フリーランスのゲームライターである筆者は、2019年もIGN JAPANにいろいろな記事を寄稿した。そのなかでも特に反響が大きかったのが、映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』(以下、「ユア・ストーリー」)がなぜ賛否両論となったのかを分析する記事である。 記事が大きな反響を呼ぶ、つまりバズれば結果としていろいろなことが起こる。今回はバズが筆者に何をもたらしたのかを順番に記していこう。 1. まず、なぜか妻が驚く IGN JAPANをはじめとするウェブメディアはただ自社サイトに記事を載せるだけでなく、フィード配信も行っている。人気のある記事はYahoo!ニュースなどのサイトでもピックアップされ、そちらでも配信が行われるわけだ。 Yahoo!ニュースのようなサイトはゲームやエンターテイメントなどにあまり興味がない人も見ている、つまりより多くの人が見ているわけで、バズった記事はさらに拍車がか
![コラム:『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の記事がバズった結果、ゲームライターのあり方に悩むことになった](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7d901faaec78255acfb28fbb12532081dd67dfed/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsm.ign.com%2Ft%2Fign_jp%2Fscreenshot%2Fdefault%2Fimage1_py1u.1200.jpg)