ブッダの実の母は、ブッダが生まれて7日後に亡くなってしまいました。 私のような父親目線からみると、母親が亡くなってしまい、父親だけで子供を育てることを考えただけで、泣きそうです。 しかし、当時は一夫多妻(いっぷ・たさい)制、つまり、シュッドーダナ王には、たくさんの妻がおりました。 うらやましい? いやいや、大変でしょう。そっれはそれで(汗) それらの妻の一人に、マハーパジャーパティー(Mahāpajapatī)・ガウタミーという女性がいました。 ブッダは彼女に育てられたのです。 実は、この方、女性ではじめてブッダの教団の僧侶(そうりょ)になったひとです。 つまり、はじめての尼僧(にそう)さんです。尼(あま)さんとも言われますね。 彼女は、ブッダを我が子のように大切に、大切に育てました。 先の話ですが、ブッダが悟りをひらいて五年後、彼女は女性たちをつれて、ブッダの教団に入団するために、ブッダ