任天堂「Indie World 2024.4.17」発表まとめ。『8番出口』Switch版が突如発表、ほか『SCHiM』『Little Kitty Big City』『A Dance of Fire and Ice』など注目インディータイトルもSwitch向けに登場
コロンバスサークルは4月27日(水)、ゲームボーイアドバンス(以下、GBA)のソフトを本体の液晶やHDMI出力を通じた大画面で楽しめる「ポケットHDMIアドバンス for GBA」を6月上旬に発売すると伝えた。 (画像はコロンバスサークル公式Twitterより) 同商品は、7インチの液晶モニターを備えたGBA用ポータブル互換機。ソフトを挿入することで本体画面でゲームを楽しめるほか、最大720pのHDMI接続にも対応し、テレビやPC向けの大型ディスプレイを使ったクリアかつ色鮮やかな画質でのプレイも可能となっている。 画面の比率は3:2または16:9の2種類に切り替えられ、本体スタンドやコントローラーといった周辺アイテムも付属。持ち運んでプレイしてもよし、好きな場所に置いたり各種モニターにつないだりしても遊べる多彩な用途を備えたデバイスだ。 (画像はコロンバスサークル公式Twitterより)(
元号が令和へと変わりすっかり定着しつつある2022年の年明け、穏やかな正月気分を引きずるインターネットの海にその映像は突如として現れた。 「カタナを振り回す、愚かなジャパンガールか…」の声に続き、流れ出すどこか聞き覚えのあるイントロ。違和感の正体を探る間もなく、すぐさまカットインされる衝撃的な架空の歴史。 (画像はYouTube「Showa American Story | Official Reveal Trailer」より) 「昭和66年、日本は強大な経済力でアメリカを植民地にした」という壮大な設定が提示されるとともに、郊外の車道やビルの立ち並ぶ都市といったアメリカの風景が次々と映し出されていく。 だがそこには日本の支配下による影響が随所に見られ、ハリウッドを象徴する屋外のサインは「NEO YOKOHAMA」の文字へと換わり、道路沿いには巨大な千手観音像が突き刺さっている。 (画像はY
もはやゲーマーの間ではひとつの文化として定着しつつある「リアル・タイム・アタック」こと「RTA」。国内最大のイベント「RTA in Japan」の規模感も年を重ねるごとに拡大していくなか、「RTA in Japan Summer 2021」でひときわ目を引くチャレンジが発表された。 それが『リングフィットアドベンチャー』の「Beat World1 Intensity Level 30, Intended」だ。これは同作のワールド1を負荷30でゲームが指示する通りポーズやトレーニングをして攻略していくRTAとなっている。8月15日には実際に見事なランを披露し、同時接続者が18万人を越えるなど、大いな注目を集めた。 ──しかし、「any%」も「100%」も、やはり普段から鍛えていないと走り切れないですよね……。 えぬわた氏: 僕も「any%」を初めて走ったときはすごくきつかったです。「100%
日本発の大型RTAイベント「RTA in Japan Summer 2021」にて、伝説的なゲーム『デスクリムゾン』のRTAが披露された。走者はレトロアクションゲームを主にプレイするスピードランナーのゆゆキチ氏。実況はかぽてじ氏が担当した。 結論から書くと、本番の緊張感をものともしないゆゆキチ氏の走りにより、34分00秒で世界記録を更新。理不尽な難度を誇る本作で、RTAのためにさらに難しくした状態でクリアし、大舞台で世界記録を更新するという偉業を達成した。 『デスクリムゾン』は1996年に発売されたセガサターン用のガンシューティングゲーム。セガサターン向け光線銃である「バーチャガン」が利用できるほか、コントローラーでも遊べる。 いわゆる「クソゲー」の伝説的作品として知られており、ゲームを開発したエコールの公式サイトでも「ゲーム界の黒歴史に燦然と輝く、究極のカルトゲーム。エコールの代表作。暗
7月に配信が開始された『ファイナルファンタジー ピクセルリマスター』(以下、『FF ピクセルリマスター』)シリーズについて、フォントを原作に近いドット風に変更するMod「FFSilver」が海外で制作された。日本語を含む10ヵ国以上の言語に対応している。 An Earthbound-inspired Final Fantasy Pixel Remaster replacement pixel font, similar to what @ClydeMandelin used for Mother 3. I gave it some extra-special TLC to make sure the glyphs and numbers were aligned. PLEASE RT! https://t.co/xk5ERrxTOH pic.twitter.com/TlCfPbmGiM —
任天堂は「Nintendo Direct 2021.2.18」にて、リメイク版『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者』、『ファミコン探偵倶楽部 うしろに立つ少女』の発売日を5月14日と発表した。 プラットフォームはNintendo Switch。価格はそれぞれダウンロード版が税込4378円、また同日にパッケージ版として、2作がセットになり設定資料集が付属したコレクターズエディションが税込10978円で発売する。 特別パッケージ版として、両作が収録された『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者・うしろに立つ少女 COLLECTOR'S EDITION』も、5月14日に同時発売。#NintendoDirectJP pic.twitter.com/JJNuwZk3td — 任天堂株式会社 (@Nintendo) February 17, 2021 本作は1988年に任天堂より発売した『ファミコン探偵倶
とはいえ、「リセットマラソン」略して「リセマラ」という言葉が流行するなど、今もってリセットという言葉はビデオゲームとなかなか縁が深い。 この「リセマラ」の使われ方を「Googleトレンド」で確認してみると、2012年からグラフが跳ね上がっていることがわかる。つまり、日本のビデオゲーム市場にスマホ時代の狼煙を上げた、ガンホーの『パズル&ドラゴンズ』(以下、『パズドラ』)とともに、爆発的に認知度が高まったということになる。 (画像はリセマラ – 調べる – Google トレンドより) しかし『パズドラ』がリリースされた直後のネット掲示板では、「リタマラ」のほうがよく使われていた。これは「リタイアマラソン」の略で、カプコンの家庭用や携帯型ゲーム機での大人気シリーズ『モンスターハンター』の、「クエストリタイア(引き受けた任務の遂行を途中で断念すること)」に由来する。 実は同シリーズでは、これとは
はじめに 電ファミ初の「企業協賛企画」として、DeNAさまと協力し約1年をかけて展開されていく大プロジェクトです。 iモード時代から数えると、その立ち上がりから約20年の月日が経過している日本のモバイルゲーム産業。PlayStation 2や Xboxが登場するなど、コンシューマゲーム市場も華やかなりし2000年前後。 しかし、その裏で産声をあげたモバイルゲームもまた、ゲーム黎明期とそれと似た“熱”を帯びた特別な時代を体験していました。急激に勃興したその業界は、いろんな課題や問題にぶち当たりながらも巨大化し、今のスマートフォン向けゲームの市場へと受け継がれていきます。 いまや、モバイルゲームなくしてゲーム業界を語れないといっても過言ではないほどですが、一方で、その歴史や出来事の経緯をきちんとまとめた文章や書籍は数えるほどしかありません。 今回の企画は、そんなモバイルゲーム業界の歴史を、当事
「バグったファミコンの画面」をアーカイブ的芸術としてキャンバスに残し続けている美術家、岡田舜氏による個展「RETROJECTIVE」が東京・阿佐谷北のTAV GALLERYで開かれる。オープン時間は水曜、木曜を除く13:00から20:00。12月6日(金)から12月22日 (日)まで行われている。 岡田舜 個展「RETROJECTIVE」[ 12/6 (fri) – 12/22 (sun) ] https://t.co/NjfSqrqH3i @tavgallery pic.twitter.com/mZn1c5Q2fS — TAV GALLERY (@TAVGALLERY) November 26, 2019 岡田舜氏は1992年生まれ。2016年、東京造形大学美術学科にて絵画専攻領域を卒業し、翌年2017年に多摩美術大学大学院美術研究科の修士課程を修了している芸術家だ。 (画像はTAV G
ファミコンソフトに刻まれた名前、油性ペンで書かれた自己を顕示する署名は、そのファミコンソフトに持ち主がいたことを示唆している。高価なものだったので親が無くさないように書かせたり、友達の家に持ち寄ったときに同じタイトルが混ざらないにしたり、時には側面にゲームタイトルが記されていることも珍しくなく、カートリッジを並べて収蔵していたことが伺える。署名は生活の知恵といえるだろう。 ただ幼稚園児や小学生の署名は、とても達筆とはいえず、完成されたファミコンソフトに何ともいえないシュールな味わいをもたらす。今回の「名前入りカセット展2019」は、名前入りカセット博物館・館長の関純治氏が集めた名前入りファミコンソフトを展示してそれを皆で愛でると共に、その持ち主がいれば返却する催しだ。 1000本以上の名前入りファミコンカセットを展示して、持ち主がそれを証明できれば、その場で返却するという。なお、展示中も会
昔ながらのセガファンには、独特の“熱量”がある。 そしてセガもまた、その熱量に応えるかのように、ファンを唸らせ、狂喜させるクラシック企画を送り出している。 熱いファンに応えることのできるセガ社員もまた同じように──いや、それ以上に“熱い”に違いない。その一人が奥成洋輔氏だ。 奥成洋輔氏 中学生のときにセガ・マークIIIと出会った奥成氏は、『北斗の拳』と『ファンタジーゾーン』に大ハマリ。地元の友人たちに布教をはじめ、「みんながファミコンではなくセガ・マークIIIを持っている」という世界を実現させていた。 大学時代は家に友達を呼んで、徹夜でメガドライブを遊ぶという暮らしを送る。そんなセガ三昧の青春を送った奥成氏の持つこだわりと知見は、コアなセガファンを唸らせ、 “やり過ぎ(!?)”と賞賛されるものを世に送り出してきた。 ニンテンドー3DS『セガ3D復刻プロジェクト』や、プレイステーション2での
【田中圭一連載・ポケットモンスター編】ゲーム史に残る名作にしたい──田尻 智がサトシに託した想いは、任天堂の師・横井軍平の助力を得て、世界的ジュブナイルとして結実した【若ゲのいたり書籍化記念回】 祝! 『若ゲのいたり』書籍化記念スペシャル!! 1980〜1990年代というゲーム業界の「青春期」に大奮闘したゲームクリエイターたちの、熱くて、若くて、いきすぎた思い出を田中圭一先生がたずねる『若ゲのいたり〜ゲームクリエイターの青春〜』。 このマンガが、ついに書籍化されました! 企画実現から書籍化に至るまで、多くのゲームメーカー関係各位にご尽力いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。そして、今後とも取材にご協力いただけますよう、なにとぞよろしくお願いいたします! さて、今回のゲストは、『ポケットモンスター』の生みの親・田尻 智さん! 「書籍化のお祝いに」と、編集部のオファーに応えてください
──え、溝辺さんってSTORYS.JPの開発者だったんですか! それはJPモルガンの在籍時に片手間でやられていたんですか? 溝部氏: そうですね。 ──JPモルガンは副業とかって……。 溝部氏: もちろん駄目ですね(笑) そのSTORYS.JPは、ギリギリ黒字か赤字という収益性まで持っていけたのですが、このままではダメということで「ビットコイン面白そうじゃない?」と「Coincheck」【※】というサービスも始めました。 ※Coincheck……2012年に設立された仮想通貨の取引所サービス。複数種類の仮想通貨の売買や取引が行える。 (画像は「Coincheck」公式サイトより)──どちらも有名なWebサービスですね。それぞれ溝部さんが20代のころに立ち上げメンバーとして関わったということですか? 溝部氏: そうなりますね。STORYS.JPは、「LinkedIn」という世界最大のビジネス
コナミデジタルエンタテインメントは、2019年6月12日に実施したE3向け番組「コナミスペシャルアナウンスメント」にて、「PC エンジン mini」を発表した。PCエンジンのマイナーチェンジ版である「PC Engine Core Grafx mini」と、北米版である「TurboGrafx-16 mini」も同時に発売予定。なお、「PC Engine Core Grafx mini」はヨーロッパ向け商品となる。 PCエンジンは1987年に日本電気ホームエレクトロニクス(後のNECホームエレクトロニクス、2002年に精算)によって発売された家庭用ゲーム機。現在はコナミデジタルエンタテインメントとビッグローブが商標を所有している。ファミリーコンピュータやセガ・マークIII、後にスーパーファミコンやメガドライブと市場で覇権を競い合った。世界で初めてCD-ROMを採用したゲーム機であるほか、多人数
「biim兄貴」に聞くRTA動画とネット文化への思い。タイムアタックに革命を起こした男は、電子の海に“うんこの墓標”を立てる 天正3年(1575年)、織田信長・徳川家康の連合軍と武田勝頼軍が戦う「長篠の戦い」が勃発した。 長篠合戦図屏風(徳川美術館蔵) 歴史の授業を通じて教科書で学ぶだけではなく、日本の戦国時代をテーマにしたゲームでもたびたびモチーフとなるこの戦い。織田・徳川軍の用意した3000丁の新兵器「鉄砲」と「三段撃ち」なる戦法によって、武田の精鋭騎馬兵がことごとく討ち取られたという通説が長く語られてきた。 しかし近年では、小瀬甫庵が記した歴史書『信長記』と太田牛一の『信長公記』のさらなる比較などを経て、そもそも三段撃ちなど存在しなかったのではないかという新説が浮上している。 あるいは1900年代に生まれた「インターネット」。その起源である「ARPANET」は、核戦争が起きたとしても
まるでNintendo Switchのようなファミコン・NES互換ゲーム機「RETRO CHAMP」発表。テレビに繋いでも遊べる7インチのモニタを持つポータブルゲームコンソール アーケードゲームの小型筐体や小型コンソール機を製作販売するMy Arcadeは、NES(北米版ファミコン)とファミリーコンピュータのカートリッジを遊ぶことができるコンソール「RETRO CHAMP」を発表した。 価格は79.99ドルで6月19日発売。日本への発送ができるかはまだ不明だが、My Arcadeの他の商品では日本への発送は行われていないようだ。ただし、日本語のユーザーガイドも含まれていることが発表されているため、日本での展開も視野に入れている可能性はある。 「RETRO CHAMP」は現在ロサンゼルスで開催中の世界最大の家電見本市「CES 2019」のMy Arcadeブースにて展示が行われている。 (画
【田中圭一連載:ゼビウス編】ゲーム界に多大な影響をもたらした作品の創造者・遠藤雅伸は、友の死を契機に研究者となった。すべては、日本のゲームのために──【若ゲのいたり】 第13話のあらすじ 1980〜1990年代というゲーム業界の「青春期」に大奮闘したゲームクリエイターたちの、熱くて、若くて、いきすぎた思い出を田中圭一先生がたずねる『若ゲのいたり〜ゲームクリエイターの青春〜』。 第13回は、1983年にナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント)からリリースされた名作シューティングゲーム『ゼビウス』の生みの親でありゲームクリエイターのレジェンド・遠藤雅伸さんをゲストにお迎えしました。 『ゼビウス』は、これまで田中先生が取材した多くのゲームクリエイターに「出会わなければクリエイターになっていなかった」と言わしめた、ゲーム創作者の「三種の神器」のひとつ。今回は、「なぜ『ゼビウス』は特別なのか
プレイステーションとセガサターンも動作可能と謳うレトロゲーム互換機「Polymega」の予約販売がスタートへ。2019年4月に正式リリースを目指す Playmajiはレトロゲーム互換機「Polymega」の予約受付を現地時間9月5日から公式ストアにて開始する。正式リリース日は2019年4月1日を予定しており、公式FAQによれば米国外への発送にも対応するという。 また、予約開始に合わせて同機を紹介するローンチトレイラーも公開されている。 「Polymega」はCDドライブを搭載したベースユニットと、ロムカセットを挿入するため数種類存在するエレメントモジュールの2つで構成されている。CD-ROM形式の作品をプレイする場合はベースユニットでプレイし、さらにカセット形式のゲームを遊びたい場合にはそれぞれ対応した追加モジュールを接続してプレイするというデザインだ。 さらに「Polymega」にはロム
『ポプテピピック』ゲームパート担当の現役大学生「いつか社会的に抹殺されちゃうかもしれません」──パロディにかける思いとネタの出所とは【山下諒インタビュー】 「回転機能を使わずにナナメ45度のキャラもしっかり描いている」、「色数制限にこだわってレトロゲーム風グラフィックを再現している」といった声が、いわゆるドット絵警察と呼ばれるネット上のマニアを中心に絶賛されているのだ。 驚くべきことに、このゲームパートを担当したのは現役大学生。東京造形大学4年生の山下諒氏(@chiemin1063)である。 ドット絵の黄金期は1990〜1994年だと言われており、やがて2000年代には暗黒期を迎える。だが2010年以降は復興期に入り、制限のあるドットで“あえて”表現するという文化に注目が集まり、若年層にもドット絵に興味を持つ人が増加。 その一方で、若手へのドット絵の制作技術の継承も行われていなかったため、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く