素朴だから美しい「物語」 五島列島は九州の最西端、長崎県の西方海上約100㎞に位置し、北東から南西へおよそ80㎞(男女群島まで含めると150㎞)にわたって大小140あまりの島々が連なっています。自然海浜や海食崖、火山景観など複雑で変化に富んだ地形は、ほぼ全域が西海国立公園に指定されています。 五島列島は、古くから大陸との交流拠点として栄え、遣唐使、倭寇等の歴史的遺産や神社仏閣、教会など文化的遺産も数多く存在しています。特にキリスト教伝来以降、禁教期には潜伏キリシタンとして密かに信仰を続けてきた歴史があり、長崎県・熊本県にある12のキリスト教関連資産で構成する「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は2018年、世界文化遺産に登録。五島列島には4つの構成資産があります。 「五島列島キリシタン物語」は4つの構成資産を巡り、自然の美しさや食文化、島の人々の営みにもふれる2泊3日の旅(島発着ツア
