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ブックマーク / kj-books-and-music.hatenablog.com (2)

  • 2011年に自死した中村とうようは執拗に坂本龍一を批判し続けたらしい - KJ's Books and Music

    龍一の訃報に接して1か月以上が経ったが、未だに私の主たる関心事は音楽音楽史及び音楽の受容史であり続けている。 弊ブログの読者には政治に関心がある方が多いと思うので、それに絡めて書くと、私は1980年代初めに当時の国鉄吉祥寺駅*1に付随した商業施設「ロンロン」の2階で立ち読みした現代音楽の作曲家・柴田南雄(1916-1996)のに、世界中のあらゆる国の大衆音楽がことごとく西洋音楽の語法を用いた音楽になってきているとの指摘に目を開かされた。だから柴田を含む現代音楽の作曲家たちは自国を中心とした民族音楽を取り入れようとするのかと思った。 坂龍一自身も柴田南雄に言及している。 mikiki.tokyo.jp 以下引用する。 ――坂さんが高校1年生だった67年11月9日に、小澤征爾の指揮、鶴田錦史の琵琶、横山勝也の尺八、ニューヨーク・フィルハーモニックにより、武満氏の「ノヴェンバー・ステ

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    Tomosugi
    Tomosugi 2023/05/09
  • カズオ・イシグロ『日の名残り』を読む/丸谷才一はこの小説を「誤読」したのか - KJ's Books and Music

    村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』を再読したあと、を2冊読んだ。うち1冊は、今月出たばかりの田中雄一著『ノモンハン事件 責任なき戦い』(講談社現代新書)を読んだが、これはあまり良くなかった。 bookclub.kodansha.co.jp このは昨年(2018年)夏に放送されたNHKスペシャル(未視聴)をベースに書籍化した内容らしいが、専門家の知見として頼っているのが主に秦郁彦であるのがいただけないし、何より辻政信に対する突っ込みが甘過ぎる。例えばあとがきに、 旧軍を象徴する“悪”の象徴として描かれてきた辻にも人間的な顔があったこと、また辻に光を当てたことで、責任を互いに押しつけ合う陸軍という巨大組織の闇も見えてきた。(231-232頁) などと書かれている。後者はその通りであるにしても、「絶対悪」あるいは「根源的な悪」と呼ばれる巨大な悪行は「根っからの悪人」のみがなし得ることだ、など

    カズオ・イシグロ『日の名残り』を読む/丸谷才一はこの小説を「誤読」したのか - KJ's Books and Music
    Tomosugi
    Tomosugi 2020/08/10
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