やわらか戦車を作るきっかけになったのは、戦争映画を見ていて「ああ、人間とは何とやわらかいのだろう」としみじみ感じた経験だという。 「戦場では、人間がプツプツ死んでいく。戦争には行きたくないな、と思う。一方で戦車というのは『カンカンカンカン』と、硬いじゃないですか。戦車に対して『キミも柔らかくなったらどうか?』と考えた。『人の痛みを知れ』と。『装甲にあまえすぎてやいないか』という、そういう発想だ」 なるほどと思うか、何のことやらさっぱり分からないかは人それぞれだが、いずれにせよラレコさんが具体的に志向したのは“いじめられ”キャラ。やわらか戦車の場合は、いじめられて困っている、泣いている、しかしそのかわいそうなところに「可愛らしさ」が出会う場所を探してキャラ制作しているのだという。 “やわらかい”戦車――という、よく分からないアイデアはどこから出てきたのか。「人と違うズレた解釈をしてガッツポー
![「やわらか戦車」って何だ? ネット発コンテンツの新潮流](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4976beb78844332e8985d6ca1d4e97a3dd5c3355/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_mobile.gif)