英語は汎用性の高い言語ですが、時制の使い分けに苦労する人も多いのではないでしょうか。とくに科学論文を執筆するときは、どの時制で書くべきかに頭を悩ませることでしょう。科学論文で使うべき時制は、IMRaD形式の各セクションによって異なり、それぞれのセクションにふさわしい時制があります。主題となっている研究プロセスの側面に応じて、使用すべき時制は、より細かく複雑になっていきます。以下の図は、研究論文を書くときに選択すべき正しい時制を、セクションごとにまとめたものです。この図を参考にして、論文出版というゴールに一歩近付いて頂ければ幸いです! ※こちらの図は PDF版のダウンロードが可能です。プリントするなどして参考資料としてお気軽にご利用ください。 【科学論文における時制の使い分け】 1. イントロダクション 以下の内容は単純現在形で書く: ・研究の背景と目的 ・テーマに関する先行研究 ・普遍的な
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