JR中央線の車内で、乗客の服に火をつけたとして、警視庁新宿署は8日、自称東京都小金井市緑町、派遣社員浜口忠与容疑者(36)を建造物等以外放火の疑いで現行犯逮捕した。 発表では、浜口容疑者は8日午前0時35分頃、新宿―大久保駅間を走行中の中央線下り電車内で、乗り合わせた男子大学生(20)の背中に、持っていたライターで火をつけた疑い。その場で乗客らに取り押さえられた。男性は着ていたダウンジャケットに穴が開いたが、けがはなかったという。 浜口容疑者は容疑を認め、男子大学生の服が当たって邪魔だったとして「火をつければ、離れると思った」と供述しているという。