予想に反することなく、出生率の低下傾向は2025年も続いた。フランスの合計特殊出生率は女性一人当たり1.56で、出生数は前年に比べて2.1%減少。長い間ヨーロッパにおける例外的存在だったフランスだが、ついに第二次世界大戦後初めて出生数が死亡数を下回ったのだ。 しかし、出生率の低下は西洋だけの問題ではない。2025年に出版された書籍『人口爆発のその後』(未邦訳)のなかで、米テキサス大学オースティン校の準教授で経済学者・人口学者のディーン・スピアーズとマイケル・ジェルーソは、人類の人口がここ数十年のうちにピークを迎えるだけでなく、もし現在の傾向が続くならば、その後は筆舌に尽くしがたい激減を経験することになるだろうと書いている。 仏「レクスプレス」誌の独占インタビューにおいて、共著者の一人ディーン・スピアーズは、人口学に関する多くの既成観念を問い直し、このような急速な人口減少がいかに懸念すべき事

