ペットブームのなか、人間たちの都合で危険に追い込まれる動物たち。神奈川は動物の「殺処分ゼロ」を目指しています。命を救い、重みを伝える啓発はどうあるべきか。現場を報告します。
米国テネシー州で飼育されているアメリカアカオオカミのルビー。野生に放った際に生存率を高めるため、多くのアメリカアカオオカミが事前にこのような類似環境で育てられる。(Photograph by Jessica A. Suarez, Nat Geo Image Collection) 米国に生息するアメリカアカオオカミ(Canis rufus)は、世界で最も絶滅に近いオオカミだ。1980年には野生での絶滅が宣言され、その後、飼育下の個体を野生に放つ取り組みが続けられてきた。 2022年2月~4月、米国魚類野生生物局が長年取り組む回復プログラムの一環で、合計10頭のアメリカアカオオカミが、飼育下からノースカロライナ州の野生動物保護区に放たれた。これによって、野生下にあるアメリカアカオオカミの数は、ほぼ倍の20頭になった。 この取り組みは、センサー付きカメラを通じて世界中に配信され、自然保護団体は
バハマのエグズーマ島に生息するバハマツチイグアナ。Company of Biologists提供(2021年5月撮影、22年4月21日公開)。(c)AFP PHOTO /Erin Lewis / The Company of Biologists 【5月3日 AFP】カリブ海(Caribbean Sea)の島国バハマの離島に生息する絶滅危惧種のイグアナが、エコツーリズムで訪れた観光客に与えられたブドウによって甘党かつ高血糖になっているとの研究結果が4月21日、発表された。 エグズーマ諸島(Exuma Islands)に生息するバハマツチイグアナは、観光客にもらうブドウが大好物になり、船が近づく音を聞きつけると浜辺に殺到する。米シェッド水族館(Shedd Aquarium)のチャールズ・ナップ(Charles Knapp)氏によれば、エコツアーを主催する旅行業者にとって、餌やりは野生動物を間
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3Dの富士山のまわりに鹿やタヌキのアイコンが浮かび上がる不思議なサイト。回転やズームもできるデジタル地球儀は「野生動物の交通事故死」を記録したものです。地元の研究者が集めた記録を、データの可視化に取り組む専門家が形にしました。 1年半で177件を確認 山梨・静岡両県の富士山麓(さんろく)では、早朝、車を走らせていると、車にひかれた動物たちと道路で出くわすことは珍しくありません。昨年11月までの1年半の間に、野生動物の交通事故死が、確認できただけで177件起きていました。 交通事故死を調べたのは、山梨県富士河口湖町の環境保全団体「富士山アウトドアミュージアム」です。ミュージアム主宰の舟津宏昭さん(42)らが午前5時ごろから毎日のようにパトロールに出かけ、両県の国道138、139、469号とその周辺の県道などを車で回り、交通事故に遭った動物の種類、場所、動物の状態などを記録しました。 2014
歩道で寒そうに身を縮めるメジロ=10日、豊見城市嘉数(提供) 豊見城市内の路上で撮影された、ある写真がツイッター上で話題となっている。写真に写るのは、道ばたで身を縮めた1羽のメジロ。写真には「どうしよう…。歩道で寝てる…。あとめっちゃかわいい」との言葉も添えられた。投稿したのは、那覇市在住の「国場のポッチャ」さん(37)。10日午後3時ごろに撮影し、投稿。翌11日午前11時ごろには、スマートフォンの通知が鳴りやまないほど、ツイッター上で拡散された。 「ONLINE2021おきなわマラソン」にチャレンジするため、豊見城市内をジョギングしていたというポッチャさん。10日は、県内各地で今季最低を記録した9日に続き、冷え込んだ。気象庁の記録によると、この日の那覇市の平均気温は13.4度。ポッチャさんが走っている間、汗もかかないほど寒かったという。 歩道で寒そうに身を縮めるメジロ=10日、豊見城市嘉
ウサギの島として有名な瀬戸内海の無人島に異変が起きている。ぴょこぴょこと愛らしく駆け寄ってくる野生アナウサギの姿が減っているのだ。新型コロナウイルスの影響で、餌をやりに来る観光客が激減。島を所管する環境省は、900匹以上いたのが自然淘汰(とうた)され、一部は生息域を山中に移したと推測している。 広島県竹原市の大久野島。2020年12月中旬、船から下りると、さっそく5匹ほどが寄ってきた。ふわふわと毛艶は良く、巣穴をのぞくと子ウサギの姿も。餌不足で飢えているようには見えない。 しかし、福岡県から年に数回は訪れるという大久野島ファンの50代男性は「8カ月前に来た時に比べると、3分の1程度しかいない」とつぶやいた。宿泊施設「休暇村大久野島」によると、20年の来島者数は前年からおよそ半減した。 この記事は有料記事です。 残り353文字(全文700文字)
「散歩中の犬たちが抱き合って離れようとしない…」子犬の頃に生き別れた兄妹だった イギリスで犬の散歩をしていた2組の飼い主は、愛犬同士が見たことが無いほど興奮して抱き合う姿を見て驚きました。 毛色は白と黒で対照的ですが、見た目はそっくり……。 実はこの2匹、実の兄妹だったのです。 デービッドとロージーは、コッカプー犬(※)の1歳。 (※アメリカン・コッカー・スパニエルとプードルのミックス) それぞれの飼い主は、見た目がそっくりな愛犬たちが抱き合う姿を見て話しあったそうです。 その結果、2匹は兄妹で、ブリーダーに確認すると子犬のころはいつも一緒に過ごしていたことがわかりました。 10か月ぶりの再会でした。 飼い主たちはコロナ渦が収束したら、定期的に会うことを約束しているのだとか。 赤ちゃんのときに生き別れとなっても、兄妹であることはわかるのですね。 関連記事「買い物から戻ったら…車に見知らぬ犬
ゾウが死んだ後に起こること:死骸がハイエナやハゲワシに食べられてなくなるのも自然の営みの一つだ(一部、ショッキングな映像があります)。(解説は英語です) 70年生き、体重は7トンになることもあるアフリカゾウ。ゾウが死ぬと、仲間のゾウたちは集まってきて、数日から数週間、ときには数年間もその死を悼むことがあるという。(参考記事:「ゾウは取り乱した仲間を慰める」) ただし、ゾウにとっての死は、ほかの動物にとっては生存を意味する。ゾウが息絶えると、ハイエナやハゲワシといった腐肉食動物たちが、その死骸を数日で骨だけにしてしまう。数百万カロリーを死骸から得る動物の中には、絶滅危惧種となっているものもいる。大きなゾウは死んでも、そこから別の生命に受け継がれていくのが自然の摂理だ。 ナショジオ ワイルドのテレビ番組「サファリライブ」(ワイルドアースメディア制作)の撮影クルーは最近、南アフリカで死んだゾウの
【動画】撮影時、イラク・ナーシリーヤの気温は摂氏44度まで上がった。このハチは巣内の温度を下げるために、水が必要だったのだろう。(解説は英語です) 動物には水が必要だ。大きな哺乳類も小さな昆虫も、地上の生物は水がなければ死んでしまう。 ハチも例外ではない。映像は、イラクの都市ナーシリーヤで撮影されたもの。水滴がしたたり落ちるホースとその周りを飛ぶハチが映っている。見たところ、ハチはしずくをつかもうとしているように見える。ただ、重くて受け止めきれないようで、しずくとともに落下する。すぐに、しずくを離れると、またホースの先に戻り、同じ動作を繰り返す。 賽(さい)の河原で石を積むようなむだな行動を繰り返しているように見えるが、実際は違う。スロー動画で分かるように、ハチはこうやって水を得ているのだ。 「ハチが水を飲む光景は、よく見られます」と、米ミシガン大学生態学と進化生物学教授のエリザベス・ティ
浜辺に漂着した折りたたみ式のイス、そしてウミガメの死骸。環境保護団体が7月14日、フェイスブックに投稿した衝撃的な写真が衝撃を広げている。 死骸は、最も深刻な絶滅の危機にある「ケンプヒメウミガメ」のもの。折りたたみ式イスの紐が、首に巻き付いていたという。写真を投稿したウミガメの保護団体「フォート・モーガン・シェア・ザ・ビーチ」のデビー・ハービン氏は、それがウミガメの死因だと考えている。 ハービン氏は「浜辺にイスを置き去りにしても何の害もない、そんな風に考える人が多すぎます。このイスはカメの首に巻き付いていました。こんなショッキングな写真をお見せして申し訳ないのですが、本当に怒りがわいてきたので」とフェイスブックに書き込んでいる。
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