新聞大手の朝日新聞社が2021年3月期中間決算を発表しました。 2020年4~9月の半年間の決算は、大幅な減収となり、営業利益以下も赤字でした。最終損益は419億円の大幅な赤字となっています。 赤字の責任を取って現社長は新中期経営計画がスタートする2021年4月1日に退任するとも報道されています。 今回は、速報として朝日新聞社の2021年3月期上半期の決算について確認していきましょう。 決算概要 赤字の要因 資金繰り 所見 決算概要 朝日新聞社は非上場ですが、決算を公表しています。 発表された2021年3月期中間決算の概要は以下の通りです。 <2021年3月期2Q連結決算> 売上高1,391億円(前年同期比▲22.5%) 営業利益▲93億円(赤字転落、同▲99億円) 経常利益▲82億円(赤字転落、同▲112億円) 親会社株主に帰属する中間純利益▲419億円(赤字転落、同▲433億円) 純資