統一協会(世界平和統一家庭連合)は、先祖の霊の苦しみを解き天国に送ると称して、違法で高額な献金を信者に強要しています。本紙は献金の仕組みを解説した公式ガイドブックの写しを入手しました。そこには、「子孫に悪さをする」と脅し、縄文時代の先祖までさかのぼって供養のための献金を出させる手法が記されています。(統一協会取材班) 本紙が入手したのは『先祖解怨(かいおん)・祝福 受付ガイドブック 第5版』(2007年4月発刊)です。これによると統一協会は開祖・文鮮明と妻の韓鶴子の提唱で、霊界にいる先祖の苦しみを消滅させるとして、1999年から「先祖解怨式」という儀式を韓国・清平で始めました。 ガイドブックによると供養が必要な先祖は当初120代前まででしたが、文鮮明、韓鶴子の指示で210代前まで必要になったとしています(現在は430代前まで)。1世代を20年と計算しても縄文時代の先祖までさかのぼることにな