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癌の転移に関するTousaのブックマーク (58)

  • 糖鎖を分解する酵素「Man2C1」に新たな機能を発見 | 理化学研究所

    ポイント Man2C1が細胞死を抑制する分子メカニズムの詳細が明らかに 酵素活性と細胞死抑制はそれぞれ独立して機能する がんの増殖・転移を抑える新たな抗がん剤開発に寄与すると期待 要旨 理化学研究所(野依良治理事長)は、糖鎖を分解する酵素「Man2C1」が、酵素活性と無関係に細胞死を抑制する機能を持つことを発見しました。これは、理研基幹研究所(玉尾皓平所長)糖鎖代謝学研究チームの鈴木匡チームリーダー、王麗(ワン リー)特別研究員らの研究チームによる成果です。 生体内の細胞分化やホルモン調節などの基的な生命現象には、糖鎖[1]とタンパク質が結合した糖タンパク質が大きく関わっています。糖タンパク質は、常に生体内で合成や酵素による分解が繰り返されていて、この分解経路で異常が起きると、心筋機能障害を引き起こすポンぺ病などの病気を発症するため、酵素の働きは重要です。 これまで研究チームは、糖タンパ

    Tousa
    Tousa 2013/03/18
    Man2C1が細胞死を抑制する分子メカニズムの詳細が明らかに/酵素活性と細胞死抑制はそれぞれ独立して機能/癌の増殖・転移を抑える新たな抗癌剤開発に寄与すると期待
  • 東大医科研、がん細胞関連タンパク質「MT1-MMP」の糖鎖修飾の様子を解明

    東京大学医科学研究所(東大医科研)は、新たに開発した手法を用いてがん細胞の浸潤に必要なタンパク質「MT1-MMP」の糖鎖解析を行った結果、がん細胞内でMT1-MMPに付加する「糖鎖」の数が一定ではなく、不均一性があることが示され、同時に予想外の部位に糖鎖付加が起こりうることも判明したと発表した。 成果は、東大医科研 腫瘍細胞社会学分野の周尾卓也特任研究員、同・清木元治教授、同・田中耕一客員教授(兼島津製作所シニアフェロー/同・田中耕一記念質量分析研究所所長)らの研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、日時間8月23日付けで米オンライン科学誌「PLoS ONE(Public Library of Science One)」に掲載された。 タンパク質の翻訳後修飾の中で最も多いのが糖鎖による修飾反応で、タンパク質の50%以上には糖鎖が付加されており、タンパク質に付加する糖鎖には、タンパク質

    東大医科研、がん細胞関連タンパク質「MT1-MMP」の糖鎖修飾の様子を解明
    Tousa
    Tousa 2012/08/28
    癌細胞内で癌細胞の浸透に必要なMT1-MMPに付加する「糖鎖」の数が一定ではなく、不均一性があることが示され、同時に予想外の部位に糖鎖付加が起こりうることも判明したと発表。
  • Expression of N-acetylglucosaminyltransferase V in Intrahepatic Cholangiocarcinoma and Its Association with Clinicopathological Findings | CiNii Research

    Tousa
    Tousa 2012/06/15
    癌細胞表面の糖鎖構造はその悪性挙動に深く関与する.糖転移酵素GnT-Vは,ノックアウトマウスの解析結果より,癌の増殖・転移に必須の分子であることが証明されており、様々な癌種において生物学的悪性度との関連性が...
  • asahi.com(朝日新聞社):赤外線でのがん治療法開発 マウス8割完治、副作用なし - サイエンス

    印刷 赤外線を使った新しいがん治療法のイメージ  体に無害な赤外線を使った新しいがんの治療法を米国立保健研究所(NIH)の小林久隆チーフサイエンティストらが開発した。マウスの実験では8割で完治、副作用もなかった。6日付の米医学誌ネイチャー・メディシン(電子版)に発表した。  小林さんらのチームは、光を受けると熱を出す特殊な化学物質に着目。この化学物質と、がん細胞のたんぱく質(抗原)に結びつく抗体を結合させた薬を作った。この薬を注射して、翌日、がん細胞の表面に付いたところで体を透過しやすい近赤外線を当て、熱を出してがん細胞を破壊する。赤外線は無害で、熱を出す化学物質も体の中ですぐに代謝され、「安全性は高い」という。  実験では、2週間で死んでしまう悪性がんのマウスに、この薬を注射して翌日に近赤外線を1日15分照射する治療を2日間実施。これを1週間おきに4回繰り返すと、8割でがんが完治した。

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    Tousa 2011/11/08
    体に無害な赤外線を使った新しいがんの治療法を米国立保健研究所(NIH)の小林久隆チーフサイエンティストらが開発した。マウスの実験では8割で完治、副作用もなかった。
  • ナチュラルキラー細胞は糖鎖の異常を識別して攻撃相手を見分ける : 糖鎖ブログ

    ナチュラルキラー細胞(以下NK細胞と略す)は、その名のとおり生まれながらの殺し屋細胞です。自然免疫系で活躍するリンパ球の一種で主に癌細胞への攻撃が注目されています。 癌細胞は、外部から侵入した病原菌などと異なり、その由来は自分自身の細胞ですので細胞の構造や性質には病原菌の様な決定的な特徴はありません。そこで、現在でも抗癌剤を投与すると癌細胞と正常細胞を正確に見分ける事ができず、激しい副作用が現れる事があります。 一方、NK細胞は癌細胞を適切に識別して破壊する事が以前より分かっていました。以下のメカニズムが解明されるまで20年以上もの年月を要しました。 NK細胞は殺傷能力を活性化する手と、それを抑制する手をもっていて、癌細胞も含め標的となる細胞を発見すると2の手を出して両手をつなぎ、活性化と抑制のバランスの結果によって対処します。 具体的には、標的細胞が癌や病原菌の様に糖鎖や糖タンパク質に

    ナチュラルキラー細胞は糖鎖の異常を識別して攻撃相手を見分ける : 糖鎖ブログ
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    Tousa 2011/06/10
    ナチュラルキラー細胞(以下NK細胞と略す)は、その名のとおり生まれながらの殺し屋細胞です。自然免疫系で活躍するリンパ球の一種で主に癌細胞への攻撃が注目されています。癌細胞は、外部から侵入した病原...
  • 第8回日本病理学会カンファレンス2011松本

    Tousa
    Tousa 2011/04/14
    日時:平成23年8月5日(金)~6日(土) 場所;ホテルブエナビスタ(長野県)糖鎖研究の重要性と糖鎖研究に必要な実験手技、糖鎖が神経・筋疾患、感染症、癌にどのように関連するのかについて最先端の話題を提供予定
  • 転移性の高い癌細胞の糖鎖ができる謎が解明! : 糖鎖ブログ

    癌細胞は癌化した後も遺伝子変異を繰り返し、より悪性度の高い高転移性の癌細胞に変化する事があります。そして、血行性転移が起きるとなかなか治療は困難になります。 癌の血行性転移では、癌細胞が転移先の血管壁への接着が、癌細胞の表面に存在する特定の糖鎖を介してなされる事は既に明らかになっていました。 この特定の糖鎖は正常細胞には少なく、癌細胞に多く出現しますが、その原因が今まで不明でしたが、明らかになりました。この血管壁に接着しやすい糖鎖が癌細胞に多く出現する原因は低酸素誘導因子(HIF-1)という転写因子の働きによる事が判明しました。 癌細胞は、ほぼ無限に増殖しますが、癌細胞の病巣では必ず、酸素不足に対する抵抗力を強くする低酸素誘導因子が突然変異により多く発現する能力を獲得した癌細胞だけが増殖します。 そして、この転写因子が血管壁に接着しやすい糖鎖を作る遺伝子の発現を強力に誘導して、高転移性癌細

    転移性の高い癌細胞の糖鎖ができる謎が解明! : 糖鎖ブログ
    Tousa
    Tousa 2011/02/24
    血管壁に接着しやすい糖鎖が癌細胞に多く出現する原因は低酸素誘導因子(HIF-1)という転写因子の働きによる事が判明
  • がんの転移・再発を「タンパク質」で予測、精度が高く安全

    米アーカンソー(Arkansas)州フェイエットヴィル(Fayetteville)で製造される化学療法薬(2003年6月17日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Chris Hondros 【2月3日 AFP】腫瘍(しゅよう)に含まれる特定のタンパク質の量を調べることで、がんの転移や再発の可能性を高い精度で予測する方法を発見したとの論文が、1日の医学誌「Clinical Investigation(臨床試験)」に発表された。 現在の進行度(ステージ)分類より正確な診断ができ、広範囲への応用が実現すれば、転移を防ぐための積極的な治療をいつ実施するかの見極めにも役立てられそうだという。 米国立衛生研究所(US National Institutes of Health)と香港大(University of Hong Kong)の研究者らは、通常インシュリンなどのホルモン処理に関与す

    がんの転移・再発を「タンパク質」で予測、精度が高く安全
    Tousa
    Tousa 2011/02/09
    腫瘍に含まれる特定のタンパク質の量を調べる事で、癌の転移や再発の可能性を高い精度で予測する方法を発見したとの論文が医学誌に発表された。
  • イチゴから抗がん剤インターフェロンの新技術を開発 「2けた安価に」+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

    産業技術総合研究所、北里研究所などが、植物の遺伝子を組み換えることにより、免疫の活性化に役立つタンパク質「インターフェロン」を含むイチゴが栽培できる新技術を共同開発したことが19日分かった。平成23年にも医薬品として承認申請に踏み切る方針で準備を進めている。実用化されれば、抗がん剤などとして用いられる高額なインターフェロンが安価に提供される可能性がある。 産総研などは、遺伝子を送り込む性質のある「アグロバクテリウム」という微生物に、試験管の中でインターフェロンの遺伝子を配合。その培養液に、1センチ程度に刻んだイチゴの葉の組織の細胞を約15分間浸した後、同細胞を植物体に再生させてイチゴの栽培を開始した。この方法により、約9カ月後にはイチゴが実を結び、1粒約10グラムの中に高濃度のインターフェロンが確認された。 今回の研究は、産総研北海道センター(札幌市)が保有する特殊空調などで外部と遮断され

    Tousa
    Tousa 2011/01/21
    産業技術総合研究所、北里研究所などが、植物の遺伝子を組み換えることにより、免疫の活性化に役立つタンパク質「インターフェロン」を含むイチゴが栽培できる新技術を共同開発
  • 乳がん新薬を承認へ 物質探しから25年で結実、厚労省部会 - MSN産経ニュース

    再発または手術不能な乳がんに対するエーザイの抗がん剤「ハラヴェン」(一般名エリブリンメシル酸塩)について、厚生労働省の医薬品第2部会は20日、製造販売を承認してよいとの意見をまとめた。上部の薬事分科会への報告を経て正式に承認される。 エーザイによると、臨床試験で既存の治療法より患者の生存期間を2・5カ月延長した。2~5分間で注射でき外来治療にも向いているという。 この薬につながる物質「ハリコンドリンB」は昭和60年、故平田義正名古屋大名誉教授と上村大輔慶応大教授がクロイソカイメンから抽出し構造を特定。平成4年に米ハーバード大の岸義人名誉教授が人工合成に成功した後、エーザイが有効性の核となる部分を突き止め、薬として生産するための複雑な工程を確立した。

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    Tousa 2011/01/21
    再発または手術不能な乳がんに対するエーザイの抗がん剤「ハラヴェン」(一般名エリブリンメシル酸塩)について、厚生労働省の医薬品第2部会は製造販売を承認してよいとの意見をまとめた。
  • 子宮頸がんワクチンで副作用、失神多発 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    接種者の大半が思春期の女子で、このワクチン特有の強い痛みにショックを受け、自律神経のバランスが崩れるのが原因とみられる。転倒して負傷した例もあるという。同省は「痛みを知ったうえで接種を受け、30分程度は医療機関にとどまって様子を見るなど、注意してほしい」と呼びかけている。 子宮頸がんワクチンは、肩近くの筋肉に注射するため、皮下注射をする他の感染症の予防接種より痛みが強い。昨年12月以降、推計40万人が接種を受けたが、10月末現在の副作用の報告は81人。最も多いのが失神・意識消失の21件で、失神寸前の状態になった例も2件あった。その他は発熱(11件)、注射した部分の痛み(9件)、頭痛(7件)などだった。

    Tousa
    Tousa 2010/12/28
    子宮頸癌ワクチンの副作用として、気を失う例の多い事が厚生労働省の調査でわかった。接種者の大半が思春期の女子で、このワクチン特有の強い痛みにショックを受け、自律神経のバランスが崩れるのが原因とみられる。
  • 夜更かしは初潮年齢を早め乳癌のリスクを高める : 糖鎖ブログ

    では女性が初潮を迎える平均年齢は11~12歳ですが、体も大きく一見、早熟に見える欧米の子供は13歳前後です。 日の子供がより早く初潮を迎える大きな原因として塾通いや携帯メール、パソコンなどを使用する事で夜遅くまで起きている事が指摘されています。 寝ないで長く光を浴びていると光に左右され暗くならないと分泌されないメラトニンの分泌が制御されます。メラトニンには入眠作用、解毒作用、抗酸化作用、抗腫瘍作用の他に性的成熟を抑制する働きもあります。従って、メラトニンの分泌が抑制されると性的成熟は早くなります。 さらに、初潮年齢が下がると女性ホルモンのエストロゲンにさらされる期間が長くなるため乳癌のリスクが高まります。 また、エストロゲンは光を浴びてメラトニンの分泌が抑制されると逆に増えますので、夜更かしをするとメラトニンの分泌が抑制される一方で、エストロゲンが必要量よりも多く分泌され、さらに乳癌

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  • 糖鎖の構造を変えて抗体医薬の活性が100倍にアップ : 糖鎖ブログ

    糖鎖の構造が癌の転移に深く係わっている事は徐々に知られてきました。例えば、阪大谷口教授が米国のグループと発見した糖転移酵素GnT-Vは糖鎖の先端にN-アセチルグルコサミンを付けて分岐しますが、この構造の糖鎖をもっている癌細胞は転移性が高い傾向があります。 一方、糖転移酵素GnT-Ⅲが作るバイセクト構造といわれる、2に分かれた糖鎖の枝分かれにN-アセチルグルコサミンが結合した構造をもつ癌細胞は転移性はありません。 そして、GnT-Ⅲを癌細胞に導入すると、癌の転移が減少する事が確認されていますので、癌の治療薬につなげる研究が進められています。 また、谷口教授は糖鎖の根元にフコースを付けコアフコース構造を作る糖転移酵素FuT8を発見しましたが、このFuT8は抗体医薬の改良につながると期待されています。 抗体は癌細胞に特異的な抗原と結合する一方でマクロファージやNK細胞などの免疫細胞とも結合し、

    糖鎖の構造を変えて抗体医薬の活性が100倍にアップ : 糖鎖ブログ
  • がん治療に新たな光! がん細胞を内部から死滅させる「奇跡の細胞」が発見され注目されています!

    がん治療に新たな光! がん細胞を内部から死滅させる「奇跡の細胞」が発見され注目されています! 2010.11.19 21:007,258 これは凄い発見です。 林原生物化学研究所の発表によれば、同研究所が2006年に発見した臍帯血(へその緒の中にある血液)由来の「HOZOT(ホゾティ)」という細胞に、癌細胞だけを選んで侵入し、内部から死滅させる性質があることを確認したとのことです。HOZOTは、免疫系のかなめであるT細胞であるため、癌細胞を殺す作用と、免疫抑制作用の2つの特徴を持つ、まったく新しいタイプのヒト血液細胞なのです。 HOZOTは癌細胞だけを好んで、その中に積極的に侵入します。正常な細胞には侵入しません。 そしてHOZOTは侵入した癌細胞を道連れに死ぬのです。 この細胞侵入現象によって引き起こされる抗癌メカニズムは全く新しい細胞障害機構と考えられます。まさに奇跡の発見ですね。癌や

    がん治療に新たな光! がん細胞を内部から死滅させる「奇跡の細胞」が発見され注目されています!
    Tousa
    Tousa 2010/11/20
    臍帯血由来の「HOZOT(ホゾティ)」という細胞に、癌細胞だけを選んで侵入し、内部から死滅させる性質があることを確認。HOZOTは癌細胞だけを好んで、その中に積極的に侵入し侵入した癌細胞を道連れに死ぬ
  • がん遺伝子の立体構造解明 いわき明星大の竹中教授(福島民友ニュース)

    がん遺伝子の立体構造解明 いわき明星大の竹中教授 解明した胃腸がんの原因となる遺伝子の立体構造図を示す竹中教授=9日午前、いわき明星大 いわき明星大(いわき市)の竹中章郎教授らの研究グループは9日までに、牛肉などの赤身肉を多量に摂取することで誘発される胃腸がんの原因となる遺伝子の立体構造を解明し学会で発表した。竹中教授は「立体構造が明らかになったことで、今後は治療薬の開発などへの応用が期待される」としている。 赤身肉の多量摂取による発がんのメカニズムは、肉に含まれるタンパク質ミオグロビンが過剰に消化器で吸収されると細胞内で活性酸化窒素(NO+)が多量に発生。その影響で遺伝子を構成するDNAの一部、グアニン(G)塩基が変化。変化したDNAは遺伝子染色体の複製時に突然変異を引き起こし、胃腸がんになる可能性が高くなる、といわれている。 竹中教授のグループは、この変化した部位を含むDNAの立

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    Tousa 2010/11/17
    いわき明星大の竹中章郎教授らの研究グループは、牛肉などの赤身肉を多量に摂取することで誘発される胃腸癌の原因となる遺伝子の立体構造を解明し学会で発表した。
  • 北國新聞社

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    Tousa 2010/11/05
    国内で約12万人の女性がかかり、不妊や癌の原因になるとされる子宮内膜症の上皮細胞を安定的に培養する手法を、金大附属病院産科婦人科(井上正樹教授)の研究グループが31日までに、世界で初めて確立した。
  • 日刊工業新聞 電子版

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    Tousa 2010/06/30
    京都大学の武藤(たけとう)教授らの研究グループは大腸癌細胞から分泌されるたんぱく質の受容体「CCR1」の阻害薬が、大腸癌の肝臓への転移を抑えることをマウスの実験で確かめた。
  • asahi.com(朝日新聞社):免疫反応の「案内役」解明 阪大グループ - 関西住まいニュース

    ※図をクリックすると拡大します  体に侵入したウイルスや細菌をやっつける免疫反応で、「見張り役」の細胞が「攻撃役」の細胞にどうやって情報を伝えているのかを、大阪大学の熊ノ郷淳教授(免疫学)らの研究グループが解明した。「見張り役」の「道案内」をするたんぱく質の働きを突き止めた。解明が進めば、関節リウマチなど免疫異常で起きる病気の治療薬やがんの転移を防ぐ薬の開発に応用できるという。  「見張り役」の樹状細胞は皮膚の表面近くにいて、病原体の侵入を察知すると、リンパ管を通じてリンパ節へ移動し、攻撃を担うTリンパ球に「敵が来た」と伝える。これまでは、なぜ樹状細胞が迷わずにリンパ節へ移動できるのかが謎だった。  研究グループは、特殊な顕微鏡を使い、マウスの樹状細胞がリンパ管に入り込む様子をとらえた。樹状細胞は、リンパ管から分泌されるたんぱく質「セマフォリン」と結びつくと細長く形を変え、リンパ管の細胞の

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    Tousa 2010/06/07
    体に侵入したウイルスや細菌をやっつける免疫反応で、「見張り役」の細胞が「攻撃役」の細胞にどうやって情報を伝えているのかを、大阪大学の熊ノ郷淳教授(免疫学)らの研究グループが解明
  • 日本ヒトプロテオーム機構第8回大会(日本プロテオーム学会)・第6回日本臨床プロテオーム研究会連合大会

    Tousa
    Tousa 2010/06/04
    日時:2010年7月26日(月)~27日(火) 場所:東京ベイホテル東急(千葉県浦安市) プログラムを確認すると「糖鎖マーカー」のシンポジウムが充実。
  • 細胞膜たんぱく質が物質を細胞内へ運ぶ仕組みを分子レベルで解明(神経疾患やがんの治療に役立つ可能性)

    <研究の背景と経緯> 細胞膜を介して物質の運搬を担うたんぱく質である「輸送体」は、エネルギーを必要とする能動輸送体と、エネルギーを必要としない受動輸送体に分けられます。能動輸送体には、一次性能動輸送体と呼ばれるもののほかに、ナトリウムイオンなどの濃度差のエネルギーを利用して別の物質を輸送する二次性能動輸送体があります。 研究で用いたMhp1は、ミクロバクテリウム(Microbacterium liquefaciens)という細菌の細胞膜に存在し、人間の神経伝達物質注3)の輸送体や糖の輸送体などと似た構造であることが分かっています。Mhp1は二次性能動輸送体で、ナトリウムイオンの濃度差のエネルギーを利用して、アミノ酸の前駆体であるヒダントインという物質の取り込みを媒介すると考えられています。実際にどのようなメカニズムで物質の輸送を行っているのでしょうか。 今から45年ほど前に、輸送体に共通

    Tousa
    Tousa 2010/05/06
    細胞膜に存在し、細胞内に物質を運ぶ役割をするたんぱく質の一種「ヒダントイン輸送体(Mhp1)」の構造解析に成功。コンピューターシミュレーションによりMhp1が物質を細胞内へ運ぶ仕組みを分子レベルで解明