「怒りというよりも虚しくなった。私利私欲のために、信じていたものを平気で裏切る人間がいるのだなという、どうしようもないやるせなさです」 漫画『聖闘士星矢(せいんとせいや)』などで世界的に知られる漫画家の車田正美(くるまだ・まさみ)氏が、長年、創作活動以外を委任してきた男性らから、総額46億8617万円を横領されたとして、損害賠償を求める訴訟を提起した。海外の、都内で代理人弁護士らとともに会見を開き、事件の全容を明らかにした。 被害総額のうち約18億円はすでに回収済みで、残る28億9688万円の支払いを求めている。被告は主犯とされる男性のほか、男性の弟や知人ら個人7名と、男性が実質的に支配する法人4社の計11にのぼる。 「先生は人間嫌い」“神格化”で25年間外部をブロック 「車田先生は芸術家で人間嫌いだから人と会わない。先生への話を自分以外とはやり取りをしない」 代理人の野崎智裕弁護士による

