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ブックマーク / www.keystoneforest.net (26)

  • 春の月枝ひとつづつ照らしをり ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    俳句の投稿を何回かしました。 結果は全然です。 けれど、もう少しだけ続けてみます、、、 今回は2月7日から2月11日までのtweet句です。 どうぞよろしくお願いします。 空つ風引き裂き膝小僧走る 空っ風が吹き抜ける公園を膝小僧が走っていきます。膝小僧は年中半ズボン年中半そで。膝小僧が履いているは右へ左へボールをドリブルし、ぐんぐん前に進ませてゴールに迫ります。キーパーの手は大きく広げられ、シュートコースを遮ります。膝小僧はその少し横を狙って素早く強くボールを蹴り出します。直後、膝小僧の右の拳は小さくガッツポーズを作りました。 空つ風引き裂き膝小僧走る 山人 #俳句 #haiku #空つ風 pic.twitter.com/721XoOhSAM— 山🐾 (@keystoneforest) 2022年2月6日 迷ひの目光る寒夜の底に は光る目が良いですよね。それと、もちろん肉球も。寒

    春の月枝ひとつづつ照らしをり ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
    Tatsuyang
    Tatsuyang 2022/03/21
    ニャンコの句がいいですね(●´ω`●)
  • 白猫🐾さんのこと、繋がっているということ - 森の奥へ

    アガパンサスの花を見ると思い出す人がいます。 と言っても、色っぽいお話じゃないです。 久しぶりに書きます。 というか、久しぶりにブログを書きます。 毎日何かしら文章は書いていますが、はてなブログを書くのにはパワーがいるので、ブログ用のパソコンをしばらく開かずに遠ざけていました。 そうそう、改めて断らなくても、ブログを書く時はいつも久しぶりでした(^^; 嘘っぽいですけど、書きたいことはたくさんあるんです。 でも、それを頭の中に寝かせておいて、熟成するのを待つうちに、もうそれだけで気が済んでしまうことがほとんどなのです。 なので、書きたかったことはたいてい文章にしないまま、わたしの中で終わってしまっていました。 でも、、、終わったことにしたらあかんこともあるなって、ふいに思いが沸き上がってきて、今回パソコンを開いたのは、通勤の路傍に咲くアガパンサスの花に出会ったからです。 アガパンサスの花の

    白猫🐾さんのこと、繋がっているということ - 森の奥へ
    Tatsuyang
    Tatsuyang 2021/06/20
  • 明けない夜もある - 森の奥へ

    明けない夜はない 座右の銘を訊かれると、いつもこの言葉を応えてきました。 どんなに辛い状況であっても、延々とそれが続くことはない。 いつかきっと穏やかな朝を迎えることができるはず。 辛い状況を乗り切れるヒントをそのうち思いつくかもしれないし、自分で思いつかなくても、いつか誰かが教えてくれるかもしれないし、そのどちらでなくても、時間が解決してくれるかもしれないし、、、 だって、夜は絶対に明けるんだから。 そんなことを思って、そう信じて自分を励まして、ここまでこれました。 シェークスピア『マクベス』が出典だそうです。 原文は "The night is long that never finds the day." とのことですから、「明けない夜はない」と訳した人のセンスに痺れます。 話はそれますが、アメリカのロックバンド・シカゴが1982年に発表した "Hard to Say I'm Sor

    明けない夜もある - 森の奥へ
    Tatsuyang
    Tatsuyang 2021/05/23
    止まない雨はない(*´ω`*)
  • 三角瓜の実る郷 (創作短編小説) 6/6(最終回です) - 森の奥へ

    連載6回目、最終回です。 小説連載ですので、途中からご訪問くださった方は、よろしければ下のリンク(第1回)からお願いします(^_^) www.keystoneforest.net * 「──夢はいつもそこで終わります」 店内はすっかり静寂に包まれていた。マイルス・デービスはもうとうに演奏を終え楽屋に戻っている。 「その『瓜』はどうなっちゃったんだい」 「さあ……、たぶん、ここに入ることになったのでしょうね」 私は『瓜』を耳元に寄せて静かに振ってみた。カラカラと小さな欠片が転がる音がする。 「村は常に死と隣り合わせにありましたから……」 「じゃあさ、母親を喜ばせてやりたいっていう『瓜』の願いは、結局叶えられなかったってことか」 「そういうことになりますか……」 でも、当は違う。『瓜』の想いはまだ消えてはいない。もっと立派な三角瓜を育てたい。母に喜んでもらいたい。その無垢なほどの『瓜』の想い

    三角瓜の実る郷 (創作短編小説) 6/6(最終回です) - 森の奥へ
    Tatsuyang
    Tatsuyang 2021/05/08
    おぉ(/・ω・)/
  • 三角瓜の実る郷 (創作短編小説) 4/6 - 森の奥へ

    連載4回目です。 小説連載ですので、途中からご訪問くださった方は、よろしければ下のリンク(第1回)からお願いします(^_^) www.keystoneforest.net * 囁くような小さな音が聞こえます。白い靄のようなものが辺りに立ち込めています。その中に私の身体は浮かんでいます。……フロイトですか? 性的な不満からだっておっしゃりたいのでしょう? いえいえ、そういう話は、ご勘弁ください……。 私はそこでもまだ息苦しさを感じています。力一杯息を吸い込んでも、肺はほんのわずかしか膨らんでくれないようです。胸に手を当てます。そこにはぽっかりと大きな穴が空いていました。こんなはずがない。今、私は夢を見ている、そう自覚します。その一方で、息苦しいのは空気が薄いせいだ。高く飛びすぎたらしい。高度を下げなければ、と焦ってもいます。 ふと見ると、『瓜』が傍にいて、私の手を引いてくれています。そのまま

    三角瓜の実る郷 (創作短編小説) 4/6 - 森の奥へ
    Tatsuyang
    Tatsuyang 2021/05/06
    ムムムムッ('ω')
  • 三角瓜の実る郷 (創作短編小説) 3/6 - 森の奥へ

    連載3回目です。 小説連載ですので、途中からご訪問くださった方は、よろしければ下のリンク(第1回)からお願いします(^_^) www.keystoneforest.net * 客の男は煙草は吸わないらしい。口寂しそうに爪を噛んでいる。私はナッツをいくつか小皿に盛って男の前に置いてやった。 「じゃ、当は瓜じゃないかもしれないんだ」 「いえ……。村では確かにそれを三角瓜と呼んでいました」 「村の人? その谷に誰かいたのかい」 「いましたよ。ですがそれはきっと、ずっとずっと以前のことだったと思いますが」 その先はしばらく記憶が途切れています。前夜から事をとっていないのと、睡眠が足らないのと、そしてあの草いきれと、遮るものなく照りつける陽光のせいとで、……貧血? そうでしょうね、貧血を起こしたのでしょう、きっと。 耳元でしきりに音がしていました。ザワザワと、誰かが囁く声のように聞こえました。遠

    三角瓜の実る郷 (創作短編小説) 3/6 - 森の奥へ
    Tatsuyang
    Tatsuyang 2021/05/06
    ムムムムッ(*´ω`*)
  • 三角瓜の実る郷 (創作短編小説) 2/6 - 森の奥へ

    連載2回目です。 小説連載ですので、途中からご訪問くださった方は、よろしければ下のリンク(第1回)からお願いします。 www.keystoneforest.net * 私は山歩きが趣味でして、お盆休みを利用して毎年あちらこちらの山へ登るのを楽しみにしています。いえ、登山といえるほどのものではありません。せいぜいお決まりの観光コースを歩いてくるくらいです。そうですね、たいていは一人で出かけます。 十年以上前だったと思います。ある年の夏のことです。私は山を下る途中で不意にコースを外れてみたくなりました。山頂で一緒になった賑やかな中年グループに混ざって歩くのがたまらなく嫌に感じられたからでした。 何度か登った山でしたから、だいたいの地形は頭にはいっていました。決して無謀なことをしたつもりはありません。でしたが……、迷ってしまいました。 まずはとにかく沢を探して、それを伝って下ることにしました。そ

    三角瓜の実る郷 (創作短編小説) 2/6 - 森の奥へ
    Tatsuyang
    Tatsuyang 2021/05/04
    (*‘ω‘ *)ムムムっ!
  • 三角瓜の実る郷 (創作短編小説) 1/6 - 森の奥へ

    『森の奥へ』へお越しいただきありがとうございます。 いつもは、山🐾のつぶやきあれこれを掲載していますが、今回は小説創作です。 今回の創作短編小説『三角瓜の実る郷』は原稿用紙換算で55枚くらいになります。1記事あたりの分量としては多いと思いますので、区切りが良いよさそうなところで分けて、6回連載という形で掲載させていただきます。分割することで読みづらくなる面もあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。 ***** 毎年の事ながら、新年会のシーズンが終わると途端に客足が遠のく。そのうえウイークデイの今夜は、店を開けてからまだ二組しか客が入っていない。二十二時を過ぎたのが合図のように、その二組目の客も帰り支度を始めた。 「マスター、ごちそうさま。いくらですか」 仕事帰りらしい三十くらいのサラリーマンと職場恋愛中の後輩OLといった感じのカップルだった。二人の会話が耳に入らないように、

    三角瓜の実る郷 (創作短編小説) 1/6 - 森の奥へ
    Tatsuyang
    Tatsuyang 2021/05/03
    (*‘ω‘ *)ムムッ!
  • 第一の人生の終わり方 - 森の奥へ

    同じ朝、同じ昼、同じ夜。 仕事を終えて帰宅して、何はともあれ、まずお風呂。 夜はのんびりべて飲む。 家族みんなが揃うのは夕飯の時くらい。 少し話して、少し聞く。 子供らは数回ご飯をお代わりし、それでもすぐにべ終わり、部屋へ戻って誰かとゲーム。 わたし一人べ終えずに飲んでいる。 家族と一緒にべて飲む、話して聞くのが生きること。 そのために働いた。 楽しい仕事の日だけじゃない。 あれこれ気持ちを塞ぐ日も、腰や肩が重い日も、なかったと言えば噓になる。 話して聞いてべて飲んで、それですっかり忘れてしまう。 忘れてしまって酔っ払う。 酔っ払ったら眠くなり、布団をかぶってふと思う。 今日という日の延長に必ず明日が来るのだろうか。 今日と明日とが違うのは、存在するのかしないのか。 存在するのは今、一瞬。 その先を信じて今日まで生きてきた。 これからもそれでいい? 当に必ず明日は訪れる? 春と

    第一の人生の終わり方 - 森の奥へ
    Tatsuyang
    Tatsuyang 2021/04/30
    これからは自分のやりたいこと&趣味をやりつつのんびり頑張りすぎないように働けばいいのかなぁと思います(*'▽')
  • 定年を迎えました(^^; - 森の奥へ

    わたし山🐾は令和3年3月末日をもって定年を迎えました。 3月31日は最後に退職辞令(だったかな?)を受け取って職場を出ました。 あれこれ挨拶を交わすのが性に合わないので、わたしは目立たないように視線を下げて職場を辞しました。何気なく退勤のタイムカードをスキャンすると、退勤時刻は17時15分を示していました。定時ぴったりです。 勤続37年でした。 つい先ほど、退勤のタイムカードをピッとしました。 定時の退勤時間ぴったりの17時15分でした。 明日も朝から新しい職場に出勤するのですが、一応今日で定年です。 勤続37年でした。— 山🐾 (@keystoneforest) 2021年3月31日 それで、その翌日からどうしたかと言うと、実は、定年=退職ではなくて、4月1日からもこれまでと同じ教職という仕事に就いています。再任用という身分でフルタイムでの勤務です。 すでに4月はあと数日となりま

    定年を迎えました(^^; - 森の奥へ
    Tatsuyang
    Tatsuyang 2021/04/30
    定年お疲れ様です('◇')ゞ定年まで勤めあげることは凄いと思います( *´艸`)
  • 幸せの定員 (創作小説)  ***-0.5*** 貧乏な人とは、少ししか持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ - 森の奥へ

    幸せの定員(創作小説) ***-0.5*** 検査入院をする母に付き添ったときのことです。 検査入院ですから、どこか体調が悪いわけではなくて、検査後を安静に保つための入院です。 その夜一晩を病室で過ごせば翌朝には退院できます。 病室は4人部屋、母のベッドは部屋に入って右の奥。窓側のベッドでした。 南向きの5階の病室に差し込む陽射しは暑いくらい。 窓からは病院に隣接する高校のグランドが見渡せ、遠くに目をやると、立ち並ぶビルの谷間に海が見えました。 野球のユニフォームを着た男子生徒たちがグランドに現れ、キャッチボールを始めました。 部屋に目を戻し、隣のベッドとの間を仕切るカーテンを閉めると、その夜母が過ごす、およそ2畳ほどのスペースができあがりました。 そのうち、ベッドが1畳分の広さを占めていて、残り1畳のスペースにテレビ台を兼ねた収納棚が1台とパイプ椅子が1脚、事用の可動式ベッドサイドテー

    幸せの定員 (創作小説)  ***-0.5*** 貧乏な人とは、少ししか持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ - 森の奥へ
    Tatsuyang
    Tatsuyang 2020/12/13
  • 幸せの定員 (創作小説)  ***-1*** - 森の奥へ

    幸せの定員(創作小説) ***-1*** バスは民家の軒先をかすめるようにして器用に狭い道を走り抜けていく。 農協下、役場前、中央通東口、中央通西口……。ほんの数百メートルおきにある停留所に、バスは生真面目に停まって走る。 停留所のベンチに老婆が座っている。気持ち良さげに目を閉じ、居眠りをしている。バスは軽くクラクションを鳴らして老婆を起こす。はっと目を覚ました老婆は運転手を拝むような仕草をしてバスに乗り込んできた。あいにく車内は満員だ。老婆が増えた分、降車扉のすぐ傍に立っていた、腹にたっぷりと贅肉を蓄えた初老の男が代わりにバスから押し出される。 通路に立っていた中年の女性が老婆に優しげな声をかける。二人の女性が話す声が和幸の耳に届いてくるが、訛りが強くて何を言っているのかよく分からない。ひそひそ話が席を譲ろうとしない自分を非難しているように聞こえてくる。耳に障ってたまらない。和幸は深く座

    幸せの定員 (創作小説)  ***-1*** - 森の奥へ
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    Tatsuyang 2020/12/03
  • 幸せの定員 (創作小説)  ***-2.5*** 幸せって「ポンと生まれたシャボン玉」かも知れへんな - 森の奥へ

    幸せの定員(創作小説) ***-2.5*** 幸せってなんだっけなんだっけ♪ 1986年CM キッコーマン ぽん酢しょうゆ 明石家さんま ぽん酢しょうゆのある家さ♪ ぽん酢しょうゆはキッコーマン♪ ぽん酢しょうゆはキッコーマンキッコーマン♪ と続きます。 30年以上前のCMです。 しあわせって何だっけ 歌:明石家さんま 作詞:関口 菊日出 作曲:高橋 千佳子 幸せってなんやろ?って考え始めて、頭の中に浮かんできたのはさんまさんの歌声でした。 幸せってなんだっけなんだっけ♪ その日以来、このフレーズが耳について離れません(^^; 正規バージョン(関口菊日出・作詞)でさんまさんが歌っている幸せは、「ポンと生まれたシャボン玉」だったり「白いドレスとハネムーン」だったり「当たるつもりの万馬券」だったり。 「無理はするなと言うあなた」や「麻布 青山 六木」も幸せ。 そして、「にぎりしめてる子どもの

    幸せの定員 (創作小説)  ***-2.5*** 幸せって「ポンと生まれたシャボン玉」かも知れへんな - 森の奥へ
    Tatsuyang
    Tatsuyang 2020/11/30
  • ブロガーバトン繋ぎます - 森の奥へ

    6月20日、たよらこ (id:tayorako)さんからブロガーバトンを受け取りました。 たよらこさんは、花咲き誇るお庭のことやお料理のこと、子育てや教育のことなどを話題にした複数のブログを運営されていらっしゃいます。 ときどき書かれるブログ作成やメンテナンスについての記事もとっても参考になります。 息子さんとわたしの次男Kが同じ高3生で、新型コロナ禍の受験生を巡る悶々とした思いをTwitterでやりとりさせていただいたこともありました。 ブロガーバトンをわたし•山🐾に繋いでくださった記事が ↓ です。 tayorako.hateblo.jp ところで、ブロガーバトンって何? バトンと言えば、繋ぐ。 バトンを繋ぐと言えば、リレー。 リレーと言えば、運動会で一番出たくない種目、でした。 この運動会体育会のバトンのことをまず思いました。 と言うか、ほかに浮かんできません(^_^; 自分のミ

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    Tatsuyang
    Tatsuyang 2020/07/02
  • コロナ禍の最中で誠実であり続けるということ **ブックマーク・ツイートから** 山猫ノート28 - 森の奥へ

    6月1日から神戸では学校が再開します。 しばらくは分散登校ということで、週に何日かだけの登校になります。 と、5月のうちに書き始めましたが、いつものように書いてはやめ、読み返して書き直し、また少し書いてやめ、また読み返して書き直し、、、を繰り返すうちに、とうに6月を迎えてしまっています。 以下、自分の区切り・備忘録として、コロナ禍の最中にあって思ったこと、思っていることを書きます。 4月7日夜 政府は7都府県に緊急事態宣言を出しました。 新型コロナウィルス感染症拡大防止のための措置でした。 翌8日は、多くの学校にとって新しい学年がスタートする始業式が行われる日でしたが、わたしが暮らす神戸市でも、この宣言を受けて、新年度初日から学校を休校することになりました。 あまりに真際での決定でしたので、近隣の都市では休校の連絡が間に合わなくて子供たちが登校してきたため対応に苦慮した、という学校もあった

    コロナ禍の最中で誠実であり続けるということ **ブックマーク・ツイートから** 山猫ノート28 - 森の奥へ
    Tatsuyang
    Tatsuyang 2020/06/07
  • 新月の夜に夢を声に出して明らかにするとその夢は叶うらしい。 - 森の奥へ

    少し前のことです。 夢を見ました。 普段あまり夢を見る方じゃないです。 夢の中の出来事は詳細が分からないことが多いのです。 ですので、事情は忘れてしまいましたが、一通の封筒が机の上に置いてあって、それをひっくり返すと中から500円玉が一つと10円玉が二つ転がり出てきました。 何故だかそれをわたしは飲み込まないといけないらしいのです。 何故だかその520円全部を。 このお金で飯でもえ、ではなくて、このお金え、と何故だかわたしは指示されているのです。 夢の中のわたしは淡々とその理不尽な課題を遂行しようとしているのです。 はじめに10円玉を一つ飲み込むことに決め、恐る恐る口の中に挿し入れます。 ところがそれは意外なほどするりと喉の奥に滑り落ちていきました。 しっかりと胃袋まで流れ落ちるように、わたしはごくりと唾を飲み込みます。 そしてもう一度、ごくり。 飲み込むのはうまくいったのですが、口

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    Tatsuyang
    Tatsuyang 2020/05/10
  • 学校が大好きなあなたたちへ - 森の奥へ

    1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。 あっという間に過ぎてしまう3学期のことを、学校の先生はよくこんなふうに表現します。 いつもは逃げ足が速い2月ですが、今年は閏年、29日までありました。 ですから、例年より1日長い3学期になるはずでした。 ところが、 その2月の終わりに大きな発表がありました。 そして、今年の3学期は、思いっきり短くなってしまったのです。 神戸の学校は3月2日で止まってしまいました。 3月3日からの出席簿には「臨時休校」の文字が、ただ並び続けるだけです。 3月は突然どこかに去ってしまったのです。 卒業式も終業式もないまま、もうすぐ3月31日を迎えてしまいます。 一体いつまでが3学期で、いつからが春休みだったのか、その境目さえはっきりしません。 あとになって数えてみれば、夏休みと同じくらい長い休みの日々になってしまいました。 それは、何の目標もなく、先の手がかりもなく、外

    学校が大好きなあなたたちへ - 森の奥へ
    Tatsuyang
    Tatsuyang 2020/03/28
    学校が好きな子供達が可哀想ですよね(ノД`)・゜・。早くコロナが収まるといいですね(´・ω・`)
  • As Above, So Below.......... 上なる如く、下もまた然り - 森の奥へ

    アーサーを紹介してくださったのは、シンクロナスくーかん (id:ArtStone)さんでした。 語りかけるように綴られるArtStoneさんの文章は平易ですが謎を含んでいて、それを読み解きたい誘惑にしばしばかられました。 artstone.hatenablog.com アーサーは意外なほどすぐ傍にいました。 それでわたしも、アーサーのことを記事に書きました。 www.keystoneforest.net アーサーはわたしたちのすぐ傍にいます。 けれど、彼から話しかけてくれることはありません。 ですから、わたしはアーサーのことを忘れているくらいでした。 しばらく音信不通だったのですが、アーサーはまたやってきてくれました。 stellar-dweller.blogspot.com そしてくりぷとんとん (@crypticit) | TwitterさんのTwitterでアーサーと彼の同行者・タオ

    As Above, So Below.......... 上なる如く、下もまた然り - 森の奥へ
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    Tatsuyang 2020/02/24
  • 後回しと遠回りと。 - 森の奥へ

    いつか向き合わないといけないのに後回しにしている。 忘れたわけじゃないからずっと心の隅に引っかかっている。 夢に見たりすることもある。 もう時間がなくなってて、間に合いそうになくて、焦りだして、でも焦っても急いでも足が前に出なくて、足下を見るとそこに道はなくて、道どころか地面もなくて、愕然として、、、目が覚める。 ああ、そうだった。 まだ大丈夫だった、時間はある、と思う。 後回しにしていたくせに、気になっている。 気になって気になって仕方ない。 だったら、さっさと取りかかれば良いのに、、、 自分でもそう思う。 なのに、まだ大丈夫まだ大丈夫、と意味のない自信みたいなものがあって、やっぱり後回しにしている。 ずっとそうやって生きてきた。 じゃあ、先に何に取りかかっているかって言うと、日々のルーティンワーク。 目覚ましが鳴って目が覚めて、朝とって顔洗ってトイレ済ませたら、ちょうど良い時刻。駅ま

    後回しと遠回りと。 - 森の奥へ
    Tatsuyang
    Tatsuyang 2020/02/16
  • 昭和から来たけど、あの頃にはもう帰れない 〜熟女ユニット・ロイヤル嫁姑@feel - 森の奥へ

    1月の末。 土曜の夕方です。 冬空が大阪湾を覆っています。 風がないのが幸い。 岸壁から釣り糸を垂らす人たちはまだしばらく帰り支度に取りかかろうとはしません。 ロイヤル嫁姑(略してロイ嫁)さんのライブがあと少しで始まります。 場所は神戸・六甲アイランドの南の端、ダイニングカフェfeelの2階。 窓のすぐ外には大阪湾が望めます。 神戸、六甲アイランドfeel 17時半からロイヤル嫁姑のライブ♪ pic.twitter.com/biwEHTlzk3— 山🐾 (@keystoneforest) 2020年1月25日 客席にロイ嫁特製日の丸が配られます。 前の人にも後ろの人にも、右の人にも左の人にも配られます。 「ロイヤル嫁姑」の金文字が入っています。 みなさんそれを手に取って振ってみられます。 国民の皆様 こんばんは 美智子でございます 雅子でございます ロイヤル嫁姑でございます さあ、始ま

    昭和から来たけど、あの頃にはもう帰れない 〜熟女ユニット・ロイヤル嫁姑@feel - 森の奥へ
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    Tatsuyang 2020/02/09