20世紀後半バイオテクノロジーが急速に発展し、人類にとって様々な可能性が開けてきました。その最先端にあったのは遺伝子工学であり、また現在では遺伝子工学を基礎としたタンパク質工学です。21世紀になり、ヒトゲノムの解析が終了した今、ポストゲノムとしての研究の今後の中心となるのは糖鎖工学であるという認識の基に、本施設は糖鎖工学の基礎研究と先端的・戦略的な応用研究の発展の拠点となることを目的として設立されました。 また本施設は、産学共同の研究拠点として次世代の研究者・技術者の育成を目指し、それを実践する場所としても利用されます。 生体を構成する3つの鎖(核酸・タンパク質・糖鎖)のひとつで、第3の生命鎖ともいわれています。近年、遺伝子工学やタンパク質工学の発展によって生体内での様々現象の分子機序が明らかになりつつあります。しかし、生物が作るタンパク質の大半がガラクトースなどの糖鎖を持った糖タンパク
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