関電圏内の夏の電力事情は厳しそうとの情報です。計画停電であれ、大停電であれ起こった時の最低限の対策は小さな停電対策で考察しましたから置いときます。あえて簡潔に言えば、起こったら「あきらめる」です。その時に居合わせた患者に出来るだけの事をして、粛々と休診せざるを得ないです。 ではでは停電を回避するための節電対策はどうかになります。これも診療所レベルではたかがしれています。無駄な電気を消して、エアコンの設定温度を高めにするぐらいが関の山です。それ以上は、診療をやるかやらないかレベルになります。 さてもう少し俯瞰的に考えると、節電とは電力により享受している快適さの何かを犠牲にする事とも言えます。何を犠牲にするかの選択をまず考えないといけません。時期は真夏ですから、まずエアコンを犠牲にするのは非常に困難です。いくら昭和40年代(もっと前ならなおさら)は無かったから我慢せよと言われても、今の建築設計