にも肉体的にも限界であるとか、職場の環境に問題があるとか、どうしても仕事の内容に興味が持てない、あるいは苦痛であるとかいうのであれば(たとえば、電話でマンションを売るような仕事であれば、高給でも僕はやりたくない)、致し方ない、とは思うけれども。 fujipon.hatenadiary.com 『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』(森岡毅著/KADOKAWA)のなかで、USJの「V字回復」に大きく貢献した著者は、こう仰っています。 職業選択の際に、誰もが気にする自分自身の将来の年収について。実はこれは職業を選んだ時点でだいたい決まっているのです。そ

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    Ta-nishi 2021/01/18
    なんだかんだ、お金は大事だと思う。私もお金のために今日も仕事がんばろう。
  • こんな世の中だからこそ、「本当のお金持ち」の話をしよう。 - いつか電池がきれるまで

    お金持ちがポンとちょっとしたお金を出して、それを獲得したい貧乏人たちが醜く争ったりしてその様子をお金持ちが眺めて楽しむといったようなウェブサービスを作りたいですね。— pha (@pha) 2008年12月10日 太い実家のない俺が40歳までに何千万の貯金と家を手に入れるのはもちろん無理だったし、ワインをやっていなかったとしても焼け石に水、ぜんぜん無理だっただろう。どんな仕事をしてどんな暮らしをすればそうなるんだ。— p_shirokuma(熊代亨) (@twit_shirokuma) 2020年12月14日 僕はけっこう長い間、「お金のことをあれこれ言うのは、はしたない」というような、しょうもない矜持みたいなものを抱えていて、その一方で、先輩に頼まれていった当直アルバイトのお金を貰っていないことをずっと根に持つような人生をおくってきたのです。 正直なところ、子どもの頃から、切実にお金に困

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    Ta-nishi 2020/12/17
    r>g、資本収益率>経済成長率だから、労働でしか稼ぐ手段を持たない庶民は金で金を稼ぐ富裕層に一生追いつけない、と。ほんとクソみたいな仕組みだな…
  • 「松坂桃李さんと戸田恵梨香さんのゲーマー婚」に、ゲーマー受難の時代を生きた僕が感じた「パラダイムシフト」 - いつか電池がきれるまで

    news.livedoor.com 結婚した超人気俳優カップルの共通の趣味が「テレビゲーム」か…… 「ゲームセンターに行くのは不良」「ゲーム好きの子は根暗」と言われ、補導員の目を盗みながら、ゲームセンターでナムコの『ドラゴンバスター』に夢中になっていた(一度、「警察が来た!」と言われて、トイレの窓から逃げたこともあります)、「モテ」と極北の世界を生きた中高生時代の僕に、この未来を見せてやりたい…… 今から思えば、あの頃は、なんでテレビゲームがそんなに悪いものだと思われていたのだろうか。 21世紀、インターネットの普及につれて、アニメやテレビゲーム好きを公言する芸能人やアイドルが増えてきましたよね。松井玲奈さんの漫画、アニメ好きカミングアウトに「アイドルが公言する時代になったのか」「でも、これもオタクを味方にするための戦略なのでは」などと思っていたのですが、今ではもう、ゲーム好きの芸能人は珍

    「松坂桃李さんと戸田恵梨香さんのゲーマー婚」に、ゲーマー受難の時代を生きた僕が感じた「パラダイムシフト」 - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2020/12/16
    "「オタクだとみなされることが教室社会での死の宣告だった」僕は、いい時代になったものだな、と感慨にひたらずにはいられないのです。" 本当に。
  • 「ホームレス」について、興味本位で書くことと『cakes』『note』の見世物小屋化 - いつか電池がきれるまで

    cakes.mu この記事が「炎上」しているというか、多くの批判を受けています。 僕も読んでみたのですが、なんとなく「取材」って言葉を使わなければ、もうちょっと風当たりは弱くなったのではないか、と感じました。 たとえば、「ホームレスの人たちと3年間付き合ってきてわかった、彼らのミニマリスト的生活術」とかいうタイトルにして「取材」という言葉を文中に出さなければ、こんなに叩かれることはなかった気がします。 『note』と『cakes』は、炎上しやすい題材をあえて扱っているのか、不祥事が多発したため、「炎上させたい人」に目をつけられているのだろうか(たぶんこの両方なんでしょうけど)。 3ヵ月くらい前に、ホームレスについて書いた、村田らむさんのを読みました。 fujipon.hatenadiary.com 村田さんは、長年「ヤバい現場」に自ら足を運んで書く、「実話系」のノンフィクションライターな

    「ホームレス」について、興味本位で書くことと『cakes』『note』の見世物小屋化 - いつか電池がきれるまで
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    Ta-nishi 2020/11/17
  • 『ブログのおわり世界のはじまり』 - いつか電池がきれるまで

    www.yutanyan.com このエントリを読んで、いろんなブログのことを思い出しました。 冒頭のブログの書き手は「まだまだけっこうみんな現役でがんばっている」と仰っていますが、3年半のあいだに、だいぶ減ってしまったなあ、というのが僕の実感なのです。 多くの人が更新頻度を減らしたり、ブログをやめてしまったり、noteSNS中心の更新、あるいはライターの仕事に移行していきました。 「もう個人サイト(ブログ)の時代は終わった」なんて、僕は15年前から書いていたのですが、ここ数年は、「もう『終わった』なんて言っても、『何をいまさら』って思われるだけだよな」というのが実感です。 fujipon.hatenadiary.com 数字にしてみると、僕の場合、『いつか電池がきれるまで』が、いちばん読まれていた時期って、3〜4年前で、当時のPV(ページビュー)は年間200万くらいでした。『琥珀色の戯

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    Ta-nishi
    Ta-nishi 2020/10/30
    私のブログも毎日のアクセス数は全盛期の1/5くらいになりました。
  • 「理屈としての正しさ」と「処世術としての正しさ」 - いつか電池がきれるまで

    togetter.com delete-all.hatenablog.com 僕自身、「何者にもなれなかった」中年男なので、これを読みながら、「自分が言われたら、きっついだろうな……」と思っていたのです。 fujipon.hatenadiary.com でもまあ、「何者にもなれなかった」という言葉を使う時点で、具体的な目標を持って何かをやってきた、というわけでもないのでしょうね。 具体的に「何か」になろうとしていた人は、プロ野球選手になれなかった、プロ棋士になれなかった、という言い方をするのだろうから。 フミコさんが言っていることは、至極もっともではある。 「何者か」がどんなものであるかのイメージもない人が「何者か」になれるはずがないのだから。 ただ、こういう「結局、自分は何ものにもなれなかった」という述懐が口をついて出てくるシチュエーションが、ネット以外では、あまり思いつかない、というの

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    Ta-nishi 2019/02/26
  • アメリカの銃規制と「はてなブックマーク廃止論」その後 - いつか電池がきれるまで

    僕はずっと、アメリカで銃規制に反対する人たちに対して、「まだ西部劇の夢から醒めない、アナクロニズムから抜け出せない存在、だと思っていました。そうやって、銃を持てる社会になっているからこそ、銃乱射事件が起こって多くの人が殺されていることが、なぜ理解できないのか?と。 でも、現地で生活をしていた人が書いたこのを読んで、その理由が少しわかったような気がしたのです。 fujipon.hatenadiary.com 2012年には、フロリダ州で17歳の黒人の高校生が自警団としてパトロールしていたヒスパニック系の男性に射殺されました。 オバマ大統領は、この事件に関して、自らの経験を語りながら、「こうして撃たれたのは自分だったかもしれない」と国民に対して痛切な訴えを行なったのですが、それでも、銃規制への道は遠いようです。 「全米ライフル協会」というのは、西部劇の世界を引きずっているような過激で時代錯誤

    Ta-nishi
    Ta-nishi 2018/07/20
    廃止は行きすぎとしても、発信者としての心情は私もfujiponさんに近い。私はブクマカを人間扱いしないことで心の平穏を保っているけど、これが良いことだとは思っていない。 http://ta-nishi.hatenablog.com/entry/2014/08/26/162114
  • 「はてなブックマーク」廃止論 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp 僕もネットでの「いじめ」「いじり」にまったく無縁ではないし、お前は偽善者だと言われれば、そうですね、としか言いようがない。 僕自身は、とりあえず、自分の身に降りかかった火の粉は払おうとしてきたし、できれば、あまりうまく生きられない人に、ネットを通じて1ミリでも役に立てれば、と思っていた。そしてその一方で、自分が楽しいと思うことを発信して、誰かに「俺もそれ好き!」って言ってほしかった。 hagexさんの事件について、『はてな』の責任を問う声もあがっていて、『はてな』への認証のしかたを変えた方が良いのではないか、というのも読みました。 僕がいま考えているのは、『はてなブックマーク』という機能をもう止めても良いのではないか、ということなのです。 僕自身も利用しているサービスだし、ブックマーク機能の恩恵も長年受けてきています。 はてなブックマークは、バッシングの

    「はてなブックマーク」廃止論 - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2018/06/28
    私も炎上させられる側としてはてブの暴力性を知っている一方、拡散してもらえる側としてはてブのメリットも知っているから難しい。廃止は行き過ぎとしても、前者をなんとかできるように改善できないものか。
  • 「ブロガー」という業の深い人間のひとりとして、hagexさんの事件に感じていること - いつか電池がきれるまで

    昨夜、ワールドカップの日戦を観ながら、考えていました。 hagexさんは、この試合を観るつもりだったのだろうか。 いつかブログで見たように、生ビールのジョッキをたくさん並べて、中洲の夜を堪能する予定だったのだろうか。 僕はhagexさんに直接の面識はないし、ネットでのやりとりといっても、お互いのエントリに言及したり、ブックマークしたりすることがあった、という程度です。 僕が「ネットウォッチャー」をあまり好きでなかったこともあり(僕自身も、他者からみれば「ネットウォッチャー」のひとりなのかもしれませんが)、hagexさんが起点となって生じる「ネットリンチ」の尻馬に乗らないように気をつけていました。 anond.hatelabo.jp hagexさんが自覚してやっていたかどうかはわかりませんが(僕は「ある程度意識してやっていた」と思っています)、hagexさんが採りあげ、綿密な情報網で証拠を

    「ブロガー」という業の深い人間のひとりとして、hagexさんの事件に感じていること - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2018/06/25
    hagex氏との距離感や、ネットウォッチを快く思っていないという部分でスタンスが同じで共感できた。ネットで発信を行う人間全員にとって、他人事ではない話だと思う。 http://ta-nishi.hatenablog.com/entry/2018/06/25/175214
  • 「中高年の承認欲求」と「淡々と記録する快感」と - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp b.hatena.ne.jp 承認欲求って、若い人のものだとばかり思われがちなのですが、自分が年をとっていくと、中高年には中高年なりの承認欲求があるということを実感するのです。 僕なんかもうその典型例で、こうしてあまりお金にもならないブログとか書いているのは、承認欲求というか、何か自分のなかで欠けているものを満たすためなのではないか、という気がします。しかしながら、これで満たせているのかどうか、というのは自分でもよくわからない。 冒頭のエントリを読んで、以前、博多のデパートのスイーツの店で、グループの仲間を待たせまくって、「ブログに乗せる写真」を撮りまくっていたおばちゃんをみて閉口したのを思い出しました。 僕は内心「このスイーツの写真なんて、ネットには腐るほどあるだろうし、そもそもおばちゃんのブログとかそんなにみんな見ているの?」とか思っていました。 周

    「中高年の承認欲求」と「淡々と記録する快感」と - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2018/06/04
    "僕は、何かに依存しないと生きづらいと感じているので、なるべくマシなものに依存しておきたい。"