ロシアの首都モスクワで、ウラジーミル・プーチン大統領と会談後に会見したオーストリアのカール・ネハンマー首相(2022年4月11日撮影)。(c)Natalia KOLESNIKOVA / AFP 【4月11日 AFP】(更新)オーストリアのカール・ネハンマー(Karl Nehammer)首相は11日、ロシアの首都モスクワを訪問し、同国のウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と会談した。欧州首脳とプーチン氏との直接会談は、ロシアのウクライナ侵攻後では初めて。 ネハンマー氏は会談後の記者会見で、プーチン氏は「戦争の論理にすっかり入り込んだ」と指摘。外交努力の見通しについて「楽観的か悲観的かと問われれば、どちらかというと悲観的だ」とし、「和平交渉は常に長い時間がかかるものである一方、軍事的論理では『あまり時間はかけずに直接戦闘に突入しろ』となる」と説明した。 だが会談後、欧州