27日午前10時45分ごろ、高知県土佐市沖の太平洋で、プレジャーボートから男性が海中に転落し、行方不明になった、と高知海上保安部に連絡があった。約6時間後、付近を捜索していた漁船が男性を救助した。男性は救命胴衣を着ておらず、立ち泳ぎをして救助を待っていたという。 同保安部によると、救助されたのは、高知市長浜の会社員大井洋弥さん(36)。大井さんはこの日午前5時半ごろ、同市内のマリーナから、岡野慎一さん(61)=高知市横浜新町4丁目=が操縦するプレジャーボート「エピソード」(全長約10メートル)で2人で釣りに出て、帰る途中の午前10時15分〜同10時30分に姿が見えなくなったという。 海保の巡視艇や航空機、県水難救済会所属の地元漁船が現場付近を捜索。海上は風と波で捜索は難航したが、地元漁船は海上のごみがたまりやすい潮目を中心に探し、大井さんを見つけたという。 大井さんによると、船が大き
無職男性、莫大な金銀財宝を掘り当てる…7世紀のイギリス七王国時代のもの イギリスで55歳の男性が農地を掘っていたら、7世紀頃のアングロ・サクソン時代の財宝が出土したそうです。 使用されている金だけで5kgという、まさに目もくらむような金銀財宝を掘りあてたものの、その莫大な量を見て怖くなり、あわてて専門家に調査を依頼したとのことです。 イギリス中部のバーントウッドに住むテリー・ハーバートさんは、今年7月に近所の農地を金属探知機で調べていました。 18年前から金属探知を趣味にしていると言うテリーさんは、7月に財宝を発見、最初の5日間は自力で発掘していましたが、あまりの量に専門家に任せることにしたそうです。 これらの財宝は、7世紀頃にゲルマン系であるアングロ・サクソン人がイギリスへ侵入して建国し、7つの王国が覇を争った七王国時代のものとみられています。 日本で言うと聖徳太子や大化の改新の時代。当
ロマン・ポランスキー監督 【パリ=国末憲人】映画「戦場のピアニスト」などで知られるポーランドのロマン・ポランスキー監督(76)が訪問先のスイスで警察当局に拘束されたと、スイスのメディアが27日伝えた。同監督は米国で未成年者を暴行した容疑で1977年に拘束されたが、その後逃亡していた。 チューリヒからの報道によると、24日から始まったチューリヒ映画祭で作品が回顧上映されるのを機に、同監督は現地入り。拘束されたのは26日で、映画祭事務局が認めた。米当局の要請に基づくという。 同監督は77年、写真撮影を名目に連れ出した13歳の少女に暴行したとして、ロサンゼルスの当局に逮捕された。しかし、翌年欧州に逃亡。以後、米国に足を踏み入れないまま映画製作を続け、03年には「戦場のピアニスト」で米アカデミー監督賞を受賞した。
4月28日に開幕した横浜開港150周年を祝うイベント「開国博Y150」(横浜開港150周年協会主催)が27日、閉幕した。153日間の会期で500万人の有料入場者数を見込んでいたが、約4分の1の約120万人にとどまり、出資した市の責任を問う声が高まりそうだ。 27日夜に横浜市中区のメーン会場ベイサイドエリアで開かれた閉会式には林文子市長らが参加。最後の入場者らを見送った。 開国博は市の補助金約82億円を含む約157億円の総予算をかけたが、有料入場者収入は開幕前に見込んだ45億円に対し、8月末段階で24億円にとどまった。市議会などからは会期中に辞任した中田宏・前市長の責任を問う意見、批判が上がっている。
【ワシントン=勝田敏彦】米厚生省は24日、エイズワクチン2種類を組み合わせてタイで行われた臨床試験(治験)で、感染を3割防ぐ効果があったとの結果を発表した。エイズワクチンで一定の有効性を示す治験結果が出たのは世界で初めて。 タイ保健省と米軍などが協力して03年に始まった治験には、18〜30歳の男女1万6千人以上が参加。ほぼ半数ずつ、仏サノフィ・パスツール製のワクチンと米GSIDのワクチンを接種したグループと、偽薬を接種したグループとに分けて比較した。 その結果、偽薬接種のグループの74人がエイズウイルスに感染したが、ワクチン接種のグループの感染は51人で、31%に予防効果があるとわかった。 米国立アレルギー・感染症研究所のファウチ所長は「試験的なワクチンが初めて、ある程度の予防効果を示した。働きについては今後の研究が必要だが、この分野での大きな一歩といえる」と述べた。ただ、今回のワク
大脳の表面にも新たに神経細胞を作り出す特殊な細胞があることを、国立循環器病センターなどのチームが明らかにした。この細胞は神経細胞の元になる「神経幹細胞」と考えられ、脳が修復される可能性もあるという。24日付の米専門誌ストローク電子版に掲載される。 大人になると脳の神経細胞は増えないとされている。ただ、脳の奥深くにある海馬などには神経幹細胞が存在し、嗅覚(きゅうかく)と記憶にかかわる神経細胞だけが新たに作られると考えられてきた。 同センターの柳本広二(やなもと・ひろじ)脳血管障害研究室長らは、特殊な「電位の波」が海馬などの神経幹細胞を刺激し、新たな神経細胞が作られることに着目。塩化カリウムを注入することで人為的にこの電位の波を作り出し、ラットの脳を調べた。 その結果、48時間刺激を与え続けると大脳の表面の細胞が分裂を始め、脳内部に潜り込んでいった。6日後には内部で若い神経細胞が見つかっ
「利益を追う証券マンと、安全を守るパイロットとの文化の違いに戸惑いました」と語る千葉俊太郎さん(右)。同期の石田有一さん(中)、熊谷寛太さん(左)と夢に挑む=沖縄・下地島 日本航空系のJALエクスプレス(JEX、拠点・大阪)が社会人にも門戸を開いたパイロットの自社養成制度で、初年度の訓練生たちがまもなく副操縦士としてデビューする。証券マン、コーヒー店員、新聞社アルバイト……。経験を糧に、大空に舞う。 8月下旬、沖縄・下地島。サトウキビ畑に轟音(ごうおん)を響かせ、最新鋭の小型ジェット機が着陸すると、再び加速して浮上した。宮古島の西約10キロの小さな島にある、訓練用の空港だ。日本の操縦士のほとんどが、ここで離着陸の技術を身につける。 気温31度。訓練生の千葉俊太郎さん(31)はこの日、8度の離着陸をこなした。06年春に入社後、座学やシミュレーター、海外での小型機飛行などを重ね、8月から
ドイツ・ベルリン(Berlin)にある動物園の飼育施設の中でじっと見つめるカラカルの赤ちゃん「リリー(Lilly)」(2009年9月25日撮影)。(c)AFP/DDP/MARGARETHE WICHERT
デンマークのコペンハーゲン(Copenhagen)にある人魚姫の像(2002年8月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/ERIC BARADAT 【9月27日 AFP】デンマーク政府観光局がインターネット上に投稿した観光振興目的の動画に対し、「観光振興というより性の乱れを増長するもの」と国内で怒りの声が上がり、責任者が辞任する事態になった。 問題の動画は、赤ちゃんを抱いたブロンドの若い女性が、この赤ちゃんの父親を捜していると訴えるという内容。Augustという名前の赤ちゃんの父親は、ある夜偶然に出会い一緒に酒を飲んだ外国人観光客の男性で、「出身がどこか覚えていないし、名前すら思い出せない」と女性は話す。 この動画をめぐり国内メディアから激しい非難をあびた動画制作の責任者、ドルテ・キーラリッチ(Dorte Kiilerich)氏は、「この動画は、ある女性がすてきな甘い思い出を語るという設定だ」
ベネズエラのマルガリータ島(Margarita island)のホテルで、手を振るリビアの最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐(2009年9月25日撮影)。(c)AFP/Juan BARRETO 【9月26日 AFP】23日の国連総会(UN General Assembly)で、リビアの最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐が行った冗長な一般討論演説が出席者の忍耐力を試すものだったとすれば、大佐の同時通訳者に思いをはせてみよう。 米ニューヨーク・ポスト(New York Post)紙によると、リビアの同時通訳者はカダフィ大佐の演説を1時間以上にわたり通訳していたが、演説が75分にさしかかったとき、「もう耐えられない!」と叫んで投げ出したという。 国連総会での演説は最大15分と決められている。 その後、この緊急事態を目撃した国連のアラビア
アイスランド・レイキャビク(Reykjavik)北のHvalfjsrour沖で捕獲された重さ35トンのナガスクジラを解体する捕鯨関係者(2009年6月19日撮影)。(c)AFP/Halldor Kolbeins 【9月27日 AFP】(一部訂正)アイスランドの捕鯨会社、クバルル(Hvalur)の最高経営責任者クリスティアン・ロフトソン(Kristjan Loftsson)氏は25日、主に日本に向けて鯨肉1500トンを輸出する計画であることを明らかにした。 同社は今季125頭のナガスクジラを水揚げし、1500トンの輸出可能な冷凍鯨肉があるという。 アイスランドは2009年漁期のナガスクジラの捕鯨枠を前年の9頭から150頭へと大幅に拡大した。アイスランドで唯一、ナガスクジラの捕鯨が認められている同社は25日に2頭を水揚げし、5月26日に始まった2009年漁期の捕鯨を終えた。 環境保護団体グリー
早稲田大投資サークルOBらのデイトレーダーグループによる相場操縦疑惑で、証券取引等監視委員会は、リーダーの男(27)ら数人を金融商品取引法違反(相場操縦)容疑で東京地検特捜部に今週中にも告発する方針を固めた。告発を受け、特捜部はグループの取引実態の解明を進めるとみられる。 捜査関係者らによると、このグループは実際に買う意思がないのにインターネット上で大量の買い注文を入れ、注文が確定する前に取り消す「見せ玉(ぎょく)」という手口を使い、株価を不正につり上げていた疑いが持たれている。株価が上昇する度、あらかじめ買ってあった株を売り抜け、数年間で10億円以上の利益を上げていたとされる。 グループは遅くとも03年ごろから、早大投資サークルを通じて知り合ったメンバーらで活動を始め、当時から不正取引を繰り返していた疑いがあるが、監視委は今回、計1000万円弱の利益を得ていた東証1部上場企業の二つの銘柄
展示されたドイツ製のディーゼルエンジン=兵庫県尼崎市長洲東通1のヤンマー尼崎工場で2009年9月25日午前11時00分、中里顕撮影 【兵庫】尼崎市とドイツのアウクスブルク市が姉妹都市提携を結んで50年を迎えたのを記念し、同市長洲東通1のヤンマー尼崎工場で25日、現存するものとしては世界最古とされるドイツ製ディーゼルエンジンの見学会が開かれた。見学者たちは、感心した様子で重厚感あふれるつくりを楽しんだ。 今回見学会で用意されたディーゼルエンジンは1899年、ドイツのマン(MAN)社アウクスブルク工場で製作されたもの。ヤンマーの初代社長・山岡孫吉がディーゼルエンジンの発明者でドイツ人博士のルドルフ・ディーゼル氏の生誕100年周年を記念し、アウクスブルク市内の公園に石庭苑を寄贈したところ、感謝の意を込めてマン社からヤンマーに贈呈された。ヤンマーによると、世界で2台しか現存していない貴重なエンジン
セブン―イレブン・ジャパンが発売するチルド弁当 コンビニエンスストア最大手のセブン―イレブン・ジャパンは、売れ残りの食品廃棄を減らすため、店頭での販売期間がこれまでより1.5〜6倍長い弁当や総菜を10月中旬から順次、首都圏の店で販売する。来春には全国に広げ、食品廃棄量の1割減をめざす。 主力商品は、5度以下で冷蔵保管し、レンジで温めて販売する「チルド弁当」。20度前後で売る従来の弁当の販売期間は製造から15時間だが、チルド弁当は61〜85時間。冷蔵状態を維持することで期限を延ばした。 冷やしてもごはんが硬くならないように炊き方を工夫し、味も従来の弁当と変わらないという。「五目中華丼」や「つゆだく牛丼」などで、税込み価格は400円程度になる見込み。 このほか、容器の中の空気を抜くことで従来の2倍に保存性を高めた煮込みハンバーグなどの「スチームパック総菜」(400円程度)や、枝豆などの
1. はじめに 川辺川ダム問題に関する私の見解を申し述べます。 熊本県政は4月16日、夢に向かってスタートを切りました。「大きな可能性を爆発させ、『躍動し、飛躍する県』に変えていく、そして県民の幸福量の最大化を目指す」というのが蒲島県政の夢です。 そのために、どうしても解決しなければならないのが、川辺川ダム問題です。ただ、ダム問題の本質を理解することなく、拙速に結論を出すことは無責任であるとの思いから、選挙中、他の候補者の方々がダム建設反対を表明される中で、半年間の猶予をいただき、9月議会において、私の態度を表明することを県民の皆様にお約束いたしました。 私にとってこの数ヶ月間は、極めて貴重であったと同時に、苦悩に満ちた時間であったと、いま改めて思います。それは、この問題が、人命の危険や、自然・環境に対してどう向き合うのかという人間社会のあり方を問う、極めて今日的な問題であり、言い換えれば
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