1966年完成、初の量産モデル 今度はなくならないように… 未来技術遺産にも登録 今年は、プラネタリウムがドイツで誕生してから100年です。それを記念して、現存するコニカミノルタ製最古のプラネタリウム投影機が、東京の有楽町で展示されています。当時は画期的だった「キラメキ装置」が搭載されている半世紀前の国産プラネタリウム。東京で展示されることになった経緯を取材しました。(朝日新聞デジタル企画報道部・小川詩織) 1966年完成、初の量産モデル 実はプラネタリウムの設置数が世界2位で、大手メーカーが3社も集う「プラネタリウム大国」の日本。大手メーカーの一つ、コニカミノルタプラネタリウムは、前身の千代田光学精工だった1958年、国産のプラネタリウム投影機を完成させました。 できたばかりの国産プラネタリウムは、兵庫県西宮市の遊園地・阪神パークで開かれた科学大博覧会で披露されました。 披露されたのは「
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