道路を歩く人たち(2012年10月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/PHILIPPE HUGUEN 【7月22日 AFP】肥満により西側諸国の人びとのウエストサイズが膨れ上がる中、「人間のフォアグラ」とも呼ばれる自覚症状がないものの命取りになりかねない疾患が、製薬大手に数十億ドル規模の利益をもたらす可能性があるとして注目を集めている。 「非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)」と呼ばれるこの疾患は、肝臓に脂肪が蓄積することで発症する。製薬大手ギリアド・サイエンシズ(Gilead Sciences)の研究所で働くセシル・ラビオン(Cecile Rabian)氏がAFPに語ったところによると、NASHは米国の肝臓移植希望者が最も多く有してる症状であり、「欧州でもすぐにそのような状況になると考えている」という。 調査会社グローバルデータ(GlobalData)は、2026年までにNASHは25
![「人間のフォアグラ」、急成長市場に製薬会社が熱視線](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c9ab8521c0563cade03edddeeded1f9b6aca8074/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fd%2Fd%2F1000x%2Fimg_dd2b39822368ea873807f6c87426b1b4211757.jpg)