人のようでいて人でない、想像上の妖怪たち 昔の人は自分の村からほとんど出ることなく生涯を終えていました。 村の外に出る必要があまりなかったというのもあるでしょうけど、外はどんな野蛮人や怪物が跋扈しているか分からない危険な地帯だ、という迷信もあったと思います。 妖怪が本当にいたと信じられていた時代、夜の山中を歩いて超えるなんて度胸がないとできなかったと思います。 日本にも魅力的な妖怪たちはたくさんいますが、コチラ世界史専門ブログですので、今回は世界の妖怪たちを集めてみました。 1. キュクロプス(ギリシア神話) 逆恨みしたアポロンに殺された哀れなひとつ目の巨人 キュクロプスはギリシア神話に登場するひとつ目の巨人。 ホメロスの「オデュッセイア」では、キュクロプスは人間を襲って脳を食らう恐ろしい巨人として描かれ、主人公オデュッセウスに熱した棒を目に突きつけられて盲目にされてしまいました。 物語で
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