Feuerbach曰く、"日経新聞の記事によれば、総務省は来年度より、インターネットの通信経路情報を監視するシステムの開発を本格的に開始するとのこと。4年間で数十億の予算を確保、2010年度の実用化を目指す。実際のシステムの開発は通信事業会社に委託する。 このシステムは、多数の接続事業者が相互に接続・経由する現在のインターネットにおいて、偽経路情報を流し伝達経路を乗っ取り通信障害を引き起こす「経路ハイジャック」を防止する目的である、とのことだ。 監視システムの運用方法によっては、検閲の禁止を定める憲法との兼ね合いや、現在のルーティング・プロトコルの問題など様々な議論が沸きそうだ"