健康への影響に関する国際的な評価は、『短期的影響は国際的なガイドラインを守っていれば大丈夫、長期的影響は科学的証拠が不十分』というものです。 『電磁過敏症』は、電磁波が原因という根拠はないと評価されています。 〔短期的影響〕 ○ 高レベルの磁界を浴びると、神経・筋肉への刺激等の生物学的影響が生じる(科学的に解明済みである)。 ○ 国際的なガイドライン(ICNIRP等)を守っていれば悪影響はない。 〔長期的影響〕 ○ 小児白血病に関する証拠は、因果関係と見なせるほど強いものではない(疫学的には弱い関連性が認められるものの、生物物理学的証拠は認められていない)。 ○ 小児白血病以外の病気に関する証拠は、小児白血病についての証拠よりもさらに弱いか、因果関係がないことを示唆している。 〔「ファクトシートNo.322」、環境保健クライテリアNo.238」(2007年6月)〕 〔電磁過敏症〕 ○ 電磁