(1)無冠詞名詞は抽象 無冠詞のapple = = りんご(の概念) appleとは、いわば「りんごの世界」。 抽象的な「りんご」という概念。りんごなるもの。りんごという存在。 「りんごはおいしい」「このサラダにはりんごが入っている」といった場合の「りんご」。 抽象だから融通無碍。大量のりんご も、少量のりんご も、違う種類のりんごも、摩り下ろしたドロドロも、 も、 も、りんごなるものはすべてappleという概念conceptに含まれます。 世界で最初のりんご(the first apple)も、ニュートンが見た三百年前のりんごも、未来に生まれるであろうりんごも、appleに含まれます。 注 以上はappleという原形名詞の理論上、潜在的な意味を説明したものです。実際には無冠詞appleを使うと、多くの場合は不自然な英文になります。りんごについて抽象