システムはある程度の冗長性を内包して設計されるべきだ、という話。ボストンに2年もいたせいか、とにかく私は鉄道インフラに対して信頼感が無い。いまだに、「定刻どおりに発車、運行するのが当たり前の」日本の鉄道インフラと、それに従う行動に慣れない。つまり、たとえば9時37分に発車して、11時24分に着きます、そこから10分歩けば11時34分に現地に着きますから、12時からのランチミーティングには間に合います、みたいな分刻みの。どうも、アメリカにいたクセが抜けなくて、*1だったら9時半ぐらいにでて、拾える電車に乗って、11時半ぐらいに着けば余裕でしょう、と思ってしまう。 昨今、首都圏を走る在来線の車両は軽量化がはかられた。車両の軽量化は、燃費向上、つまり電車だったら電気代の節約、省エネ化を意味する。軽量化しつつ、駆動系も色々工夫されていて走行音も静か、揺れなくて快適。その一方で、車体が軽くてふわふわ
研究というか、お仕事とゆーのは真面目にやればやるほど、本気で問題に取り組んでいる分、けっこう激しい議論になることがあります。ただ、自分が自分の主張を押し通したいあまり熱くなって怒鳴ったところで、相手は萎縮するか逃げるばかりで動いてくれないのはまあちょっと想像すればわかりますね。だから、その激しく湧き上がる気持ちを抑えつつ、うまく相手が動いてくれるように誘導しなきゃいけないんですけども。ああストレスたまるわ。まあとにかく相手もこちらも全身全霊かけてやってるとゆー態度で臨んでるわけです。現場はとくに。だからこわいですようマジで。そこでビビってはいけないんですが。大切なのは、自分は本気でこの問題に取り組んでいる、どうしても解決したい、あくまでもこれは仕事上のことだけど性格上カッと熱くなっちゃう、ごめんなさいでもぼくこうなんです、あなたの人格には関係ないからね、人格攻撃してるわけじゃないからね、こ
議論するための地頭、馬力はいくらでもほしい。議論は議論。仕事は仕事。個人の人格、プライベートとは一切関係ない。そこんとこを精神的に分離する技は、学校にいるうちに習得しておきたい*1。ということでK先生@BU、H先生@BUありがとう。感謝してます。フットワーク軽く現場をまわろう現場とのコミュニケーションを密にする自分が成功すると儲かる話題、汎用性のある横展開しやすいテーマを扱っていると精神的に楽。これは運もある。今は予算が無くても、とりあえず買って欲しいソフトや装置があったら欲しい欲しいと連呼しておく。マネージャーごめんなさいごめんなさい。とりあえず口で言ってるだけです。なにがなんでも毎週なんかアウトプットを出す(これはBUのときと同じ)常にどこかに研究ネタが転がってないか、アンテナをはっておく。ビビビビ。最後はそのテーマを好きになって、能動的にいかに動けるかにかかっている希ガス。たいがい上
id:pollyannaさんのブログを読んでて、色々考えたことをまとまらないまま書いてみる。話せる話題のタブーは少ないほうがいいじこしょうかい。私の出身高校は工業高校です。高校以降、男女比9:1みたいな世界にずっといます。いやBUだけが例外で、そこでは男女比3:2ぐらいでした。工学部に女性が少ないってのはアメリカ含む海外でも似たよーな傾向ですが、アメリカで決定的に違うなと思ったのは、女性が話してはいけない話題、タブーが殆ど無いことでした。たとえば、NASA、アメリカ軍の最新兵器の話なんかを議論にあげても、みんな男女交えてふつーに話します。日本でそのノリでA-10の話をふったら、年配のエンジニアから「女のくせに軍について語るなんて」とすげえ嫌な顔をされたことがあります。個人的には、性的な話題、差別につながる話題、相手の思想や宗教を貶めるような話題は論外としても、それ以外で「女だから」「男だか
機械工学って、中の人、とくに大学院生はあまりメカメカしてないです。まあとくに私の分野がメカというより、応用物理に近いってのもありますが…。たとえば自分のテーマが理論&シミュレーション主体の場合、殆ど応用物理+応用数学です。テーマが実験主体でも、結局データとって数値計算するとか、出来合いの装置や計測装置を使いこなしてナンボです。時々治具つくったり、板切ったり穴あけたりしますが、工具が使いこなせればいい話で、そこにあんまり力はいりません*1。制御理論を専門にされている先生が言ってて印象的だったのは、意外なようですけど、機械工学科を卒業しても、自動車のエンジンの図面をおこしたり、機械を設計できるようになるわけではない、ということです。ただ、我々はエンジンの中で起きている熱流体現象や、エンジンが引き起こす振動、ガソリン噴射の制御問題に数理モデルを与え、また模擬実験で現象を検証することができます。そ
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